気象集誌からのお知らせと 2016年12月号の新着情報

日本気象学会会員の皆様 

気象集誌 (Journal of the Meteorological Society of Japan; JMSJ) 2016年12月号が公開されました。 
JMSJ の新着情報をお知らせします。 

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JMSJの2016年12月号掲載論文の電子版が公開されました [New]
□J-STAGEにおける被引用情報の表示について [New]
□アクセス情報・被引用情報のランキング [New]
□J-STAGEでの早期公開 
□特別号の投稿の受付 
□Noteへの投稿のお勧め 
□投稿料の減免について 
□Graphical Abstract および日本語要旨について 
□JMSJからの情報発信 
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JMSJの2016年12月号掲載論文の電子版が公開されました [New]

JMSJ 2016年12月号のページ: https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jmsj/94/6/_contents 

2016年12月号掲載論文一覧 

= Articles = 

– Ota, Y., and R. Imasu, 2016: CO2 Retrieval using thermal infrared radiation observation by Interferometric Monitor for Greenhouse Gases (IMG) onboard Advanced Earth Observing Satellite (ADEOS). J. Meteor. Soc. Japan, 94, 471-490. 
http://doi.org/10.2151/jmsj.2016-027 
http://jmsj.metsoc.jp/GA/JMSJ2016-027.html 

太田芳文・今須良一: 地球観測プラットフォーム技術衛星(ADEOS)搭載温室効果気体センサ(IMG)による熱赤外放射観測を使ったCO2解析 
日本語要旨: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jmsj/94/6/94_2016-027/_article/supplement 

– Kitamura, Y., 2016: Improving a turbulence scheme for the terra incognita in a dry convective boundary layer. J. Meteor. Soc. Japan, 94, 491-506. 
http://doi.org/10.2151/jmsj.2016-028 
http://jmsj.metsoc.jp/GA/JMSJ2016-028.html 

北村祐二: 乾燥対流混合層におけるterra incognita(未開の地)に向けた乱流スキームの改良 
日本語要旨: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jmsj/94/6/94_2016-028/_article/supplement 

– Inoue, H. Y., K. Kusunoki, K. Arai, N. Ishitsu, T. Adachi, S. Yoshida and C. Fujiwara, 2016: Structure and evolution of misovortices observed within a convective snowband in the Japan Sea coastal region during a cold-air outbreak on 31 December 2007. J. Meteor. Soc. Japan, 94, 507-524. 
http://doi.org/10.2151/jmsj.2016-029 
http://jmsj.metsoc.jp/GA/JMSJ2016-029.html 

猪上華子・楠 研一・新井健一郎・石津尚喜・足立 透・吉田 智・藤原忠誠: 2007年12月31日寒気吹き出し時に日本海沿岸で観測された対流性降雪バンド内のマイソスケールの渦の構造と発達過程 
日本語要旨:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jmsj/94/6/94_2016-029/_article/supplement 

= Notes and Correspondence = 

– Yatagai, A., and S. Oyama, 2016: Thermospheric nocturnal wind climatology observed by Fabry-Perot interferometers over the Asia-Oceania region. J. Meteor. Soc. Japan, 94, 525-536. 
http://doi.org/10.2151/jmsj.2016-026 
http://jmsj.metsoc.jp/GA/JMSJ2016-026.html 

谷田貝亜紀代・大山伸一郎: ファブリ・ペロー干渉計により観測されたアジア・オセアニア地域の夜間熱圏風の気候場 
日本語要旨:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jmsj/94/6/94_2016-026/_article/supplement 

□J-STAGEにおける被引用情報の表示について [New]

J-STAGEは11月にシステムが改善され、各論文の被引用情報の表示が改善されました。
各論文の被引用状況については、各論文のページの Cited-By のタブに表示されます。
例えば、以下の論文の引用状況をごらんください。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jmsj/93/1/93_2015-001/_article/cited-by

これに関する情報は JSTAGE のホームページにアナウンスされました。

https://www.jstage.jst.go.jp/pub/html/pdf/AY04S520.files/hiinyou161128.pdf

□アクセス情報・被引用情報のランキング [New]

