研究会「長期予報と大気大循環」(2018年12月12日開催予定)
今年のテーマは「2018年夏の異常な天候と大気循環」としました.2018年夏は、7月上旬に西日本から東海地方で発生した「平成30年7月豪雨」を中心に記録的な大雨となりました.また,関東甲信地方の記録的に早い梅雨明け(統計開始1951年)やその後の東・西日本を中心とした異常高温など,各地で異常な天候となりました.
今回の会合では,これら2018年夏にみられた様々な天候をもたらした背景について議論することにします.事例解析に限らず,年々変動や地球温暖化の寄与など,幅広い観点からの話題提供を歓迎します.
記
日時 :2018年12月12日(水)14時00分~17時30分
場所 :気象庁3号庁舎2階 3023会議室
テーマ:2018年夏の異常な天候と大気循環
プログラム(pdf)
座長:竹村 和人(気象庁気候情報課)
1. 2018年夏の日本の異常天候
拡張要旨(pdf)
※平井 雅之(気象庁 気候情報課)
2. 平成30年7月豪雨に関する大気循環場の特徴
拡張要旨(pdf)
※竹村 和人・若松 俊哉・戸川 裕樹・新保 明彦・前田 修平(気象庁気候情報課)
3. 2018年7月豪雨の降水特性と後方の上層トラフの効果について
拡張要旨(pdf)
※横山 千恵・高薮 縁・辻 宏樹(東京大学大気海洋研究所)
4. 平成30年7月豪雨をもたらした大気の川の特徴
拡張要旨(pdf)
※釜江 陽一(筑波大学生命環境系)
~ 休憩 ~
座長:今田 由紀子(気象庁気象研究所)
5. 平成30年7月豪雨における海面潜熱フラックス偏差の線形分解解析
拡張要旨(pdf)
※関澤 偲温(東京大学先端科学技術研究センター)
6. 平成30年7月中旬以降の高温に関する大気循環場の特徴
拡張要旨(pdf)
※若松 俊哉・竹村 和人・戸川 裕樹・新保 明彦(気象庁気候情報課)
7. 豪雨や猛暑に対する地球温暖化の影響
拡張要旨(pdf)
※今田 由紀子(気象庁気象研究所)