公益財団法人中谷医工計測技術振興財団(中谷財団)は第9回目となる令和4年度科学教育振興助成の募集を開始いたします。当助成は、子どもたちの論理的思考力や創造性の成長を促すため科学教育の振興を目的とした小学校・中学校・高等学校 等における取り組みに対して、毎年100件程度、計約6000万円の助成を行っています。令和4年度の助成につきましても以下の通り3つの助成プログラム募集を開始いたします。
〇応募期間
令和3年10月15日~12月10日
〇助成期間
令和4年4月1日~(助成期間最終年度末3月31日)
〇応募方法
詳細及びご応募方法は中谷財団HPよりご確認願います。
TOPページより、事業紹介/科学教育振興助成へとおすすみください。(*申請ページは応募期間のみアクセスいただけます。)
『中谷財団TOPページ』(募集要項・パンフレットのダウンロードが頂けます。)
https://www.nakatani-foundation.jp/
『科学教育振興助成のページ』
https://www.nakatani-foundation.jp/business/grant_science_edu/
(*参考 助成申請の流れ)
https://www.nakatani-foundation.jp/wp-content/uploads/manual_grant_science_edu2020.pdf
〇助成内容
①【プログラム助成】
・助成金額:最大100万円×2年間(最大計200万円)
・助成対象・応募資格
広く科学教育を振興するため、小学校、中学校、高等学校等の複数校の児童・生徒が主体的に共同で行う2年間の活動。当活動の企画・運営を行う代表校。
②【個別助成】
・助成金額:最大30万円×1年間(最大計30万円)
・助成対象・応募資格
小学校、中学校、高等学校等における児童・生徒の科学に対する関心を高めようとする授業やクラブ活動等。当企画と実施に取り組む小学校、中学校、高等学校等
③【意欲的な小学校の先生方を支援するプログラム助成】
・助成金額:最大100万円×3年間(最大計300万円)
・助成対象・応募資格
子どもたちの理科の力を向上させるための指導法の改善や学習法の開発などに取り組む意欲的な小学校の先生方、または先生方を支援する機関の3年間の活動。当活動の企画・運営を行う代表校または、機関、コンソーシアムの代表。
*複数の学校が、研究機関(博物館、科学センター、大学等)や教育センター等と共同で行う活動。
(注)
・本助成事業は医工計測技術に関わらず、広く理科教育全般に対して助成を行っています。
・本助成対象は、学校、教育機関であり、先生個人を対象としたものではありません。
・1校(機関)から1件の応募でお願いします。
・一貫校、義務教育学校、中等教育学校、特別支援学校等も対象にします。
・個別助成、プログラム助成は児童・生徒が主体的に行う活動が対象です。
(参考:中谷財団科学教育振興助成とは)
中谷財団は、医療機器メーカーであるシスメックス株式会社の創業者・中谷太郎が1984年に「中谷電子計測技術振興財団」として設立しました。その意思を継いだ子息の中谷正の遺贈を受け、2012年に大きな事業が行える財団へと生まれ変わりました。同年には、公益財団法人に移行し現在の財団名となりました。当財団は、医工計測技術の広範な発展を推進し社会および生活の向上に寄与することを目指しています。医工計測技術分野における先導的技術開発の助成を中核として技術開発に顕著な業績をあげた研究者への表彰や技術交流への助成等の事業を行っています。また、若手人材育成のため、小中高生をはじめ、大学生の留学サポートや大学院生向け奨学金等の助成事業を立ち上げ研究者の裾野拡大を図っています。