日本学術会議では、今期(第25期)は大型研究計画のマスタープランを策定せず、「未来の学術振興に向けた重要な学術研究の骨太な取りまとめ」を行うという方向性が出されました。日本学術会議の第183回総会配布資料(https://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/sok ai/siryo183.html)の資料5の最終ページをご覧ください。この「未来の学術振興に向けた重要な学術研究の骨太な取りまとめ」の内容の詳細やスケジュール等は未定ですが、日本学術会議地球惑星科学委員会および同委員会地球・惑星圏分科会では、マスタープランに代わるとりまとめが実施されるという前提に立ち、また、地球惑星科学分野の大型研究計画策定支援を継続するという趣旨で、日本地球惑星科学連合2022年大会(JpGU2022)においてユニオンセッション「地球惑星科学の進むべき道11:地球惑星科学分野の大型計研究画」(2022年5月23日)を開催し、大型研究計画の公開ヒアリングを実施することになりました。「未来の学術振興に向けた重要な学術研究の骨太な取りまとめ」の募集がもし行われる場合に、調書を提出する予定の計画代表者の方々は、2022年2月17日17:00の締切までにJpGU2022の上記ユニオンセッションにアブストラクトを投稿し、2022年5月23日の公開ヒアリングで発表していただくようお願いいたします。
日本気象学会理事長 佐藤 薫