松野賞 歴代受賞者一覧

松野賞
受賞年度 氏 名 発表題目
2024年度(秋季大会) 赤見彰一 ベイズ最適化による局所粒子フィルタのパラメータ推定
淺井颯馬 マルチグリッド法の導入によるSCALEモデルの雷モデルの高速化
朝妻勇貴 冬季における亜熱帯ジェット上の波列に対する北大西洋振動と熱帯インド洋―西太平洋の対流活動の複合影響
安倍啓貴 さまざまな気圧配置における六甲おろしの三次元構造
伊與田光騎 全天候型ドローンを用いて観測した降水粒子画像の解析手法
岩井直太 数値モデルを用いた航空機被雷危険領域の早期予測情報提供可能へ向けた試み
上野和雅 雲粒衝突併合過程の計算における量子コンピュータ活用
上好慧 2種類の対流結合西進慣性重力波の存在について
大野哲弥 寿都だしの気候学的特徴と3次元構造
小田凱翔 中部日本・西日本に大雨をもたらす梅雨期メソ対流系の組織化形態
小原慧一 高周波マイクロ波放射計と雲レーダの複合利用による熱帯対流雲の雲氷量・有効粒径推定
後藤悠介 地上X帯レーダの鉛直観測を利用した雨滴粒径分布の推定
小畑佑介 福岡平野周辺における夏季積乱雲の発生環境場
坂本律 熱帯インド洋におけるClimatological ISOの維持メカニズム
杉山玄己 小型衛星からの近赤外多波長撮像観測による水蒸気量の推定手法の開発
鈴木信康 寒候期に発生する房総不連続線の移動メカニズム
高畠亮 日本の都市におけるLocal Climate Zoneマップの作成
田村望海 台風の眼内部のドロップゾンデ同化による内部構造の再現性改善
中井大 ディジタルホログラフィによるエアロゾル粒子の3次元高速度イメージングおよび衝突観測
中田英太朗 台風に対する海面水温応答についての人工衛星観測プロダクト間の比較
濱田慧治 静止気象衛星ひまわり地球周縁部観測を用いた中層大気オゾンの検出
日置真太朗 太平洋ITCZ における対流活発域の季節進行に伴う東西移動
平岩純 地球温暖化時の熱帯太平洋東西SST勾配の変化に関する理論的考察
平田憲 地上観測と高解像度大気モデルに基づいた浅い対流雲近傍のエアロゾル直接放射効果の評価
藤井省伍 気候モデルによる極域の海塩エアロゾルのシミュレーション
堀口明友美 UAS搭載用小型測器を用いた低コスト係留気球観測手法の検討
前田優樹 深層学習を用いた北半球夏季季節内振動(BSISO)の予測と要因分析
眞砂海斗 ドローンを用いた斜面冷気流の観測(2)
松本現 人工芝グラウンドにおける暑熱環境評価
溝渕隼也 MAX-DOAS法による大気下層水蒸気濃度の水平不均一性の長期連続観測
武藤真璃 熱帯中緯度境界線とジェット気流の変動が日本の春季降雨に及ぼす影響
Yifan Li Evaluation of the Isotope-enabled Fully Coupled Model MIROC6-iso
若尾和哉 水蒸気輸送を担う大気循環場の出現頻度が九州地方で発生する停滞性の強雨の経年変動に与える影響
2024年度(春季大会) 阿隅 杏珠 再解析データを用いたMY28グローバルダストストーム(GDS) 発生時の冬極域昇温に関する研究
工藤 陽花 霧を伴う局地風「肱川あらし」のAI予報の開発
関戸 大登 長期全中層大気再解析データを用いた準2日波と4日波の季節変化のメカニズムの研究
中 七海 日本の夏期における降水量とMAULの関連性に関する解析
原 一城 放射霧の統計的環境場の違い
藤野 梨紗子 気象化学モデルを用いたエアロゾル湿性除去量の定量化
2023年度(秋季大会) 青島 美穂 高海面水温上での海上気温上昇の抑制
秋山 静佳 GPM/DPRによる固体降水の粒径分布推定
浅野 裕樹 非静力学効果を考慮したおろし風の理論
天野 未空 気候変化から探る2010年以降冷夏が発生していない理由
飯田 康生 クーリングパラメータと高解像度海洋モデルを用いた 2019 年台風Faxai Hagibis の通過に伴うSST 低下の定量化とその要因
石崎 秀晃 再解析データを用いたPekerisモードの等価深度の推定
猪股 一馬 熱帯域におけるCongestusの降水と環境場との関係性について
今田 衣美 逆問題による大気ラム波自動検出の試み
大友 啓嗣 東京における夏季の短時間強雨に対する都市の影響
小野 有紀 単一レーダー高頻度観測に基づく3次元変分法による 3次元風速場推定
川村 岳 北半球環状モード変動の季節内変調へのENSOの影響と将来変化
佐野 繭姫 大気環境を考慮した日本周辺における夜空の明度の定量的な評価(2)
周 習霊 Synoptic characteristics of summer heatwaves over northeastern Siberia
杉浦 冬悟 海洋大陸で衰退するMJOの東西循環構造
土田 耕 CMIP6 piControl 実験における放射フィードバック強度に関する解析: 全球平均地表面温度の変化と放射応答のラグ関係の観点から
徳植 啓康 降水粒子の非定常落下を考慮したドラッグ効果のモデル化
戸田 望 赤道大気レーダと境界層レーダを用いた降水雲内の大気鉛直流の推定
中川 祥緒 大気海洋植生結合モデルを用いた鮮新世と現代の気候差の 要因分析:CO2 vs 地理条件の違い
野村 希良々 東京23区の乱流データベース作成
橋本 恵一 地球システムモデルMIROC-ES2LにおけるENSO表現と動的陸上植生の関係
畑 大地 寒冷渦指標を用いた北陸冬季雷発生時の大気環境場変動
藤田 駿 乾燥大気大循環モデルは準二年周期振動を生みだすか?
三田 優里 大規模風速場が偏りをもたらす竜巻の進行方向
渡部 太聞 2022年台風第4号の盛衰に対する上層切離低気圧の役割
2023年度(春季大会) 岡崎 恵 雨滴粒径分布を表す新関数を用いた層状・対流混合降雨の観測値解析
國吉 優太 大気海洋結合モデルペースメーカー実験による氷期の数千年スケール大気海洋変動における大気水循環の影響調査
澤田 尚樹 海鳥バイオロギングで推定した海上風のアンサンブルデータ同化
清水 陸 GPM衛星搭載二周波降水レーダのブラインドゾーン軽減による山岳域降水検出の改善
高野 雄紀 熱帯における海面水温と関連した降水のライフサイクル
田之上 菜美 衛星搭載に向けた直接検波式ドップラー風ライダーのシミュレーター開発
樋口 太郎 大気海洋結合モデルを用いた現代~将来と過去の温暖期の水循環応答の違いに関する研究
2022年度(秋季大会) 青木 俊輔 熱帯沿岸域の降水日周期に及ぼす下層風の影響
井村 裕紀 全球気候モデルMIROC6における北極域の雲・降水・放射相互作用の解析
大野 健 長期観測データに基づくブラウンカーボンの光吸収エアロゾル光学的深さへの寄与率の推定:東アジアでの定量的評価
佐藤 瞭 冬季北太平洋域における大気内部・外部変動のエネルギー論的考察
小原 涼太 関東地方におけるCold-Air Damming (CAD)を伴う大雨の統計的研究

