日本気象学会 2001年春季大会
 
 
会期  :200158()10()
会場  :東京大学本郷キャンパス(東京都文京区本郷7-3-1
 
大会実行委員会担当機関:東京大学気候システム研究センター
大会実行委員長    :住 明正
 
当日の会場への連絡方法:大会実行委員会事務局
(安田講堂4階会議室)
電話(FAX) 03-5841-2392
 

 
大会行事予定
ポスター会場が変更になりました。詳しくはこちら をご覧下さい。下記は変更前のものです。
 
A会場        :山上会館大会議室
B会場        :安田講堂
C会場        :化学教室講堂
PA会場(ポスター)    :山上会館2階小会議室及びロビー
PB会場(ポスター)    :安田講堂廊下
総会・シンポジウム会場 :安田講堂
展示会場        :山上会館2階ロビー
受付          :安田講堂
大会事務室       :安田講堂4階会議室
懇親会場       :山上会館1階ホール
                                                 
( )は講演数
        A会場      B会場           C会場
5

8

(火)

 


 
09:30
12:30


 
一般口頭発表:(10,A101A110)
ポスター概要紹介:
(30P101P130,概要紹介後 PA会場で講演)
キーワード:気候システム,       相互作用 他
一般口頭発表:(11,B101B111)
ポスター概要紹介:      (25P131P155,概要紹介後 PB会場で講演)
キーワード: 物質循環,          相互作用
一般口頭発表:(10,C101C110)
ポスター概要紹介:
(26P156P181,概要紹介後
PB会場で講演)
キーワード:降水システム,
      
熱帯大気
13:30
17:00
 
専門分科会: (17,A151A157)
「アジアモンスーン域での集中観測研究(GAME)で何が得られたか?
 
専門分科会: (18,B151B158)
「豪雨・豪雪をもたらすシステム−メソ対流系」
 
専門分科会: (16,C151C166)
「中間圏の物理化学過程」

 
5

9

(水)

    
    
   


 
09:30
12:30
   

 
一般口頭発表:( 9,A201A209)
ポスター概要紹介:
(30P201P230,概要紹介後 PA会場で講演)
キーワード: 気候システム,        大気放射
一般口頭発表:( 9,B201B209)
ポスター概要紹介:      (26P231P256,概要紹介後 PB会場で講演)
キーワード:物質循環,          環境気象
一般口頭発表:(11,C201C211)
ポスター概要紹介:
(25P257P281,概要紹介後
PB会場で講演)
キーワード:降水システム,
      台風
13:30
16:00
総会, 学会賞・藤原賞受賞記念講演

 
16:00
18:30
シンポジウム21世紀の気象学−将来展望                        
司会:今須良一 基調講演:林祥介, 新野宏, 中根英昭, 伊藤昭彦, 山中康裕
 
18:30
20:30
懇親会

 
5

10

(木)

    
    
 
09:30
12:30



 
一般口頭発表:(11,A301A311)
ポスター概要紹介:
(30P301P330,概要紹介後 PA会場で講演)
キーワード: 大気力学,          中層大気
 
一般口頭発表:(10,B301B310)
ポスター概要紹介:      (27P331P357,概要紹介後 PB会場で講演)
キーワード:気象予報,          中高緯度大気
一般口頭発表:(10,C301C310)
ポスター概要紹介:
(25P358P382,概要紹介後
PB会場で講演)
キーワード:観測手法,
      
大気境界層
 
13:3017:00
 
専門分科会: (14,A351A364)
APEX:アジア域の粒子環境の変動についての研究会」
 
専門分科会: (20,B351B370)
「地球シミュレータ時代の数値モデル」
 
専門分科会: (12,C351C362)
「極域寒冷域対流圏の循環と変
動」
 
発表件数:432件(口頭発表188,ポスター244               
 
大会参加費:
郵便振替による前納の場合 一般会員 2,000円,学生会員 1,000円;
当日受付の場合は 一般会員 3,000円,学生会員 2,000円,非会員 3,000円.
 
懇親会費 :
郵便振替による前納の場合 一般会員 4,500円,学生会員 3,500円;
当日払いの場合は 一般会員 5,500円,学生会員 4,500円,非会員 5,500円.
 
