[第 59 次南極地域観測隊夏隊員(エアロゾル観測担当)の募集 (PDF)]
2017 年 3 ⽉ 8 ⽇
第 59 次南極地域観測隊夏隊員(エアロゾル観測担当)の募集(急募)
⽇本の南極観測は、南極観測事業として精⼒的に進められ、本年 60 周年を迎えました。現在、南極観測事業は、第 9 期 6 か年計画(2016 年〜2022 年)に基づく観測粗推進しており、エアロゾル観測も⻑年続けられてきました。
本年 11 ⽉末に出発する第 59 次南極地域観測隊でも、夏期⾏動期間に往路及び復路の船上のエアロゾル観測、昭和基地におけるエアロゾルゾンデ観測等(第9期南極観測事業⼀般研究観測 AP0910「全球⽣物地球化学的環境における東南極域エアロゾルの変動」代表者林政彦による)を実施します。現在、この観測業務に携わることのできる⽅を募集しております。
1.業務
第 59 次南極地域観測隊夏隊員として、以下の観測に従事する。
- 船上エアロゾル観測に関わる観測機器のメンテナンス等
- 昭和基地におけるエアロゾルゾンデ観測
- 昭和基地あるいは南極⼤陸上におけるエアロゾル等の無⼈航空機観測
- そのほか、⾃⾝の興味による研究テーマに関わる観測を南極観測事業の枠組みの中で⾏うことができる。
2.期間
- 第 59 次南極地域観測隊夏⾏動期間(2017 年 11 ⽉下旬〜2018 年 3 ⽉下旬)
11⽉下旬〜12 ⽉中旬 船上観測(フリーマントル−昭和基地)
12⽉下旬〜2 ⽉初旬 地上観測、気球観測等(昭和基地および南極⼤陸上)
2 ⽉中旬〜3 ⽉ 20 ⽇過ぎ 船上観測(昭和基地−シドニー) - 観測隊の訓練や打ち合わせ、観測準備のために 6 ⽉以降、度々出張(国内)をしていただくことになります。
3.搭載予定機器
遠隔測定 シーロメータ、オリオルメータ
In-situ 計測 光学粒⼦計数装置、凝結核計数装置、ネフェロメータ、エサロメータ
CAPS-EXT、CAPS-ALB 等
エアロゾルサンプリング(分析は担当研究機関で⾏われる)
4.条件
1) 勤の職についており、所属機関の承認を得て在職のまま観測隊に参加することが可能な⽅(出発時点の職を有したまま、⽂部科学⼤⾂より第 59 次南極地域観測隊夏隊員の委嘱を受けることになります。)
2) 上記観測に興味を持つ健康な⽅(健康診断による健康判定があります)
3) 装置の取り扱い経験の有無は問いません。取り扱い訓練を受けていただきます。
5.応募受付
随時。
問い合わせのあった⽅から、順次詳細な説明をさせていただき、決まり次第、受付を締め切ります。
6.問い合わせ先
林 政彦 福岡⼤学理学部地球圏科学科 教授(国⽴極地研究所 客員教授)
第9期南極観測事業⼀般研究観測 AP0910「全球⽣物地球化学的環境における東南極域エアロゾルの変動」代表
ただし、林政彦は、現在、58 次南極地域観測隊夏隊員として、南極地域出張中につき、直接の連絡がとれないようになっています。連絡先を福岡⼤学理学部 原圭⼀郎
(harakei (at) fukuoka-u.ac.jp)、あるいは、国⽴極地研究所 塩原匡貴(shio (at) nipr.ac.jp)に問い合わせてください。