2022年度(春季大会)

山本 晃立 寒冷渦の維持に寄与する渦間相互作用
吉村 飛鳥 深層学習を用いた客観的粒子判別システムの精度改良
2021年度(秋季大会) 辻 泰成 ”暖かい雨”と”冷たい雨”における降水粒子特性の違い
近藤 誠 北海道の複数の降水事例を対象とした雲微物理スキームの評価
倉持 将也 アリューシャンーアイスランド低気圧とMIM法に基づく子午面循環の共変動
仙石 和正 関東平野におけるCold-Air Dammingの気候学的特徴
2021年度(春季大会) 冨澤 風翔 Ensemble Kalman FilterとReservoir Computingの融合による不完全観測下でのカオス力学系予測
中山 盛雄 南半球傾圧環状モード変動に関わる移動性擾乱の力学
2020年度(秋季大会) 西原 大貴 ドローンで観測された三次盆地で発生する放射霧の気象要素の鉛直プロファイル(2)
南原 優一 PANSYレーダーが捉えた極域対流圏・下部成層圏の Kelvin-Helmholtz 不安定構造
奥井 晴香 高解像度ハイトップ大気大循環モデルを用いた成層圏突然昇温時の全中層大気の力学変動の研究
柳瀬 友朗 湿潤対流の自己集合化の発生に関する新たな臨界長さ
2019年度(秋季大会) 鈴木 健斗 関東地方に発生する沿岸前線のMSM予報バイアスに関する解析(2)
田村 健太 日本海北東部における小低気圧の発生に対するSikhote-Alin山脈の効果
小新 大 中層大気のデータ同化におけるフィルタリング
春日 悟 寒冷渦・トラフを連続的に捕捉する新客観的強度指標の提唱
勝山 祐太 混合確率分布の粒径・落下速度分布への適用
2019年度(春季大会) 高須賀 大輔 MJOの発生・東進過程における混合ロスビー重力の役割 ーYMC-Sumatra2017 期間中の事例解析ー
星 一平 北極-中緯度気候リンクにおけるQBO位相依存性
岩切 友希 完新世中期におけるENSOの弱化メカニズム
塚田 大河 ひまわり8号を用いた台風内部コア領域の風速指定
藤原 圭太 黒潮の潜熱フラックス増加実験でみられた秋台風の発達抑制

2018年度(秋季大会)

三浦 悠 肱川あらしの発達に谷筋の水平気圧傾度が及ぼす影響

2018年度(春季大会)

山本 雄平 日本の大都市域における地表面温度の日変化特性
吉田 敏哉

建物高さのばらつきを考慮した都市キャノピーによる乱流特性への影響

注:2020年度春季大会は、新型コロナウィルス感染症の感染拡大による現地発表中止のため選考取り止め。