日本気象学会関西支部
第45回夏季大学特設ページ



開講に先立ち、気象関係合同進路説明会を開催します。
詳細は上記リンク先をご覧ください。




今年のテーマは
「新しい気象観測」です。
上のサムネイルをクリックすると
ポスターの画像(1.35 MB)がダウンロードできます。





【日時】 2024年8月24日(土)13:45〜17:15
【場所】 Zoomによるオンライン開催
【主催】 日本気象学会関西支部
【後援】 大阪管区気象台、日本気象協会関西支社


【講演題目・概要】
「バイオロギング:海洋生物をプラットフォームとした物理環境観測」
東京大学 大気海洋研究所 教授 佐藤克文
小型の装置を動物に装着してデータを取得するバイオロギング手法によって、動物の生態が 明らかになり、さらに動物の生息環境の測定にも役立つ事が分かってきました。例えば、ウ ミガメを使った水温鉛直プロファイル取得や、海鳥につけたGPSのデータを解析することで 海上風・表層流・波浪なども推定できるようになりました。データのオープン化も進み、気象 ・海洋の研究者にも使ってもらえるデータベースBiologging intelligent Platform (https://www.bip-earth.com)ができました。
 
「ドローンによる気象観測と社会実装に向けた試み」
国立極地研究所 北極観測センター 教授 猪上淳
気象センサを搭載したドローンで気象観測を実現するには、機体とセンサの性能を最大限に 引き出す工夫が必要です。その開発過程や応用例を通じた、データの精度検証や機体の運用 について紹介します。さらに気象分野のドローンの社会実装について、世界気象機関が推進 するプロジェクトの一環として実施した、2024年春の国内の観測結果をお話しします。
 
「ウェーブグライダーを用いた台風下における大気と海洋の直接観測」
NTT宇宙環境エネルギー研究所 主任研究員 小阪尚子
台風による被害を低減し、社会の経済活動を維持するために、予測精度を良くすることが重 要となっています。そのためには、観測データを増やすことや、台風という現象のメカニズ ムを理解することが必要です。私たちは、2022年夏に沖縄本島の南海上でウェーブグライダ ーという観測機器を用いて、台風の目の付近で直接観測を行いました。台風の下の海はどの ような状態なのか、観測結果を交えながらお話ししたいと思います。
 
 
気象関係合同進路説明会のページはこちら








 
【参加者募集のお知らせ】
 
対象 高校生以上(非会員も参加可)
募集人数 250名(先着順)
受講料 無料
 
《受講希望の方》
 
次のQRコードを読み取ってください。
 
または、下記のフォームより申し込みをお願いします。
申込先 https://forms.gle/83FE2rpJLvH9sGS88
 
 
申込期間 6月1日(土)〜7月31日(水)
なお、定員に達した場合には、その時点で申し込みを終了します。
8月1日(木)以降に、接続先Zoomアドレスをメールでお知らせします。



《受講者の方々へのテキスト配布について》
 
テキストは開催に先立ち受講者の方々にあらかじめダウンロードしていただきます。
ダウンロードの方法につきましては、別途ご連絡いたします。



《テキストのみ希望の方》
 
今年度は参加費無料にて行われるため、テキストのみの販売は行いません。
受講されない方によるテキストのダウンロードは気象学会員に限らせていただきますのでご了承ください。
学会員によるダウンロードの方法は後日お知らせいたします。



【問い合わせ先】
大阪管区気象台 気象防災部 地域防災推進課内
夏季大学事務局(土・日及び祝日を除く10〜17時)
Tel. 06-6949-6308
Email




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