「気象学を学ぼう」という生徒・学生の皆さんに少しでも役立つように、日本気象学会の夏季大学や気象サイエンスカフェの資料、刊行物などからまとめました。この機会にぜひ、気象の世界に触れてみてください。
目次
新着情報
- 2020/05/15: ページの容量を低減させました。
- 2020/04/27: 気象サイエンスカフェのコンテンツが更に追加されました。
- 2020/04/22: 小倉特別講義の動画が追加されました。
- 2020/04/15: 気象サイエンスカフェ、夏季大学のコンテンツが追加されました。
- 2020/04/14: 「天気」編集委員によるおすすめ学びコンテンツが追加されました。
コンテンツは随時追加していきます。
🏫 小倉特別講義
第1回・第2回の小倉特別講義の動画を、休学(休講)中の学びのためのコンテンツに追加しました。会員特典の動画ですが、講師の Robert Fovell 先生、Prof. Sir Brian J. Hoskins 先生のご厚意により、期間限定で公開できることとなりました。
講 師: Prof. Robert Fovell
Department of Atmospheric & Environmental Sciences,University at Albany –SUNY
日時: 2018年10月29日
講師: Prof. Sir Brian J. Hoskins
Chair, The Grantham Institute for Climate Change, Imperial College London
Professor of Meteorology, University of Reading
日時: 2019年10月29日
※ ブラウザ・プライバシー設定、サイトポリシーによっては再生できない場合があります。(Google Chromeでは視聴できるようです)
☕ 気象サイエンスカフェ
これまでの気象サイエンスカフェの中から、講師のみなさまのご厚意により公開できるものを集めました。
(話し手、案内役の所属は講演当時のものです。)
テーマ:「熊谷vs多治見」暑いのはどっち?
ゲスト:髙根雄也さん(産業技術総合研究所 主任研究員)
ファシリテーター:田代大輔さん(オフィス気象キャスター株式会社)
日時: 2019年8月7日 第1回 気象サイエンスカフェinさいたま
テーマ:台風~君は台風列島で生き延びることができるか~
スピーカー:筆保弘徳さん(横浜国立大学教育学部 准教授)
日時: 2019年6月8日 第49回気象サイエンスカフェ東京
テーマ:2018年夏の「危険な暑さ」その真相に迫る
ゲスト:前田修平さん(気象庁 地球環境・海洋部 気候情報課長)
案内人:山本昇治さん(KRY山口放送 気象キャスター)
日時: 2018年12月22日 第10回気象サイエンスカフェ in 九州
テーマ:航空機による台風観測でみえたもの
話し手:伊藤耕介さん(琉球大学理学部物質地球科学科地学系 准教授)
進行役:斎藤綾乃さん(NHK沖縄放送局 気象キャスター)
日時: 2018年12月15日 第3回気象サイエンスカフェ in 那覇
テーマ: 気象現象と経済活動のカオス性~不確実を認識して、気象と株価の未来を予測する方法~
ゲスト: 森和夫さん(一般財団法人日本気象協会、気象予報士)
日時: 2018年11月29日 第48回気象サイエンスカフェ東京
テーマ: 低気圧の多様性~ ~熱帯から極まで~
スピーカー: 柳瀬亘さん(気象庁気象研究所 台風研究部 研究官)
司会: 小田真祐子さん(日本気象学会 教育と普及委員会)
日時: 2018年10月16日 第6回 気象サイエンスカフェつくば
テーマ: 気候変動と大気・海洋振動が世界の穀物生産に及ぼす影響の予測に挑む
スピーカー: 飯泉仁之直さん(農研機構農業環境変動研究センター 主任研究員)
司会: 川瀬宏明さん(気象予報士)
日時: 2018年3月6日 第5回 気象サイエンスカフェつくば
テーマ:竜巻とダウンバースト
話し手:小林文明さん(防衛大学校地球海洋学科 教授)
岡田桂子さん(気象予報士、日本 IBM The Weather Company)
日時:2017年12月2日 第46回気象サイエンスカフェ東京
テーマ: 地球温暖化と山の雪、里の雪~暑い夏を前に、雪の話で涼みましょう~
スピーカー: 川瀬宏明さん(気象庁気象研究所 主任研究官)
ファシリテーター:二村千津子さん(NHK福井 気象キャスター)
日時: 2017年7月22日 第45回気象サイエンスカフェ東京
