第17回地球流体力学研究集会「地球流体における波動と対流現象の力学」
九州大学応用力学研究所の共同利用事業の一つとして、下記のような研究集会を
開催致しますのでご案内申し上げます。
研究集会代表者 新野 宏(東京大学 大気海洋研究所)
日 時: 2016年3月1日(火)~3月2日(水)
会 場: 九州大学筑紫キャンパス 応用力学研究所 6階 多目的研究交流室(W601)
Tel. 092-583-7240(世話人 和方)
https://www.riam.kyushu-u.ac.jp/ (HP参照)
プログラム
3月1日(火)
13:00-13:10 代表者挨拶 新野 宏(東京大学大気海洋研究所)
13:10-13:40 平田 英隆(九大院理), 川村 隆一(九大院理),
加藤 雅也(名大宇宙地球環境研),篠田 太郎(名大宇宙地球環境研)
暖流域からの潜熱/顕熱供給に対する急速に発達する南岸低気圧の感度実験
13:40-14:10 栃本 英伍(東大AORI), 新野 宏(東大AORI)
竜巻を生ずる温帯低気圧の構造と環境場の特徴
14:10-14:40 山崎 哲(JAMSTEC), 伊藤 久徳(九大院理), 直江 寛明(気象研)
2010年夏のロシア・ヨーロッパブロッキングの持続メカニズム研究
14:40-15:10 佐久間 弘文(APL/海洋研究開発機構)
“傾圧不安定波”による顕熱および西風運動量の南北輸送再考
15:10-15:30 Break
15:30-16:00 辻 宏樹(九大院理), 伊藤 久徳(九大院理), 中島 健介(九大院理)
初期渦の構造が台風を模した渦の大きさの変化に与える影響
16:00-16:30 伊藤 純至(気象研究所/東大AORI), 大泉 伝(海洋開発研究機構), 新野 宏(東大AORI)
台風全域LESで再現された台風境界層の微細構造
16:30-17:00 三村 和男(東海大教養)
回転水槽室内実験によるスーパー・ローテーション
17:00-17:30 岩山 隆寛(神戸大理), 渡邊 威(名工大工)
一般化された2次元流体系の強制散逸乱流におけるエンストロフィー慣性領域の力学
17:30-18:00 伊賀 啓太(東大AORI)
円筒水槽内の回転する底面上の軸対称流の理論解析と実験データによる検証
18:10- **懇親会**
場所:福利厚生施設内(ビスタホール)食堂「ぞんね」
3月2日(水)
9:30-10:00 神田 雅浩(九大院理), 中島 健介(九大院理)
理想化された大気大循環モデルの赤道海水温異常への応答
10:00-10:30 青木 邦弘(東大院理), 升本 順夫(東大院理)
海洋中規模渦が作り出すレイノルズ応力について
10:30-11:00 水野 信二郎(元広島工大)
風波と水平シアーの相互作用によるLangmuir循環流の実験結果と
Craik-Leibovich理論によるその解釈
11:00-11:20 Break
11:20-11:50 野田 暁, 清木 達也, 佐藤 正樹, 山田 洋平, 宮本 佳明(海洋研究開発機構, 理研計算科学研究機構)
NICAMによる上層雲の温暖化応答研究と新たな超高解像度雲-放射モデルの開発
11:50-12:20 高木 征弘(京産大理),杉本 憲彦(慶応大法学部日吉物理学教室),
安藤 紘基(JAXA), 松田 佳久(東京学芸大)
金星大気の熱潮汐波と大循環
12:20-12:50 松田 佳久(東京学芸大), 平澤 卓哉(東京学芸大), 高木 征弘(京産大),
安藤 紘基(JAXA)
金星大気の気象力学