大会当日は混雑しますので,極力前納されるようお願いします.                          
なお郵便振替用紙は「天気」200012月号の末尾に挿入されたものを使い,425日までに振り込んで下さい.

 
当大会予稿集に掲載された研究発表の文章・図表を複製あるいは翻訳して利用する場合には,日本気象学会の文書による.利許諾を得た上で出所明示して利用しなければなりません.ただし著作者自身による利用の場合は,利用許諾の申請は不要です.
 
本プログラムの記載内容に関する問い合わせは,〒305-0052茨城県つくば市長峰1-1気象研究所予報研究部内 講演企画委員会(e-mail:org-msj@mri-jma.go.jp)まで。
 

 
講演の方法
専門分科会
・持ち時間は各分科会,講演毎に決められています.詳細は各分科会のプログラムをご覧下さい.
 
ポスター発表
・各口頭会場(A,B,C会場)で概要紹介(130秒以内)の後,ポスター会場(PA,PB会場)で講演を行います.
A会場で概要紹介を行う講演はポスターをPA会場に,BおよびC会場で概要紹介を行う講演はポスターをPB会場にそれぞれ掲示してください.
・奇数番号の発表者は11:00-11:30,偶数番号の発表者は11:30-12:00には必ずポスターの前にいてください.
・講演者はポスターに表題と著者名を明記して下さい
・ポスター発表の一人当たり使用可能面積は,0.9×高さ1.2となっています.ポスターの掲示の際,鋲のみが使用可能です.これらは各自で用意して下さい.
・ポスターの掲示可能時間は各日ともに09:15-17:30です.
 
一般口頭発表
・持ち時間は5(講演4分・質疑1)です.
 
 
機器の使用について
・全ての口頭発表会場(ポスター概要紹介を含む)OHPが使用できます.また,B会場(安田講堂)ではOHPの代わりに普通紙書画カメラ(A4横」サイズを推奨.OHPよりも見やすい)が使用できます.
・一般口頭発表及びポスター概要紹介ではOHP(B会場では書画カメラを含む)以外の機器は使用できません.
OHP(B会場では書画カメラを含む)以外の機器は,専門分科会及びポスター会場において,講演申込時に使用する旨を届け出ていた講演者のみが使用できます.
PCプロジェクターを使用する際は予め以下の点をご了承ください.
−パソコンは各自で持参して下さい.会場にはプロジェクターおよび接続ケーブルのみを準備し,パソコンは用意しません.
−接続の確認は休み時間などを利用して講演者の責任で行っておいてください.なお,接続に要する時間も講演時間に含まれますので,そのつもりで準備して置いてください
−突然の故障や接続ができないなどのトラブルが発生した場合も考慮して,最低限の発表が出来るだけのOHPシートも用意しておいてください.トラブルが生じて講演が不可能になった場合,実行委員会および講演企画委員会は一切の責任を負いません.
 

 
総 会
日時:大会第2(59) 13:30
会場:東京大学安田講堂
議事次第
  1 .開会の辞
 2 .議長選出
 3 .理事長挨拶
 4 .学会賞授与
 5 .藤原賞授与
 6 .2000年度事業報告
 7 .2000年度会計報告
  8 .2000年度監査報告
  9 .2001年度日本気象学会総会議案
  10.2001年度事業計画案
  11.2001年度予算案の審議
  12.議長解任
 

 
シンポジウム 21世紀の気象学−将来展望」
 
日時:大会第2(59) 16:0018:30
会場:東京大学 安田講堂
司会:今須良一(東京大学気候システム研究センター)
 
趣旨
新世紀に入り,少なくとも今後10年,20年程度先を視野に入れたうえで,気象学としてこの先何を目指さなければならないのか,といった研究の方向性について考える機会としたい.また,単に学問としての進展のみならず,社会的要請に応える一科学分野としての気象学の役割にもついても考えてゆきたい.
具体的には,今後開拓が期待される新しい研究分野・方向性,モデル開発の立場から求められる観測項目・精度,さらに,各分野における学問としての魅力・おもしろさ・夢などについてご講演を頂き,討論したい.
 
