2011年公開気象講演会『航空安全のための気象学』
日時: 2011年5月21日(土)13:30~17:00
場所: 国立オリンピック記念青少年総合センター309 会議室(センター棟 3F)(大会B会場)
主催: 日本気象学会 教育と普及委員会・航空気象研究連絡会
後援: 一般社団法人 日本気象予報士会
参加費: 無料
今回は教育と普及委員会・航空気象研究連絡会との共催で「航空安全のための気象学」をテーマに取り上げます。航空機の安全運航のためには気象情報が必要になります。また、飛行場や航空路の大気現象を対象とした航空気象は,一般を対象とした気象観測や天気予報とは異なる特殊性や困難性を持っています。講演会では、航空気象の研究や、情報の発信、管制や運航の現場での利用等、さまざまな立場から航空気象に携わられている方々から、航空気象の歴史・概要や、最新の研究・技術を紹介していただくとともに、情報が実際にどのように状況判断に用いられるか、今後どのような情報が出るのか、また必要なのかを議論いただきたいと思います。ふるってのご参加をお願いします。
1.進化した飛行機にはメソスケールの智識が必要である 中山 章 (日本航空機操縦士協会顧問)
2.航空機の安全運航を支援する気象庁の航空気象情報 田畑 明 (気象庁総務部航空気象管理官)
3.気象と航空管制のお話 岩瀨 達也 (国土交通省航空局管制保安部管制課運用第三係長)
4.気象情報の利用と安全運航 ~運航管理の視点から~ 浦 健一 (日本航空株式会社気象グループ)
5.気象情報の利用と安全運航 ~パイロットの視点から~ 山本 秀生 (日本航空機操縦士協会航空気象委員長)
□ 過去の公開気象講演会
2021年 「命を守る身近な気象情報」
2019年 「新元号を迎えて~平成の30年間を振り返り、新時代の気象災害に備える~」
2018年 「台風の強度~台風災害の軽減に向けた航空機観測~」
2017年 「「大雨災害」に備える」
2016年 「台風災害 ~台風列島でどう生き延びるのか?~」
2015年 「気象情報のビッグデータ時代の幕開け」
2014年 「局地風の世界」
2013年 「将来の再生可能エネルギーと気象」
2012年 「地球温暖化問題における科学者の社会的役割」
2011年 「航空安全のための気象学」
2010年 「防災情報の活かし方を考える」
2009年 「数値予報の過去・現在・未来~数値予報現業運用開始50周年記念~」
2008年 「地球温暖化とその対策 ~ノーベル平和賞と横浜市~」
2007年 「災害をもたらす気象~大雨・竜巻・台風~」