【講演題目・概要】 |
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「気象庁における最新の数値予報の現状と将来」 |
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気象庁 情報基盤部 数値予報課 課長 石田 純一 |
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スーパーコンピュータなどを用いて、未来の大気状態をシミュレーションすることを数値予報と言います。
気象庁が発表する天気予報、気象情報、台風予報、季節予報などは、数値予報による予測結果を基に作成しています。
また、数値予報による予測結果はマスメディアや民間気象会社でも使われています。
本講演では、気象庁の数値予報の現状と将来について紹介します。 |
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「『富岳』を使った天気予報の先端研究」 |
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理化学研究所 計算科学研究センター データ同化研究チームリーダー 三好 建正 |
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「富岳」の威力を生かし、未来の数値天気予報を切り拓く研究が進んでいます。
2021年夏季には、最新鋭のフェーズドアレイ気象レーダと「富岳」を生かし、世界随一のゲリラ豪雨予測のリアルタイム実証実験に成功しました。
また、台風や線状降水帯の予測向上のための人工衛星データの新たな活用法や、新しい観測システムの可能性探索、さらには大アンサンブルの活用などに取り組み、数値天気予報の革新に挑戦しています。 |
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「心を動かす、人を動かす天気予報 〜最新の気象データと予報を正しく伝えるためのお茶の間サイエンスショー〜」 |
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「命を守る防災情報の伝え方 〜気象解説者が日々悩み、考えていること〜」 |
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(株)ウェザーマップ 専属気象予報士・(株)関西テレビ放送「報道ランナー」気象解説者 片平 敦 |
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どんなに正確な情報であっても、実際に利用する住民・視聴者の方々に伝わり、心に響くものでなければ十分ではありません。
災害が頻発する近年、私たち気象解説者は「伝える」だけではなくしっかり「伝わる」ような解説をし、適切な防災行動につなげることが最重要な使命と痛感しています。
命を守るために、何を心がけているのか、どのような準備を行っているのか、気象解説者として考えていることなどをお話しさせていただきます。 |
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「天気予報の春夏秋冬 〜季節によって変わる伝え方〜」 |
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(株)南気象予報士事務所・(株)毎日放送「よんチャンTV」気象情報担当 廣瀬 駿 |
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注意喚起を行う対象となる気象現象は、季節ごとに異なるほか、実は住んでいる地域によって人々の体感も同じではありません。
テレビの天気予報では、気象だけでなく暦や花など、気候に関連する身近な現象の知識を紹介しますが、ここ最近ではコロナ禍での健康に役立つ情報も求められるようになりました。
様々な地域で生活する老若男女の視聴者に、いかに興味を持ってもらい「納得」してもらえる気象情報を伝えられるか、テレビの天気予報で心掛けることや仕事の裏側についてお話しします。 |
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