防災科研が運用する世界最大級の大型実験施設のあり方をステークホルダーとともに考える会として「共創シンポジウム」をシリーズで開催しています。今回は、「レジリエンス向上のための施設利用の新たな挑戦」をテーマに、都市を支える住宅・構造物から、生活・社会インフラまで広く視野に入れ、地震、大雨、降雪などによる災害の予防・軽減や発災後の被害の軽減に役立つモノづくりや情報の提供・利用のため、科学・技術の意義や果たすべき役割について考え、特に、先端的研究を支える大型実験施設だからこそ創りだせる知や技術がいかにレジリエンスの向上に有益かについて理解を深めるような討論を行います。
詳細は、こちらよりご確認ください。https://www.bosai.go.jp/info/event/2022/20230201.html
主催:国立研究開発法人防災科学技術研究所
日時:2023年3月6日(月)13:30(13:00開場)~16:30予定
開催:オンラインと会場(JAビルカンファレンス)でのハイブリッド
参加:無料
申込:事前登録制(https://forms.gle/EjsQJ2VPV35zyN3W7)
プログラム
■第1部 [講演] 研究動向と実験施設の新たな取り組み
「地震災害を取り巻く動向と室内空間の安全に対する新たな取り組み」
佐藤 栄児 先端的研究施設利活用センター実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)戦略室長
「雨に強いレジリエンスな社会を支えるDX」
酒井 直樹 先端的研究施設利活用センター副センター長/大型降雨実験施設戦略室長
「雪氷防災実験棟を活用した雪氷災害の再現とその対策への取り組み」
佐藤 研吾 先端的研究施設利活用センター雪氷防災実験棟戦略室長
■第2部 [パネルディスカッション]産学連携による新たな利用と価値創造を考える
モデレーター:目黒 公郎氏 東京大学生産技術研究所 教授
パネリスト:
高橋 武宏氏 株式会社一条住宅研究所
岩永 明人氏 株式会社ティアフォー
丸岡 伸明氏 日東電工株式会社
正月 俊行氏 株式会社構造計画研究所
中坊 嘉宏氏 国立研究開発法人産業技術総合研究所
木村 茂雄氏 神奈川工科大学
国崎 信江氏 株式会社危機管理教育研究所
パネリストによる話題提供の後、第1部の講演者3名とパネルディスカッションを行い、モデレーターが総括します。