2023年度春季大会において、松野賞候補者として口頭発表およびポスター発表合わせて34名のエントリーがあった。松野賞受賞者選定規程に基づき、26名の委員の合議による厳正なる審査・選考を行った結果、発表が特に優秀であった下記7名(五十音順)に松野賞を授与することに決定した。
岡崎 恵(京都大学)
発表題目:「雨滴粒径分布を表す新関数を用いた層状・対流混合降雨の観測値解析」
國吉 優太(東京大学)
発表題目:「大気海洋結合モデルペースメーカー実験による氷期の数千年スケール大気海洋変動における大気–水循環の影響調査」
澤田 尚樹(京都大学)
発表題目:「海鳥バイオロギングで推定した海上風のアンサンブルデータ同化」
清水 陸(京都大学)
発表題目:「GPM衛星搭載二周波降水レーダのブラインドゾーン軽減による山岳域降水検出の改善」
高野 雄紀(東京大学)
発表題目:「熱帯における海面水温と関連した降水のライフサイクル」
田之上 菜美(東京都立大学)
発表題目:「衛星搭載に向けた直接検波式ドップラー風ライダーのシミュレーター開発」
樋口 太郎(東京大学)
発表題目:「大気海洋結合モデルを用いた現代~将来と過去の温暖期の水循環応答の違いに関する研究」