NHK番組アーカイブス学術利用トライアル 2016年度第1回トライアル募集

NHKでは、アーカイブス保存の番組コンテンツの研究利用をしていただくトライアルへの参加者を募集しています。公募の採択研究者は、東京ではNHK放送博物館、大阪ではNHK大阪放送局の閲覧コーナーで、ご希望のNHK保存番組を研究用に閲覧することが出来ます。

<2016年度第1回 トライアル>

  • 閲覧利用期間 2016年3月~5月 (一組 最大20日間利用可)
  • 募集対象者 大学または公的研究所に所属する研究者、大学院生
  • 募集期間 2015年10月~12月 (25日締切)
  • 募集研究数 放送博物館 6件、大阪放送局 3件

※第2回 トライアルは 募集: 2016年1月~3月、閲覧: 6月~8月の予定です。

詳しくはNHK学術利用トライアルのホームページをご覧ください  http://www.nhk.or.jp/archives/academic/


(NHKホームページより抜粋)

NHKアーカイブスの「公開」の取り組み

図:NHKアーカイブスの「公開」の取り組み

これまで放送された膨大な数の映像や音声のコンテンツは、貴重な文化資産です。NHKアーカイブスはそれを次世代に伝えるために、最新のシステムでコンテンツの一元的な保存を行い、放送を中心に多彩な形で活用を進め、そして「番組公開ライブラリー」をはじめ、視聴者への様々な「公開」に取り組んでいます。その「公開」事業の一環として、学術利用トライアルの試行運用が行われています。

学術利用トライアルは、NHKがこれまで放送し、NHKアーカイブスで保存している番組を大学などの研究者に見ていただき、学術的に利用する方法を検討するプロジェクトです。公募で採択された研究者には、東京のNHK放送博物館またはNHK大阪放送局の研究閲覧室で、研究テーマに沿った番組を選んで閲覧し、その成果を研究論文や学会発表などにつなげ、放送文化の発展に貢献していただきたいと考えています。このプロジェクトは2010年からスタートし、これまで66組の研究者の方々が参加しています。
 2015年10月からは、応募から審査までをオンライン化するなどしてスピードアップを図って、公募の回数を年4回に増やし、より多くの研究者の方々が参加できるように運営を改めてスタートします。時代を記録してきたNHKの放送番組を、新しい視点で視聴し、NHKアーカイブスから新たな知見を切り開いてみませんか。積極的な参加をお待ちしています。

施設風景

閲覧できるコンテンツについて

テレビ草創期のものから最近のものまで、NHKが過去に放送した様々なジャンルのあらゆるテレビ・ラジオ番組、約65万本が閲覧できます。

※ニュースは閲覧対象外です。
※NHKが組織的な保存を始めた1981年以降のものが中心で、過去に放送された番組全てがあるわけではありません。