海洋研究開発機構地球環境フロンティア研究センター
気候変動予測研究プログラム 特任研究員募集について
気候変動予測研究プログラムでは、SEA-WP海域(東南アジア-西太平洋接合海域)に
おける幼生分散シミュレーションを可能とするための,<太平洋−SEA-WP海域−イ
ンド洋>広域海洋循環モデルと,それに基づくSEA-WP海域高解像度ネスティングモ
デルの開発を行う予定です。このモデルは、SEA-WP海域における広域沿岸生態系ネ
ットワーク(reef connectivity;サンゴ礁間連結性)解明およびそれに基づく重要
保護海域(MPA)同定の基礎となる,同海域における広域幼生分散過程の解明のため
の基盤となるものです。さらに,生態系変動予測プログラムとの連携の下、SEA-WP
海域高解像度モデルに低次生態系モデルを統合することにより,幼生分散シミュレ
ーションの基礎となる海洋物理・低次生態系モデルを構築していくことになります。
本研究に携わる研究員を募集します。
注)本研究は,地球環境研究総合推進費(地球環境問題対応型研究課題)の一
課題となる「SEA-WP海域における広域沿岸生態系ネットワークと環境負荷評
価に基づく保全戦略」のサブテーマ2「SEA-WP海域の海洋物理・低次生態
系モデル開発と検証」として東京工業大学から受託する予定です。同時に,
東京工業大学と海洋研究開発機構との連携大学院における研究ともなります。
詳細は、以下のURLをご参照下さい。
http://www.jamstec.go.jp/frcgc/jp/news_event/h20_05.html