都田菊郎名誉会員のご逝去について

都田菊郎名誉会員のご逝去について

 

(公社)日本気象学会理事会

 

日本気象学会名誉会員の都田菊郎先生におかれましては,2019年2月19日に95歳でご逝去されました.

都田先生は,一貫して数値予報の発展に尽され,1965年からはGFDL/NOAAにおいて,大気大循環モデルを用いた延長予報の問題に専念し多くの業績をあげられました.

1956年には「台風の進路予報の研究」により日本気象学会賞を受賞され, 1983年には「延長予報モデルの開発に尽した貢献」により日本気象学会藤原賞を受賞されました.また、1991年には米国気象学会の最高の名誉であるロスビーメダルを受賞されました.さらに, 1998年には「数値モデルによる延長予報及び大気大循環の研究に於ける顕著な功績」により日本気象学会名誉会員に推挙されました.

日本気象学会理事会は,謹んで会員の皆様にお知らせすると共に,先生のご功績を偲び心からご冥福をお祈り申し上げます.