社団法人日本雪氷学会特別講演会
「雪氷圏と気候」

日   時 : 2005年5月27日(金)14:40-17:30
会   場 : 日本化学会館 5F 大会議室
        東京都千代田区駿河台1-5 JR御茶ノ水駅から3分

趣旨:
 雪氷圏と気候のかかわりの研究は古いテーマでありながら、いまだ課題が
多く解明しきれていない問題が多々ある。特に現在進行中の地球温暖化の過
程で雪氷圏がどう振る舞い、それがどのような影響を及ぼすかに関する評価
は緊急性を要する課題である。研究や観測体制の整備が急がれているテーマ
について話題提供していただき、また研究・観測推進の国際的情勢について
の情報交換を行いたいと考えている。


プログラム
大畑哲夫(地球環境観測研究センター/海洋開発研究機構):
	気候変動における雪氷圏の役割に関する研究・観測の現状と将来
石川守(地球環境観測研究センター/海洋開発研究機構):
	凍土変動とモニタリング(仮題)
石井吉之(北大・低温研):
	北ユーラシア大河川の流量変動と雪氷圏との関わり
藤田耕史(名古屋大・環境学研究科):
	ユーラシア大陸氷河の変動(仮題)
阿部彩子(東大・気候システム研究センター):
	気候システム研究と雪氷圏(仮題)
本山秀明(国立極地研):
	氷床の涵養機構とその変動監視
西尾文彦(千葉大・環境リモートセンシング研究センター):
	衛星による海氷の急速な変動と氷床質量収支変動への挑戦
小池俊雄(東京大学・工学系研究科)
	「地球観測10年実施計画」と雪氷圏変動へのアプローチ


参 加 費 : 無 料
主   催 : 社団法人日本雪氷学会
問 合 先 : 社団法人日本雪氷学会事務局
                  東京都千代田区駿河台1-5 化学会館3F 
          Tel: 03-5259-5245   Fax: 03-5259-5246