女子中高生夏の学校2018~科学・技術・人との出会い~ 報告

女子中高生夏の学校は、女子中高生が「科学技術にふれ」、科学技術の世界で生き生きと活躍する女性たちと「つながり」、科学技術に関心のある仲間や先輩とともに「将来を考える」機会として、独立行政法人国立女性教育会館(NWEC)の主催で平成17年度より毎年開催されています。平成30年度は8月9日~11日に開催され、教育と普及委員会及び人材育成・男女共同参画委員会が参加し、ポスターの説明やキャリア相談を行いました。

参加報告(天気)

◎ 夏の学校2018の様子

◎ 気象学会の企画
今年度は「温暖化研究の最前線」という題名で一般的な温暖化の話と気候モデルの話をしました。普通の女子中高生は「温暖化」という現象や言葉を知っていても、将来予測のシミュレーション結果がどのようにして作られたものなのかを知る機会はほとんどありません。今回は地球温暖化を通じて、女子中高生の気象・気候分野への興味を湧き立てることを目的として企画しました。

◎ ポスター
地球温暖化ってなんだろう??(PDF)
将来を予測する気候モデル最前線(PDF)

◎ 地球温暖化のいろいろ
国立研究開発法人国立環境研究所の協力を得て、「温暖化のパラパラ漫画」と委員会で厳選した「ココが知りたい地球温暖化」の資料4枚をセットにして展示スペースにて配布しました。

(配布した「ココが知りたい地球温暖化」のテーマ)
※以下の資料は国立環境研究所地球環境センターのウェブサイトにリンクされています。
> 科学Q7 地球全体の平均気温の求め方(703 KB)
> 科学Q8 二酸化炭素の増加が温暖化をまねく証拠(302 KB)
> 科学Q16 コンピュータを使った100年後の地球温暖化予測(235 KB)
> 対策Q7 二酸化炭素を回収・貯留する技術とは?(469 KB)

また、これ以外にも女子中高生が興味のありそうな12の「ココが知りたい地球温暖化」のリーフレットを机に置き、自由に持ち帰ってもらいました。

◎ お土産
・雲や虹の写真(写真をまとめたPDF