目   次

1. 地球と惑星の大気                      1
 1. 1 惑星の姿                     1
 1. 2 惑星の誕生と原始大気               2
 1. 3 地球型惑星大気と木星型惑星大気の進化の分岐点   4
 1. 4 第二次原始大気と原始地球型惑星の温度       6
 1. 5 温室効果と第二次原始大気の進化          7
 1. 6 酸素の生成と現在の地球大気への進化        8
 1. 7 他の地球型惑星の第二次原始大気の変遷       10
 1. 8 太陽系内の他の天体の大気と水           13

2. 放射と気温                         15
 2. 1 地球と金星、火星の気温鉛直分布の特徴       15
 2. 2 放射伝達                     15
 2. 3 惑星の熱収支と気温の決まり方           19
 2. 4 放射伝達と温室効果                23
 2. 5 二酸化炭素の温室効果がなぜ環境問題となるのか   25
 2. 6 物質を介する熱輸送                26
 2. 7 地球大気の気温鉛直分布              28

3. 大気の運動の仕組み                     31
 3. 1 大気の運動のスケール               31
 3. 2 大気の成層                    32
 3. 3 鉛直対流                     35
 3. 4 内部重力波                    38
 3. 5 水平対流                     39
 3. 6 地球の回転の効果                 40
 3. 7 地衡風平衡                    42
 3. 8 ロスビー波                    43
 3. 9 傾圧不安定波                   44

4. 雲と降水                          47
 4. 1 雲の分類                     47
 4. 2 雲・降水を構成する粒子              49
 4. 3 雲形成と降水発達の概略              50
 4. 4 暖かい雨のメカニズム               51
 4. 5 冷たい雨のメカニズム               55
 4. 6 雲の内部構造と降水機構              58

5. 地球を巡る大気の流れ                    61
 5. 1 東西方向の大気の流れ               61
 5. 2 子午面方向の大気の流れ              67
 5. 3 モンスーン循環                  70

6. 天気変化の舞台裏                      72
 6. 1 高気圧                      72
 6. 2 温帯低気圧と前線                 76
 6. 3 梅雨前線                     78
 6. 4 台 風                      80
 6. 5 中小規模現象                   84

7. 身近な大気の運動 ---- 局地気象                90
 7. 1 境界層  地表に近い大気             90
 7. 2 海陸風                      93
 7. 3 地形と気象                    95

8. システムとして進化する天気予報               101
 8. 1 すべては観測から                 101
 8. 2 現在を知る                    106
 8. 3 数値予報                     109
 8. 4 天気予報の製品化                 115

9. 気候変動と地球環境問題                   122
 9. 1 気候システム                   122
 9. 2 エルニーニョ/南方振動              123
 9. 3 氷河期から現在までの気候変動           125
 9. 4 オゾン層破壊                   127
 9. 5 地球温暖化                    129

付   録
 参考書案内                      135
 (社団法人)日本気象学会               139
 気象予報士制度および気象業務支援センター
   業務・サービスの紹介               140

索   引                           142

コ ラ ム
 1 自転、公転と角運動量               2
 2 連星と太陽系                   4
 3 脱出速度                     5
 4 三重点温度と臨界温度               10
 5 放射と放射線                   18
 6 温室効果と温室                  25
 7 比熱と熱容量、熱伝導率、温度伝導率、加熱、冷却  26
 8 静水圧近似                    33
 9 温  位                     35
 10 湿潤対流と断熱図                 37
 11 氷晶の増殖作用                  56
 12 主な天気図記号                  74
 13 フルード数                    98
 14 北海道西岸小低気圧の概念モデル          107
 15 4次元変分法                   112
 16 新しい数値予報の展開               115
 17 カルマンフィルターとニューラルネット       116