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乾燥空気の定数 | constants for dry air | ||||
定数名 | 英語 | 推奨値(かっこ内は不確かさを表す。例えば,8.314 472(15)は不確かさが0.000 015の意味である。出典に不確かさが示されていない場合や計算値は空欄としている) | 単位 | 推奨値の出典または計算式 CRC Handbook of Chemistry and Physics (86th ed.)の ( )内の数字はページ数を表す。 |
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平均分子量(7) | average molecular weight(7) | 28.964 4(8) | US Standard Atmosphere (1976) | ||
気体定数(9) | gas constant | 287.06(10) | J K-1kg-1 | 8.314 472 J K-1 mol-1 /28.964 4×10-3 kg mol-1 | |
密度(0 ℃,1気圧) | density at 0 ℃ and 1 atm | 1.292 3 | kg m-3 | US
Standard Atmosphere (1976) 1.2250 kg m-3*288.15/273.15 |
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定圧比熱(11) | specific heat at constant pressure | 1 005 | J K-1kg-1 | International Meteorological Tables (1966)。1003〜1011 J K-1kg-1の範囲とされている。 | |
定積比熱(11) | specific heat at constant volume | 718 | J K-1kg-1 | International Meteorological Tables (1966)。718〜720 J K-1kg-1の範囲とされている。 | |
0 ℃での熱伝導率 | thermal conductivity at 0 ℃ | 2.41×10-2 | W m-1K-1 | CRC Handbook of Chemistry and Physics (6-188)表の値を2次式で補間。 | |
(7)基礎物理定数表の(3)で述べたSIの思想から分子量(molecular weight)という言い方は推奨されていない。相対分子質量(relative molecular mass,単位なし)やモル質量(molar mass,単位は kg mol-1)を用いるのが望ましい。ここでは現在の各用語の使用状況を考慮して分子量としている。 | |||||
(8)大気モデルの変更があれば数値は変化する。1976年版で採用されたCO2濃度は314 ppmであるが、その後の濃度増加を考慮すると、小数点3桁目に変化が出てくる。 | |||||
(9)基礎物理定数表の(1)で述べたように,ここでいう気体定数は正確には比気体定数とよばれるものである。 | |||||
(10)CO2の増加を考慮に入れて,287.05も用いられることがある。287.04もよく用いられているが,これはSmithsonian Meteorological Tables (1949)での平均分子量28.966から計算されたものである。 | |||||
(11)ここに出てくる定圧比熱と定積比熱はすべて温度と圧力の関数であり,示されている数値は特定の温度・圧力での値,または代表値である。 |