第22回CEEシンポジウム
電力システム運用高度化に向けた再生可能エネルギー発電出力予測技術を考える
主催:東京大学
エネルギー工学連携研究センター(CEE)
共催:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) (調整中)
東京大学先端電力エネルギー・環境技術教育研究センター(APET)
東京大学エネルギー・資源フロンティアセンター(FRCER)
協賛:(一社)日本太陽エネルギー学会、(一社)太陽光発電協会、(一社)日本風力発電協会、(一社)日本風力エネルギー学会(それぞれ調整中)
日時:2015 年12 月2 日(水)12:30-18:00
(受付開始12:00)
(終了後~19:30 意見交換会)
会場:東京大学生産技術研究所
コンベンションホール
(駒場ⅡリサーチキャンパスAn 棟2 階)
*詳細はCEEHP において掲載中。http://www.energy.iis.u-tokyo.ac.jp/
本年7 月に発表された長期エネルギー需給見通しでは、2030 年に向けた再生可能エネルギーの導入の姿が示されたが、固定価格買取制度のもと、東京・中部・関西以外に導入量が偏在する太陽光発電を始めとした再生可能エネルギー発電の大量認定と大量導入が続いている。太陽光発電・風力発電は日変化や気象現象によりその出力が変動する。このため、電力システムの経済的・安定的な運用の実現には、出力の把握や予測が重要な役割を担う。本シンポジウムでは、この発電出力把握・予測技術の確立に向けて、気象学やエネルギーに関連する工学と、電力システム運用の技術と制度などの実務に係る様々な参加者により、2010~2014年度に実施されたNEDO の太陽光発電出力予測技術研究開発プロジェクトの成果と、現在行われている風力発電ランプ予測プロジェクト、出力予測誤差の影響と電力システム運用における出力予測ニーズなどの講演とこれに基づくパネルディスカッションを行い、今後の出力予測技術とその活用のための技術と制度についての議論を行う。
プログラム
12:30~12:40
開会挨拶
国立研究開発法人
新エネルギー・産業技術総合開発機構 新エネルギー部 太陽光発電グループ 主任研究員 山田 宏之
第1 部
「N E D O 発電量予測技術研究開発」を中心に
12:40~13:05
気象パラメータ予測技術 気象庁気象研究所 予報研究部 第一研究室室長 山田芳則
13:05~13:30
広域日射量予測技術
日本気象協会 環境・エネルギー事業部エネルギー事業課 再生可能エネルギー推進グループ グループリーダー 山口浩司
13:30~13:55
分散日射量予測技術
岐阜大学大学院 工学研究科 環境エネルギーシステム専攻 教授 小林智尚
13:55~14:20
分散・広域発電量推定技術
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 太陽光発電研究センター システムチーム 大竹 秀明
14:20~14:45
分散・広域発電量応用評価技術
東京大学 生産技術研究所 特任研究員 宇田川佑介
14:45~15:00
休憩
第2 部
新しい時代の予測技術
15:00~15:25
自然変動電源の出力予測技術の現状と風力発電出力予測への取り組み
伊藤忠テクノソリューションズ㈱ 広域エネルギー・プロジェクトチーム チーム長 早﨑 宣之
15:25~15:50
太陽光発電の出力予測技術開発と実務への適用
-METI 太陽光発電出力予測プロジェクトと中部電力の取り組み-
中部電力㈱ 技術開発本部 電力技術研究所 流通グループ 三輪 靖
15:50~16:15
太陽・風力発電大量導入時の残余電力負荷特性とその予測
名古屋大学 未来材料・システム研究所 教授 加藤 丈佳
16:15~16:40
電力システムの安定運用のために必要となる調整力に関する検討
電力広域的運営推進機関 企画部 マネージャー 永原淳一
16:40~16:50
休憩
16:50~18:00
パネルディスカッション
各講演者ほか
終了後~19:30
意見交換会
(An 棟1階
カポ・ペリカーノ予定)
■参加費:シンポジウムのみご参加の方は無料
■意見交換会費:4,000 円(当日、受付にてお支払いください)
■申込方法:以下のHP よりお申込みください(要事前登録)
http://www.energy.iis.u-tokyo.ac.jp
※申込締切
定員250 名に達した時点
または
平成27 年11 月25 日(水)
※当日申込の受付予定はございません
■お問い合わせ:東京大学エネルギー工学連携研究センター事務局
E-mail:cee@iis.u-tokyo.ac.jp
電話:03-5452-6899