基調講演
・「惑星科学としての力学・気候学」            林祥介(北海道大学理学研究科)             
・「防災,生活情報のためのメソ気象学」          新野宏(東京大学海洋研究所)              
・「環境問題における大気化学」             中根英昭(国立環境研究所大気圏環境部)         
・「物質循環としての陸域・海洋生態系との相互作用(陸域)」 伊藤昭彦(地球フロンティア研究システム)        
・「物質循環としての陸域・海洋生態系との相互作用(海洋)」 山中康裕(北海道大学地球環境科学研究科)
・コメンテーター  松野太郎(地球フロンティア研究システム), 秋元肇(地球フロンティア研究システム)
 
総合討論
 

 
研究会のお知らせ
 
     大会期間中とその前後に以下の研究会が予定されています.興味のある方はご自由にご参加下さい.
 
17回メソ気象研究会
 
日時:200157日(月) (大会前日) 13:30-17:30
場所:東京大学山上会館大会議室(大会A会場)
テーマ:「メソスケールシステムと周辺場との相互作用」
 
趣旨:多くのケースで,メソスケール擾乱の発達は特定の大規模場の条件下に見られる.一方,著しく発達したメソスケール擾乱がその周辺場の変化をもたらすことも観測事実として知られている.しかし,これらの事実についての我々の知識と理解はまだ充分ではない.今回の研究会では,この問題について,気になること,釈然としないこと,わからぬこと等をフランクに討論する.つまりスケール間相互作用の「知らざるを知るとなせ」研究会である.
 
コンビーナー:二宮洸三(地球フロンティア)                                   
世話人   :吉崎正憲(気象研), 坪木和久(名大大気水圏研), 小倉義光(気象協会)
 
プログラム:
開会 二宮洸三(地球フロンティア)
講演第1部:座長 加藤輝之(気象研)
1) 柳瀬亘(東大海洋研) ポーラーローの発生・発達機構と周辺場
2) 二宮洸三(地球フロンティア) 寒気吹出の擾乱の階層的様相                           
3) 山崎信雄(気象研) GAME再解析データを用いた19987月中国豪雨の解析                   
4) 加藤内蔵進(岡山大) 中国大陸上の梅雨前線低気圧の発達とメソ対流系
(休憩)
講演第2部:座長 永戸久喜(気象研)
5) 柴垣佳明(大阪電通大) MU・気象レーダーで観測したメソαスケール低気圧近傍の鉛直流と降水雲の階層構造     
6) 若月泰孝(名大大気水圏研) メソスケール対流系の事例解析(メソα系との関係)                  
7) 加藤輝之(気象研) メソモデル実験に見られるレインバンドとその周辺場との関係                 
8) 総合討論:二宮洸三(地球フロンティア) (総合討論では,上記発表者以外からのOHP23枚(3 分程度)のコメントの自由発表(飛び入り)を歓迎します.是非御参加下さい.)
 
 
力学研究連絡会
 
日時:200157() (大会前日) 16:00-19:00
場所:東京大学理学部3号館(弥生キャンパス)3326A
 
 地球及び他の惑星の気象力学,地球流体力学の色々な問題について,若手を中心に講演していただき,質疑応答により議論を 深めるために研究会を開きます.今回は幅広いテーマについて講演を選びました.関心のある方は奮って参加して下さい.
 
コンビーナー:林祥介(北大理)
世話人:伊藤久徳(九大理),松田佳久(東大理),林祥介(北大理)
 
問い合わせ先:松田佳久(東大理) 113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 理学部1号館 TEL03-5841-4294, E-mailmatsuda@eps.s.u-tokyo.ac.jp
 
 
気象教育研究連絡会
 
日時:200157() (大会前日) 18:00-20:00
場所:東京大学山上会館大会議室(大会A会場)
 
テーマ:「学校教育から気象がなくなる!」
  新学習指導要領の2002年施行に向けて,教育現場では様々な対応が行われていますが,理科(地学),特に気象分野は危機的な状況にさらされており,学校教員の努力による改善は制度的に不可能になっています.そのような現状をご紹介いただき, 学会として必要な対応を検討したいと思います.多数ご参加下さい.
 
話題提供:名越利幸(東京都町田市立武蔵岡中学校), 坪田幸政(慶應義塾高等学校)
 
連絡先 :北畠尚子(気象研究所台風研究部)  TEL:0298-52-9167, FAX:0298-53-8735, E-mail: nkitabat@mri-jma.go.jp
 
 
熱収支インバランス研究会
 
日時:200158() 17:30-20:00
場所:東京大学山上会館大会議室(大会A会場)
 
内容:フラックスの野外観測において熱収支が閉じないことが大きな問題となっている.本研究会ではAsiaFluxネットワーク,GAMEプロジェクトなどで行われている,いろいろな地表面条件での観測結果を報告し,話し合う中で,フラックス測定の誤差の評価,熱収支の閉じない原因を探る.
 
