令和3年春の叙勲で、佐藤 薫会員(東京大学理学系研究科教授)に対して紫綬褒章が授与されました。

大気科学の分野において、高分解能観測データや高解像度大気大循環モデルを用いた研究により大気重力波の描像と地球規模大気諸現象での役割を解明するとともに、観測手段の乏しかった南極地域に世界初となる大型大気レーダーを建設する計画を立案･主導し実現させて、大気階層構造の理解の深化につながる業績を上げ、斯学の発展に多大な貢献をしたことにより紫綬褒章が授与されました。

堀之内武、「佐藤薫会員　紫綬褒章受章」、天気, 68-7, p.362, 2021 (一般公開は6か月~1年以降に行われます。会員は会員専用サイトから参照できます)

(画像は東京大学のウェブサイトより)