1.研究テーマ
地球環境研究センター 大気・海洋に係るグローバルな温室効果ガスの観測 NIES特別研究員(平成23年4月より「特任研究員」に名称変更予定)1名2.研究内容
地球環境研究センターでは知的研究基盤の整備「地球環境モニタリング事業」の 一環として、大気・海洋モニタリングを実施している。採用予定者は、本モニタ リング事業に中心的メンバーとして参加し、観測プラットフォーム(波照間・落 石岬の地上ステーション、船舶、航空機等)を利用した大気中ならびに海水中の 温室効果ガスの濃度(分圧比)やその同位体比の観測にかかる業務を推進する。 また、当該モニタリング事業と関連して、これらのガスの地球規模循環に関する 研究を行う。 採用予定者に期待される観測および研究業務には、観測システムの高度化、観測 プラットフォームの維持、観測データの解析のほか、観測データの外部への積極 的な発信が含まれる。さらに、これらの観測の精度を保証するための標準ガスや 標準物質の開発・維持・管理、機器・手法の相互比較などを実施するとともに、 観測技術の新規開拓、観測プラットフォームの高度化など、事業の発展的展開に ついても取り組むことが期待される。3.応募資格
(1)採用時に博士の学位を有すること。もしくは、それに相当する業績を有 すること。 (2)大気中の微量成分観測または海水中の溶存ガス成分観測に関する研究実 績を有すること。 (3)自ら観測機器の開発に従事した経験を有することが望ましい。 (4)グローバルスケールの観測研究に強い関心と意欲を有すること。 (5)関連する国内外の機関との連携協力を推進する意欲を有すること。 (6)日本語および英語によるコミュニケーション能力を有すること。4.提出書類(様式自由)
(1)履歴書(写真添付、E-mailアドレスがあれば記載のこと)1部 (2)研究業績目録(原著論文、著書、解説、口頭発表別)1部 (3)主要論文別刷り又はコピー(3編以内) 各1部 (4)これまでの研究概要(A4版2枚程度) 1部 (5)研究に対する抱負(A4版2枚程度) 1部 (6)所見を求めうる方1〜2名の氏名と連絡先 1部 ※封筒に朱書きで「研究員応募書類(大気・海洋に係るグローバルな温室効果ガ スの観測)」と明記のこと。5.応募締切
平成22年11月30日(火)必着6.選考方法
書類選考及び面接による。 書類選考の後、面接を行う者には連絡する。 面接日は平成22年12月中を予定。7.採用予定時期等
平成23年4月1日ないし、それ以降の出来るだけ早い時期。8.採用期間
任期は最長で平成28年3月末まで。9.処遇等
NIES特別研究員(平成23年4月より「特任研究員」に名称変更予定)として 採用。業績等を勘案して、採用期間終了とともにパーマネント研究員(任期の定 めのない研究員)への移行があり得る。 *NIES特別研究員(平成23年4月より「特任研究員」に名称変更予定)とは、身 分は契約職員ですが、任期付研究員に相当する研究能力を有すると認められる者 について、単年度契約ではなく最長5年間の有期雇用契約を締結し、任期付研究 員とほぼ同等の処遇を行います。詳細については以下のURLを参照して下さい。http://www.nies.go.jp/osirase/saiyo/hikakuhyo.pdf10.問合せ先及び書類提出先
(1)選考に関する問合せ先 独立行政法人国立環境研究所 地球環境研究センター 笹野泰弘 TEL:029-850-2444 E-mail:sasano(半角で@nies.go.jpをつけてください。) (2)研究内容に関する問合せ先 独立行政法人国立環境研究所 地球環境研究センター大気・海洋モニタリング推進室 町田敏暢 TEL:029-850-2525 E-mail:tmachida(半角で@nies.go.jpをつけてください。) (3)処遇等に関する問合せ先及び書類提出先 〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2 独立行政法人国立環境研究所総務部総務課人事係 三浦 将 Tel: 029-850-2316 E-mail:smiura(半角で@nies.go.jpをつけてください。)