		定数表テイスウヒョウトップに戻モドる		トップページに戻モドる

定数テイスウ名メイ	英語エイゴ	推奨スイショウ値チ(かっこ内ナイは不確かさを表アラワす。例タトえば，8.314 472(15)は不確フタシかさが0.000 015の意味イミである。出典に不確かさが示されていない場合や計算値は空欄としている)	単位タンイ	推奨スイショウ値チの出典シュッテンまたは計算式ケイサンシキ CRC Handbook of Chemistry and Physics (86th ed.)の (　)内ナイの数字スウジはページ数スウを表アラワす。
基礎キソ物理ブツリ定数テイスウ	fundamental physical constants
気体キタイ定数テイスウ⁽¹⁾	gas constant⁽²⁾	8.314 472(15)	J K^-1 mol^-1	CODATA (Committee on Data for Science and Technology) Recommended Values of the Fundamental Physical Constants: 2002
真空中の光速度	speed of light in vacuum	2.997 924 58×10⁸(定義値)	m s^-1	同上ドウジョウ
シュテファン・ボルツマン定数テイスウ	Stefan-Boltzmann constant	5.670 400(40)×10^-8	Ｗ m^-2K^-4	同上
プランク定数ジョウスウ	Planck constant	6.626 069 3(11)×10^-34	J s	同上
ボルツマン定数	Boltzmann constant	1.380 650 5(24)×10^-23	J K^-1	同上
アボガドロ定テイ数⁽³⁾	Avogadro constant	6.022 141 5(10)×10²³	mol^-1	同上
万有引力定数（重力定数）	constant of gravitation⁽⁴⁾	6.672 59(30)×10^{-11 (4)}	m³ kg^-1 s^-2	1994 IAU (International Astronomical Union) file of current best estimates

地球チキュウに関カンする定数テイスウ	constants for the earth
天文テンモン単位タンイ	astronｏｍｉcal unit	1.495 978 706 91(3)×10¹¹	m	JPL (Jet Propulsion Laboratory)'s current planetary ephemeris DE-405
地球チキュウの平均ヘイキン半径ハンケイ	mean radius of the earth	6.3710×10⁶	m	CRC Handbook of Chemistry and Physics (14-9)
地球チキュウの全質量ゼンシツリョウ	total mass of the earth	5.974 2×10²⁴	kg	CRC Handbook of Chemistry and Physics (14-9)
標準ヒョウジュン重力ジュウリョク加速度カソクド⁽⁵⁾	standard acceleration of gravity	9.806 65 (定義値)	m s^-2	CODATA Recommended Values of the Fundamental Physical Constants: 2002
標準ヒョウジュン大気タイキ圧アツ	standard atmosphere	101 325 (定義値)	Pa	同上
海面カイメンでの標準ヒョウジュン温度オンド	standard sea-level temperature	288.15 (定義値)	K	US Standard Atmosphere (1976)
地球チキュウ自転ジテンの角速度カクソクド	angular velocity of the earth's rotation	7.292 115×10^-5	rad s^-1	1994 IAU file of current best estimates
	rotational angular velocity of the earth
黄道の平均傾斜角(2000年ネン)	mean obliquity of the ecliptic	23°26’21”.412(5)		1994 IAU file of current best estimates
太陽タイヨウ定数テイスウ⁽⁶⁾	solar constant	1.365 5×10³	W m^-2	Fröhlich, C., and J. Lean (2004) Astron. Astrophys. Rev. 12, 273-320.
平均ヘイキン恒星コウセイ日ビ	mean sidereal day	86 164.09	s	CRC Handbook of Chemistry and Physics (14-9)

乾燥カンソウ空気クウキの定数テイスウ	constants for dry air
平均ヘイキン分子量ブンシリョウ⁽⁷⁾	average molecular weight⁽⁷⁾	28.964 4⁽⁸⁾		US Standard Atmosphere (1976)
気体キタイ定数テイスウ⁽⁹⁾	gas constant	287.06⁽¹⁰⁾	J K^-1kg^-1	8.314 472 J K^-1 mol^-1/28.964 4×10^-3 kg mol^-1
密度ミツド(0 ℃，1気圧キアツ)	density at 0 ℃ and 1 atm	1.292 3	kg m^-3	US Standard Atmosphere (1976) 1.2250 kg m^-3*288.15/273.15
定圧テイアツ比熱ヒネツ⁽¹¹⁾	specific heat at constant pressure	1 005	J K^-1kg^-1	International Meteorological Tables (1966)。1003～1011 J K^-1kg^-1の範囲ハンイとされている。
定積テイセキ比熱ヒネツ⁽¹¹⁾	specific heat at constant volume	718	J K^-1kg^-1	International Meteorological Tables (1966)。718～720 J K^-1kg^-1の範囲ハンイとされている。
0 ℃での熱伝導ネツデンドウ率リツ	thermal conductivity at 0 ℃	2.41×10^-2	W m^-1K^-1	CRC Handbook of Chemistry and Physics (6-188)表の値を2次式で補間。