主催:フラックス研究会,観測フロンティア/インバランス研究グループ,GAME/ANNグループ      
世話人:文字信貴(大阪府立大),杉田倫明(筑波大),太田岳史(岩手大),山本晋(資環研)
 
連絡先:山本晋(資源環境技術総合研究所)TEL:0298-61-8360, FAX:0298-61-8358, E-mail:yamas@nire.go.jp
 
*報告内容の詳細につきましては,気象学会会場に掲載の予定です
 
 
極域・寒冷域研究連絡会
 
日時:2001510日(木)17:302時間程度
場所:東京大学理学部旧1号館166号室
 
話題:
1.南極観測報告
41次越冬隊報告「ドロップゾンデによる大陸上の緯度断面観測」 和田誠(極地研)        
42次夏隊報告 「昭和基地におけるMPL,Sky-Radiometer観測」  塩原匡貴(極地研)
2.オホーツク海観測プロジェクト−夏と冬の気団変質−
1998年〜2001年に行われた観測から得られた新知見」  立花義裕(東海大文明研/地球フロンティア) 
「流跡線法による海氷域の海面熱フラックスの見積もり」  岩本勉之(北大学低温研)         
「熱収支法による海氷域の海面熱フラックスの見積もり」  小野純(東海大文明研)          
「海氷上における気団変質の航空機観測」         猪上淳(北大学低温研)
 
 表:木村龍治 (東大海洋研)
世話人:平沢尚彦(国立極地研),中村尚(東大理学部), 浮田甚郎(NASA),高田久美子(地球フロンティア), 阿部彩子(東大気候システム),佐藤薫(国立極地研), 本田明治(地球フロンティア)
 
問い合わせ先:平沢尚彦(国立極地研究所) TEL: 03-3962-5904, FAX: 03-3962-5704, E-mail: hira@nipr.ac.jp
 
 
2 気象庁モデルフォーラム
 
 気象庁では,モデル開発に関する定期的な技術交流の場として,昨年に引き続き気象庁モデルフォーラムを企画しました. 関心のある方はふるってご参加下さい.
 
日時:2001510() 18:00-20:00
場所:東京大学山上会館大会議室(大会A会場)
 
話題:                   
1. 気象庁の新しい数値予報システム(気象庁)                                  
2. 気象庁モデルを使った研究について(大学関係者)                               
3. 長期間にわたる高精度客観解析について(気象庁)                               
4.その他
 
問い合わせ先:気象庁予報部数値予報課(気象庁モデル技術開発推進本部事務局)後藤進TEL: 03-3212-8341(内線3305), E-mail: s-goto@met.kishou.go.jp
 
 

 
ベストポスター賞廃止のお知らせ
 
講演企画委員会ではポスターによる一般発表を活性化する目的で,1997年春季大会から「ベストポスター賞」を設けて他のお手本となるような優れたポスターを表彰してきました.最近では,春季大会のみならず秋季大会におけるポスター発表件数も大幅に増えるなどポスターによる発表もかなり普及し,且つ工夫を凝らした見やすいポスターが多くなってきました.講演企画委員会でこのような状況を踏まえて議論をした結果,ポスターの普及という当初の目的は十分に達成されているとして,ベストポスター賞は今大会から廃止することになりましたのでお知らせします.
 
 

 
保育施設斡旋について
 
大会実行委員会では,大会に参加される会員のために会場近くの保育施設の紹介をします.(対象年齢 6ヵ月以上:一日昼食費込み4000円未満程度:人数上限有).利用希望の方は413日までにご連絡下さい.
連絡先: 高薮縁(東大気候システム) TEL: 03-5453-3926, FAX: 03-5453-3964, E-mail: yukari@ccsr.u-tokyo.ac.jp
 
 

 
秋季大会の予告
 
2001年度秋季大会は,20011010()12()に岐阜県民文化ホールで開催されます.発表申し込み締め切りは20017月下旬頃となる予定です.