JMSJでは各月のアクセス情報を Most Accessed Articles として公開しています。

http://jmsj.metsoc.jp/most_accessed/index.html

また、各年1年を通じたアクセス数についても集計をしています。
2016年の集計はまもなく公開されますが、2015年については、下記のページに表示しています。

http://jmsj.metsoc.jp/most_accessed/2015_except_unusual.html

これらは J-Stage のアクセスログレポートを集計したものです。オリジナルのレポートファイルは下記からダウンロードできます。

http://jmsj.metsoc.jp/most_accessed/access_report/index.html

また、JMSJ論文の被引用数について、Web of Science での統計情報を半年に一度アップデートして公開しています。

http://jmsj.metsoc.jp/most_cited/index.html

□J-STAGEでの早期公開 

JMSJではJ-STAGEの早期公開を行っています。受理論文について、受理後直ちに DOI が発行され、Early Online Release (EOR)が J-STAGE の早期公開ページで公開されます。 

https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jmsj/advpub/0/_contents

EOR論文の情報は、以下のページにまとめています。現在のところ、4月号掲載論文までの情報が記載されています。 

http://jmsj.metsoc.jp/contents/justreleased.html

□特別号の投稿の受付 

JMSJでは現在、以下の特別号の論文の投稿を受け付けています。 
投稿に関心ある方は、各編集委員長にお問い合わせください。 

「静止気象衛星「ひまわり8号」を用いた気象学・気候変動研究」 
“Meteorology and climate change studies by using the geostationary meteorological satellite Himawari-8” 
編集委員長:早坂忠裕(東北大学大学院理学研究科) e-mail: tadahiro@m.tohoku.ac.jp 
投稿案内:http://caos-vl.geophys.tohoku.ac.jp/call_for_papers.html
投稿期限: 2017年4月30日 

□Note への投稿のお勧め 

JMSJ の Notes and Correspondence のカテゴリーでは、速報性のある短報(Note)の投稿を受け付けています。 
Note は査読プロセスを4か月以内に終了することを目標としており、投稿時のページ数は20ページ以内です。 
レターに収まらない図表を含む場合には、Note への投稿をご検討ください。 
詳しくは The Guide for Authors を参照してください。 

http://jmsj.metsoc.jp/GuideforAuthors.pdf 

□投稿料の減免について 

2016年より、JMSJに掲載された論文の第一著者が、掲載後1年以内に第一著者としてJMSJに投稿された場合、投稿料を5万円減免いたします。 
対象の方は、カバーレターに減免の希望について記載をお願いします。 

また、著者の全員が大学、研究機関等研究を本務とする機関に所属していない場合も減免の対象になります。 
詳しくは下記の規程を参照してください。 

https://www.metsoc.jp/teikan/MSJ_kitei_keisairyoumenjo.pdf 

□Graphical Abstract および日本語要旨について 

JMSJ掲載論文について、Graphical Abstract および日本語要旨が利用できます。 

Graphical Abstract: http://jmsj.metsoc.jp/GA/ 

日本語要旨:各論文の Supplementary Material に収めています。 

□JMSJからの情報発信 

JMSJでは以下の情報発信を行っています。どうぞ積極的にご利用ください。 

◆気象集誌ホームページ◆ http://jmsj.metsoc.jp/ 

◆気象集誌フェイスブック◆ https://www.facebook.com/jmsj.metsoc 

◆気象集誌ツイッター◆ https://twitter.com/JMSJ_metsoc 

◆気象集誌 RSS◆ http://jmsj.metsoc.jp/RSS.xml 
Early Online Release, Graphical Abstract, Online Release の新着情報について、RSS を使って発信しています。 
https://www.metsoc.jp/2016/01/21/5774 を参照ください。 

なお、JSTAGE からも新着情報の Alert サービスが利用できます。下記ページを参照に MY JSTAGE にIDを登録をお願いします。 https://www.jstage.jst.go.jp/pub/html/AY04S400_ja.html 

佐藤正樹 
Chief Editor, JMSJ