2023年度秋季大会において、松野賞候補者として口頭発表およびポスター発表合わせて109名のエントリーがあった。松野賞受賞者選定規程に基づき、26名の委員の合議による厳正なる審査・選考を行った結果、発表が特に優秀であった下記24名(五十音順)に松野賞を授与することに決定した。
○青島 美穂(富山大学)
発表題目:「高海面水温上での海上気温上昇の抑制」
○秋山 静佳(京都大学)
発表題目:「GPM/DPRによる固体降水の粒径分布推定」
○浅野 裕樹(筑波大学)
発表題目:「非静力学効果を考慮したおろし風の理論」
○天野 未空(三重大学)
発表題目:「気候変化から探る2010年以降冷夏が発生していない理由」
○飯田 康生(京都大学)
発表題目:「クーリングパラメータと高解像度海洋モデルを用いた 2019 年台風Faxai とHagibis の通過に伴うSST 低下の定量化とその要因」
○石崎 秀晃(京都大学)
発表題目:「再解析データを用いたPekerisモードの等価深度の推定」
○猪股 一馬(東京大学)
発表題目:「熱帯域におけるCongestusの降水と環境場との関係性について」
○今田 衣美(九州大学)
発表題目:「逆問題による大気ラム波自動検出の試み」
○大友 啓嗣(筑波大学)
発表題目:「東京における夏季の短時間強雨に対する都市の影響」
○小野 有紀(富山大学)
発表題目:「単一レーダー高頻度観測に基づく3次元変分法による 3次元風速場推定」
○川村 岳(東京大学)
発表題目:「北半球環状モード変動の季節内変調へのENSOの影響と将来変化」
○佐野 繭姫(東北大学)
発表題目:「大気環境を考慮した日本周辺における夜空の明度の定量的な評価(2)」
○周 習霊(北海道大学)
発表題目:「Synoptic characteristics of summer heatwaves over northeastern Siberia」
○杉浦 冬悟(東京都立大学)
発表題目:「海洋大陸で衰退するMJOの東西循環構造」
○土田 耕(九州大学)
発表題目:「CMIP6 piControl 実験における放射フィードバック強度に関する解析: 全球平均地表面温度の変化と放射応答のラグ関係の観点から」
○徳植 啓康(名古屋大学)
発表題目:「降水粒子の非定常落下を考慮したドラッグ効果のモデル化」
○戸田 望(京都大学)
発表題目:「赤道大気レーダと境界層レーダを用いた降水雲内の大気鉛直流の推定」
○中川 祥緒(東京大学)
発表題目:「大気海洋植生結合モデルを用いた鮮新世と現代の気候差の要因分析:CO2 vs 地理条件の違い」
○野村 希良々(東京工業大学)
発表題目:「東京23区の乱流データベース作成」
○橋本 恵一(東京大学)
発表題目:「地球システムモデルMIROC-ES2LにおけるENSO表現と動的陸上植生の関係」
○畑 大地(新潟大学)
発表題目:「寒冷渦指標を用いた北陸冬季雷発生時の大気環境場変動」
○藤田 駿(京都大学)
発表題目:「乾燥大気大循環モデルは準二年周期振動を生みだすか?」
○三田 優里(お茶の水女子大学)
発表題目:「大規模風速場が偏りをもたらす竜巻の進行方向」
○渡部 太聞 (琉球大学)
発表題目:「2022年台風第4号の盛衰に対する上層切離低気圧の役割」