水ミズ物質ブッシツの定数テイスウ	constants for water substance
水蒸気スイジョウキの分子量ブンシリョウ⁽⁷⁾	molecular weight of water vapor⁽⁷⁾	18.01528		CRC Handbook of Chemistry and Physics (6-4)
水蒸気スイジョウキの気体キタイ定数テイスウ⁽⁹⁾	gas constant for water vapor	461.52	J K^-1kg^-1	8.314 472 J K^-1 mol^-1 /18.01528×10^-3 kg mol^-1
水ミズの0 ℃での密度ミツド	density of water at 0 ℃	0.999 842 6×10³	kg m^-3	CRC Handbook of Chemistry and Physics (6-5)
氷コオリの0 ℃での密度ミツド	density of ice at 0 ℃	0.916 7×10³	kg m^-3	CRC Handbook of Chemistry and Physics (6-6)
水蒸気スイジョウキの定圧テイアツ比熱ヒネツ⁽¹¹⁾	specific heat of water vapor at constant pressure	1 900⁽¹²⁾	J K^-1kg^-1	1999日本機械学会蒸気表。そのもとはInternational Association for the Properties of Water and Steam (IAPWS)のIndustrial Formulation 1997である。この値チは15 ℃，飽和ホウワ状態ジョウタイ(17.057 hPa)での値チである。
水蒸気スイジョウキの定サダム積セキ比熱ヒネツ⁽¹¹⁾	specific heat of water vapor at constant volume	1 432⁽¹³⁾	J K^-1kg^-1	同上ドウジョウ
水ミズの0 ℃での比熱ヒネツ	specific heat of water at 0 ℃	4.217 6×10³	J K^-1kg^-1	CRC Handbook of Chemistry and Physics (6-3)
水ミズの0 ℃での蒸発ジョウハツの潜熱センネツ	latent heat of vaporization of water at 0 ℃	2.501×10⁶	J kg^-1	CRC Handbook of Chemistry and Physics (6-3) 水ミズの蒸発ジョウハツのエンタルピー（0 ℃）：45.054 kJ mol^-1 45.054×10³/18.01528×10^-3 = 2.501×10⁶ J kg^-1
水ミズの100 ℃での蒸発ジョウハツの潜熱センネツ	latent heat of vaporization of water at 100 ℃	2.257×10⁶	J kg^-1	CRC Handbook of Chemistry and Physics (6-3) 水ミズの蒸発のエンタルピー（100 ℃）：40.657 kJ mol^-1 40.657×10³/18.01528×10^-3 = 2.257×10⁶ J kg^-1
氷コオリの0 ℃での融解ユウカイの潜熱センネツ	latent heat of fusion of ice at 0 ℃	3.336×10⁵	J kg^-1	CRC Handbook of Chemistry and Physics (6-6)

(1)気象学キショウガクでは普遍フヘン気体キタイ定数テイスウ(universal gas constant)と言イうことが多オオい。なぜなら個々ココの気体キタイ(または混合コンゴウ気体キタイ)の比ヒ気体キタイ定数テイスウ(specific gas constant, 普遍フヘン気体キタイ定数テイスウを個々ココの気体キタイの分子量ブンシリョウで割ワった値チ)を単タンに気体キタイ定数テイスウ(乾燥カンソウ空気クウキの気体キタイ定数テイスウなど)とよぶことが一般的イッパンテキであるためである。
(2)CODATAではmolar gas constantとなっている。
(3)アボガドロ数(Avogadro's number)は用モチいられないことに注意チュウイ。基礎物理ブツリ定数はＳＩ単位と自然のものさしとの換算係数であり，その意味イミで単位のない数であるアボガドロ数は基礎定数としては用いられず，アボガドロ定数(mol^-1の単位タンイを持モつ) が採用されている。
(4)CODATAではNewtonian constant of gravitationで，6.6742(10) x 10^-11 m³ kg^-1 s^-2となっている。
(5)ジオポテンシャル高度コウド(geopotential height)とジオポテンシャル(geopotential)の関係カンケイを定義テイギする「重力ジュウリョク加速度カソクド」にはこの標準ヒョウジュン重力ジュウリョク加速度カソクドの値チを用モチいる。1992年以前ネンイゼンとは異コトなっているので，以前イゼンの事典ジテン類ルイを参照サンショウする場合バアイは注意チュウイすること。
(6)定数テイスウとはいっても，太陽タイヨウ活動カツドウ等トウで常ツネに変動ヘンドウしている。その意味で全太陽放射照度(total solar irradiance，略してTSI)とよぶことが一般的になってきている。±0.2%程度テイドの変動ヘンドウがある。ここで示シメされている数値スウチは1978～2004年の観測値(の平均)で，必カナラずしも推奨スイショウ値チという意味イミではない。
(7)上ウエの(3)で述ノべたSIの思想シソウから分子量(molecular weight)という言い方は推奨されていない。相対分子質量(relative molecular mass，単位タンイなし)やモル質量(molar mass，単位タンイは kg mol^-1)を用モチいるのが望ノゾましい。ここでは現在ゲンザイの各カク用語ヨウゴの使用シヨウ状況ジョウキョウを考慮コウリョして分子量ブンシリョウとしている。
(8)大気モデルの変更があれば数値は変化する。1976年版で採用されたCO₂濃度は314 ppmであるが、その後の濃度増加を考慮すると、小数点3桁目に変化が出てくる。
(9)上ウエの(1)で述ノべたように，ここでいう気体キタイ定数テイスウは正確セイカクには比気体ヒキタイ定数テイスウとよばれるものである。
(10)CO₂の増加を考慮に入れて，287.05も用いられることがある。287.04もよく用モチいられているが，これはSmithsonian Meteorological Tables (1949)での平均ヘイキン分子量ブンシリョウ28.966から計算ケイサンされたものである。
(11)ここに出デてくる定圧テイアツ比熱ヒネツと定積テイセキ比熱ヒネツはすべて温度と圧力アツリョクの関数カンスウであり，示シメされている数値スウチは特定トクテイの温度オンド・圧力アツリョクでの値チ，または代表値ダイヒョウチである。
(12)International Meteorological Tables (1966)では1.85×10³J K^-1kg^-1。
(13)International Meteorological Tables (1966)では1.39×10³J K^-1kg^-1。