2013年公開気象講演会『将来の再生可能エネルギーと気象』
日時: 2013年5月18(土)14:00~17:00
場所: 国立オリンピック記念青少年総合センター
主催: 日本気象学会 教育と普及委員会・メソ気象研究連絡会
後援: 一般社団法人 日本気象予報士会
総合司会: 加藤輝之(気象研究所)
参加費: 無料
今回は教育と普及委員会とメソ気象研究連絡会との共催で「将来の再生可能エネルギーと気象」をテーマに取り上げます。大震災以降、再生可能エネルギーが注目されるなかで、気象とも関係の深い太陽光発電と風力発電の関心が高まっています。これらの再生可能エネルギーを効率よく活用するためには、日射量や地上風をできる限り正確に予測するメソ気象学の応用技術が重要となります。今回の公開気象講演会では、再生可能エネルギーを活用するための現状の問題点と将来展望について、気象学的な観点から関連分野の専門家に講演して頂くことにしました。ふるってご参加下さるようお願いいたします。
1.再生可能エネルギーと電力事情 大関 崇 (産業技術総合研究所)
2.気象庁数値予報モデルの現状と今後の展望 山田 芳則 (気象庁気象研究所)
3.気象庁数値予報モデルの日射量検証と問題点 大竹 秀明 (産業技術総合研究所)
4.欧州の風力発電の躍進と出力予測の便益 安田 陽 (関西大学)
5.風力発電と気象との関わり 嶋田 進 (産業技術総合研究所)
6.衛星データを利用した再生可能エネルギーの推定 中島 孝 (東海大学)
7.総合討論
□ 過去の公開気象講演会
2021年 「命を守る身近な気象情報」
2019年 「新元号を迎えて~平成の30年間を振り返り、新時代の気象災害に備える~」
2018年 「台風の強度~台風災害の軽減に向けた航空機観測~」
2017年 「「大雨災害」に備える」
2016年 「台風災害 ~台風列島でどう生き延びるのか?~」
2015年 「気象情報のビッグデータ時代の幕開け」
2014年 「局地風の世界」
2013年 「将来の再生可能エネルギーと気象」
2012年 「地球温暖化問題における科学者の社会的役割」
2011年 「航空安全のための気象学」
2010年 「防災情報の活かし方を考える」
2009年 「数値予報の過去・現在・未来~数値予報現業運用開始50周年記念~」
2008年 「地球温暖化とその対策 ~ノーベル平和賞と横浜市~」
2007年 「災害をもたらす気象~大雨・竜巻・台風~」