テーマ:PM2.5もう一つの顔 ―大気汚染と気候変動―
話し手:竹村俊彦さん(九州大学応用力学研究所 教授)
案内人:益山美保さん(TNCテレビ西日本 気象キャスター)
日時:2017年1月28日 第8回気象サイエンスカフェ in九州
テーマ: 最新のエルニーニョの動向について・第 2 弾
スピーカー: 前田修平さん(気象庁気象研究所 気候研究部 第二研究室 室長)
日時: 2016年2月19日 第3回気象サイエンスカフェinつくば
テーマ:ついに来た!?エルニーニョ~エルニーニョがもたらす異常天候の予測に挑む~
話し手:今田由紀子さん(気象庁 気象研究所 気候研究部 第2研究室 研究官)
日時:2015年10月16日 第2回気象サイエンスカフェ in つくば
🏫 夏季大学
夏季大学2018「浸水・洪水予測と気象防災の最前線」
「浸水・洪水予測と気象防災の最前線」をテーマとした2018年の第52回夏季大学はテキストが公開されています。
夏季大学2017「新世代の衛星が切り開く新しい気象の世界」
テーマ「衛星観測による黄砂や大気エーロゾルの監視と予測への活用」
講師: 田中 泰宙 (気象研究所)
2017年 7月29日
ひまわり8号などの人工衛星による大気エーロゾルの観測と、そのエーロゾル予測に関する講義です。大気エーロゾルやその光学的な観測についても触れています。
日本気象学会関西支部 第38回夏季大学「豪雨災害の実態に迫る」
テーマ: 「豪雨をもたらす雲のしくみ」
講師: 荒木 健太郎 (気象研究所)
2016年 8月20日
豪雨をもたらす雲のしくみについて,基礎から最新の研究成果も含めて解説しています。学生・気象予報士等の関係者を含む,広く一般向けの話です。
📚 刊行物
日本気象学会が発行している機関誌「天気」、英文論文誌 気象集誌(Journal of the Meteorological Society of Japan; JMSJ)、英文レター誌 SOLA (Scientific Online Letters on the Atmosphere) はオンラインで自由に読むことができます。
会員の方は、会員サイトより気象研究ノート電子版を読むことができます。
長期予報研究連絡会の研究会の2008から最新版までの要旨集と、長期予報研究連絡会の前身である「L.F.グループ」の会誌「グロースベッター」(1961~2007年)が長期予報研究連絡会のページで公開されています。
「天気」編集委員会のおすすめコンテンツ
「天気」編集委員会のおすすめ記事セレクションです。ぜひお読みください。
日本で黄砂?!ではなく風じんです。身近な現象を自分でインターネットなど活用して調べる参考に。
・ひまわり8号トゥルーカラー再現画像で見えた2019年5月20日に北海道網走地方で発生した風じん (大竹 潤・斎藤 篤思・佐藤 幸隆, 2019/08)
熱中症と気候の関係、夏に向けて学んでみてはいかがでしょうか?
・東京における2018年夏の熱中症被害の概要 (藤部 文昭・松本 淳・鈴木 秀人, 2019/07)
日本でも見られる蜃気楼。どうやって生じるのか?
・下位蜃気楼の光路計算―マダガスカルで見た蜃気楼― (川合 秀明・北村 祐二・柴田 清孝, 2020/02)
日々体感しているけど見えない力、うまく伝えられますか?気象教育の立場の方々などの参考に。
・コリオリ力を体感できる実験 (中島 健介, 2018/05)
都市域の集中豪雨に関する都市伝説(?)、その認識を見直してみよう。
・弘法にも筆の誤り―専門家でも見誤る!?― (中西 幹郎, 2015/11)
教科書でよく見かける気温減率の数字、どうやって決まっている?
・対流圏の気温減率はなぜ6.5K/kmなのか―エネルギー収支からの考察 (木村龍治, 2017/03)
🌈 気象を学びたい・仕事にしたい人のための情報
人材育成・男女共同参画委員会のページには、気象に関する団体のリンクや、気象分野の最前線で活躍している会員へのインタビュー記事があります。
気象学に興味がある方のために、気象学を学ぶことができる大学や大学院、気象関連の研究機関・企業などを紹介しています。
気象分野の第一線で活躍している会員の素顔に迫り、研究風景や研究内容などを紹介します。気象分野の最前線で活躍している会員の方々に、この分野に入ったきっかけや研究の魅力などを語っていただきました。
コンテンツの利用について
このサイトでは、個人の学習利用を想定してコンテンツを集めて紹介しています。それ以外の利用については、日本気象学会にお問い合わせください。