2010年公開気象講演会『防災情報の活かし方を考える』
日時: 2010年5月23日(日)13:30~17:00
場所: 国立オリンピック記念青少年総合センター セミナーホール 417(センター棟 4F)(大会A会場)
主催: 日本気象学会 教育と普及委員会・航空気象研究連絡会
後援: 一般社団法人 日本気象予報士会
総合司会: 浅野 準一(気象大学校)
参加費: 無料
今回は、防災情報が一般市民に届く間に介在する様々な立場の方から講演していただきます。主に気象庁から出される防災情報は、報道や地方自治体による情報伝達を経て、防災関係機関の活動や住民の避難行動等に結び付くことが求められています。そこで、今回の講演会では、防災の第一線で活躍されている方々から、防災気象情報の発信元としての気象庁、報道、地方自治体、災害教育・評価の四者の視点から、一般の方々にも分かりやすい内容でお話しいただきます。また,初の試みとして、講演後にパネルディスカッションを行い、講演者をパネラーとして、会場の方々と共に議論を深めてまいります。奮ってのご参加をお願いします。
1.防災気象情報のねらいと展開 ~情報を作成発信する気象庁の立場から~ 弟子丸 卓也 (気象庁予報部業務課気象防災情報調整官)
2.テレビ報道と防災気象情報 谷原 和憲 (日本テレビ報道局報道番組部)
3.防災気象情報を受け取る市町村の現場では 弘中 秀治 (宇部市役所防災危機管理課)
4.防災情報が有効に活かされるために ~求められる住民の内発的な自助意識~ 片田 敏孝 (群馬大学教授)
5.パネルディスカッション
□ 過去の公開気象講演会
2021年 「命を守る身近な気象情報」
2019年 「新元号を迎えて~平成の30年間を振り返り、新時代の気象災害に備える~」
2018年 「台風の強度~台風災害の軽減に向けた航空機観測~」
2017年 「「大雨災害」に備える」
2016年 「台風災害 ~台風列島でどう生き延びるのか?~」
2015年 「気象情報のビッグデータ時代の幕開け」
2014年 「局地風の世界」
2013年 「将来の再生可能エネルギーと気象」
2012年 「地球温暖化問題における科学者の社会的役割」
2011年 「航空安全のための気象学」
2010年 「防災情報の活かし方を考える」
2009年 「数値予報の過去・現在・未来~数値予報現業運用開始50周年記念~」
2008年 「地球温暖化とその対策 ~ノーベル平和賞と横浜市~」
2007年 「災害をもたらす気象~大雨・竜巻・台風~」