京都大学生存圏研究所 【研究員公募】気象学を活用したUAVの安全運行

京都大学生存圏研究所では、以下の研究員公募を行っております。

近年発達の著しいUAVの安全運行に関わる気象学の応用に関する研究です。 奮ってご応募ください。

京都大学生存圏研究所 特定研究員公募(気象学を活用したUAV安全運行)

 公募人数      特定研究員(特定有期雇用職員)1名

 勤務場所     京都大学生存圏研究所  (所在地:京都府宇治市五ヶ庄 京都大学宇治キャンパス)

 職務内容     

 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)タフ・ロボティクス・チャレンジ(PI:東北大学・田所諭)では、ドローンに代表されるUAVを気象変化によらず安全に運行できるブレークスルーを目指した研究を進めています。 特にUAVは、急激な風速の変化や構造物の近傍での風の変化の影響を受けやく、微小な気象変化に臨機応変に対応し、安全かつ安定な飛行経路を選択するなどの技術開発が強く求められています。 この問題の解決には、気象学の知識に加えて、リモートセンシング技術や、数値予報モデルを用いた大気状況を把握にもとづき、 適宜最適な運行を行うことなどが解決策として認識されています。 本研究課題ではこの一環といて、風況を観測できる可搬型コヒーレント・ドップラー・ライダーの開発、また、 LESなど詳細な気象予報モデルを駆使して、微細な風況場を予測することを目指した研究を行います。    以下の分野のいずれかに興味があり実際に経験のある方を歓迎します。    

 1.LESなどの微少な気象予報モデル    

 2.レーダーやライダーなどのリモートセンシング    

 これからの有望な輸送手段となることが期待されているUAVの安全・安定運行に 気象学の知見を活用してゆく熱意ある方を募集します。

 資格等   

 ・博士の学位を有する、あるいは採用日までに博士の学位を所得見込みの方。   

 ・上記の研究分野に、熱意を持ち取り組める方。

  雇用期間   

  着任時期:2017年5月1日以降でできるだけ早い時期   

  任期:着任日より2018年3月31日(研究進捗状況および勤務実績により契約更新の可能性あり)

 待遇等   

  勤務形態:専門業務型裁量労働制 (休日:土日曜、祝日、年末年始、創立記念日、夏季一斉休業日)   

  給与等:月額30〜35万円(経験、年齢により考慮)本学給与規定による   

  社会保険:文部科学省共済組合 (健康保険) 厚生年金 、雇用保険および労災保険に加入

 提出書類     

  1.  履歴書(写真貼付、学歴、職歴、賞罰、資格、所属学会および学会活動、その他社会活動等)     

  2.  研究業績リスト(原著論文、著書、総説・解説、その他特筆すべき業績)     

  3.  主要論文別刷り3 編以内 (コピー可)     

  4.  これまでの研究の概要(1,000 字程度)     

  5.  研究に関する着任後の抱負(1,000 字程度)     

  6.  応募者について意見を伺える2 名の方の氏名と連絡先

  7.  応募者の連絡先(住所、電話、E-mail アドレス)

 提出先   

  〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄 京都大学生存圏研究所 古本淳一あて   

  封筒表面に「特定研究員応募書類在中」と朱書きし必ず配達記録の残る方法で送付して下さい。   

  電子メールの場合 Furumoto*rish.kyoto-u.ac.jp (*を@に替えてください)   

  メール受領より3日以内に受領メールを送付します。   

  提出書類をPDF形式の添付ファイル(メール1通10MB程度以内)とし、 Subject欄は「特定研究員応募」と記載してください。   

  提出メールはpdf形式の添付ファイルで送付して下さい。

  応募締め切り

  2017年4月21日(金)必着

 選考方法

  書類審査および面接による

 問い合せ先

  京都大学 生存圏研究所 古本淳一  

  TEL: 0774-389-3812   

  E-mail: Furumoto*rish.kyoto-u.ac.jp (*を@に替えてください)

 その他

  提出されたすべての個人情報は、 選考の目的に限って利用し、 選考終了後は選考を通過した方の情報を除き責任を持って破棄いたします。