電子情報委員会の榎本です。
皆さん情報収集をどのようにされているでしょうか。様々なウェブサイトを巡回するのは,時間がかかり大変です。そこで更新情報を一覧にするRSSという仕組みが考案されています。
Yahoo Japan!などのポータルサイト,マスコミ,官公庁,企業のサイトはもちろん,ジャーナルのサイトにもRSSは導入されています。いくつか例を挙げてみます。
- Yahoo!ニュースRSS一覧
- NHKニュース
- 気象庁
- 文部科学省 新着情報に「RSS購読」
- NASA
- 関西電力
- 気象集誌 SOLA: Journal Toolsの「RSS feed」
- QJRMS: Journal Toolsの「Get RSS feed」
日本気象学会のウェブサイトにも右下に「新着情報」,「公募案内」,「刊行物」のRSSがあります。RSSはお知らせが掲載されると,自動生成されるため,RSSを購読していれば直ちに更新情報が得られます。
どのようにRSSを購読すれば良いのでしょうか。IE, FirefoxなどのウェブブラウザやThunderbirdなどのメールクライアントにはRSS購読機能があります。Macでは,以前はRSS購読機能がありましたが,一旦廃止されました。YosemiteやiOS 8のSafariでは「共有リンク」として復活してます。
パソコン,タブレット,スマートフォンなど複数の機器をお使いの会員も多いかと思います。その場合は,購読を一緒で管理でき,未読・既読が同期されるオンラインのRSSリーダーが便利です。私はFeedlyというサービスを使っていますが,ほかにもあるようです。
RSSの購読には,メールアドレスなどの登録は必要ありません。(オンラインのRSSリーダーには,会員登録が必要です。)Twitterでの情報収集も盛んに行われているようですが,Twitterでは何を購読しているか原則公開されています。RSSではそのようなことはありません。(オンラインのRSSリーダーには,ソーシャル機能が付いているかもしれませんので,設定を確認しましょう。)
電子情報委員会から見ると,RSSはメールアドレスを管理する必要がないので負担が少ないです。RSSは会員の皆様にとっても,電子情報委員会にとっても都合の良い仕組みですので,是非ご活用いただけますようにお願いいたします。