気象集誌特集号編集委員会
2015年と2016年に発生した台風によって,日本各地は大きな災害に見舞われた.この2年間の台風の発生時期は例年と違って特徴的であり,通常とは異なる経路を取った台風もあった.そこで,本テーマに関連する講演を2017年度気象学会春季大会の専門分科会で募ったところ,多くの聴衆が詰めかけ,議論も白熱した.本特集号の刊行は,これらの台風に関する最先端の研究をまとめて出版することにより、読者の関心に応えること,そして,研究者や予報官などに整理された知見を提供することで防災・減災に資することを目的とするものである.
対象とする論文
2015-2016年の台風に関する研究成果の論文を中心に募集する.2015-2016年の台風に直接的に関わっていないものでも,関連する話題であれば柔軟に投稿を受け付ける.
投稿要領:
投稿論文は,初出または他に投稿中でないものとし,査読を受けるものとする.その他,論文のスタイル,投稿料なども,気象集誌通常号に準ずる.論文は,気象集誌オンライン投稿システムhttps://mc.manuscriptcentral.com/jmsjから投稿することとする.著者は,当該システムにログイン後,“Author”ボタンを押し,“Author Dashboard”から,“Start New Submission”を選択し,“Begin Submission”ボタンを押すと,“Step 1: Type, Title, & Abstract”のページにたどり着く.そのページの最後で,” Is this manuscript a candidate for a special issue or a special edition?”というプルダウンメニューで”TC2015-2016”を選択していただきたい.詳細な投稿要領は,気象集誌のホームページにあるhttp://jmsj.metsoc.jp/instructions.htmlを参照のこと.
スケジュール(予定):
論文投稿受付開始:2017年8月
論文募集締切:2018年3月
印刷・刊行: 2018年12月
特集号編集委員会:
編集委員長 筆保弘徳(横浜国立大学)
副委員長 伊藤耕介(琉球大学)
事務局長 中野満寿男(海洋研究開発機構)
編集委員 稲津將(北海道大学)
編集委員 梶川義幸(理化学研究所)
編集委員 金田幸恵(名古屋大学)
連絡先:事務局長 中野満寿男
E-mail: masuoATjamstec.go.jp (ATを@に置き換えてください)