休憩室 :宮城県民会館 教養室503, 504号
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B会場 |
C会場 |
D会場 |
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10月15日 (水) |
09:30〜 12:00 |
スペシャルセッション 「ミリ波レーダによる新しい気象観測」 (10,A101〜A110) −橋口浩之− −大野裕一− |
台風 (13,B101〜B113) −村田昭彦− |
降水システムT (13,C101〜C113) −坪木和久− |
大気力学 (14,D101〜D114) −野田 彰− |
13:00〜 16:30 |
大気境界層 (19,A151〜A169) −力石國男− −桑形恒男− |
気候システムT (20,B151〜B170) −佐藤康雄− |
降水システムU (19,C151〜C169) −川島正行− |
観測手法 (18,D151〜D168) −佐藤晋介− |
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16:40〜 18:00 |
ポスター・セッション(A,B会場で概要紹介後,ポスター会場で講演) A会場(34, P101〜P134) −永戸久喜− B会場(36, P135〜P170) −西森基貴− |
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10月16日 (木) |
09:15〜 12:00 |
気象予報 (15,A201〜A215) −小司禎教− |
気候システムU (14,B201〜B214) −本田明治− |
降水システムV (15,C201〜C215) −折笠成宏− |
物質循環T (15,D201〜D215) −兼保直樹− |
13:00〜 15:00 |
山本正野論文賞・堀内賞・奨励賞授与 山本正野論文賞・堀内賞記念講演 |
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15:15〜 17:30 |
シンポジウム「東アジア域における環境変化と気候」 司会:浅野正二 基調講演:明日香壽川, 中島映至, 本多嘉明, 安成哲三 |
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18:00〜 20:00 |
懇親会 |
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10月17日 (金) |
09:15〜 11:00 |
スペシャルセッション 「衛星からの大気観測〜 日本の貢献と将来展望 〜」T ( 7,A301〜A307) −笠井康子− |
熱帯大気 (10,B301〜B310) −藤原正智− |
放射 ( 8,C301〜C308) −岩渕弘信− |
物質循環U ( 8, D301〜D308) −和田 誠− |
11:10〜 12:30 |
ポスター・セッション(A,B会場で概要紹介後,ポスター会場で講演) A会場(35, P301〜P335) −藤部文昭− B会場(35, P336〜P370) −平沢尚彦− |
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13:30〜 17:00 |
スペシャルセッション 「衛星からの大気観測〜 日本の貢献と将来展望 〜」U (13,A351〜A363) −塩谷雅人− −中島英彰− |
気候システムV (19,B351〜B369) −遠藤伸彦− −高橋清利− |
中層大気 ( 6,C351〜C356) −渡部真吾− 中高緯度大気 ( 6,C357〜C362) −荒井美紀− 環境気象 ( 6,C363〜C368) −山本 哲− |
物質循環V ( 19, D351〜D369) −石澤みさ− |
大会参加費:郵便振替による前納の場合 一般会員 2,000円,学生会員 1,000円;
当日受付の場合は 一般会員 3,000円,学生会員 2,000円,非会員 3,000円.
懇親会費 :郵便振替による前納の場合 一般会員 4,500円,学生会員 3,500円;
当日払いの場合は 一般会員 5,500円,学生会員 4,500円,非会員 5,500円.
大会当日は混雑しますので,極力前納されるようお願いします.なお郵便振替用紙は「天気」6月号の末尾に挿入されたものを使い,10月3日までに振り込んで下さい.
当大会予稿集に掲載された研究発表の文章・図表を複製あるいは翻訳して利用する場合には,日本気象学会の文書による.利用 許諾を得た上で出所明示して利用しなければなりません.ただし著作者自身による利用の場合は,利用許諾の申請は不要です.
本プログラムの記載内容に関する問い合わせは,〒305-0052茨城県つくば市長峰1-1気象研究所予報研究部内
講演企画委員会(e-mail: org-msj@mri-jma.go.jp
)まで
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講演の方法
口頭発表
口頭発表の一人当たりの発表時間は,全時間を申込件数で 等分したものを目安として講演企画委員会が決定することになっています.今回については,講演時間を7分・質疑時間を3分といたしますのでよろしくお願いします.スペシャルセッションについては世話人からの指示に従ってください.
ポスター発表
・AまたはB会場で概要紹介(1件30秒以内)の後,ポスター会場で講演を行います.講演者はポスターに表題と著者名を明記して下さい
・ポスター発表の一人当たり使用可能面積は,幅1.0m×高さ1.8mとなっています.ポスターの掲示の際,虫ピンのみが使用可能です.これらは事務局で準備します.
・ポスターの掲示可能時間は以下の通りです.
−第1日の発表者は10月15日11:00〜10月16日12:30
−第3日の発表者は10月16日12:30〜10月17日16:00
機器の使用について
●口頭発表
・OHPとPCプロジェクターが使用できます.
・PCプロジェクターを使用する際は予め以下の点をご了承ください.
−PCプロジェクターの使用は,原則として講演申し込み時に使用する旨を届けていた講演者(講演タイトルのあとに[P]と記載)に限ります.ただし,ポスター発表から口頭発表に振り替えられたなどの止むを得ない事情がある場合は,当日の使用の申し出を受け付けます.その場合は必ず当該セッション開始前の休憩時間に,当該会場で会場係へその旨を申し出て下さい.
−パソコンは各自で準備して下さい.会場にはプロジェクターおよび接続ケーブルのみを準備します.
−セッション開始前の休憩時間などを利用して,必ず接続の確認を行っておいて下さい.また接続が不安な場合は,開始前に会場係に申し出て下さい.
−突然の故障や接続の際のトラブルが発生した場合,座長の判断で,発表順を繰り下げたりOHPによる発表に切り替えさせて頂くことがあります.このため,最低限の発表が出来るだけのOHPシートも用意しておいて下さい.
●ポスター発表
・概要紹介はOHPのみ使用できます.
・ポスター会場での機器の使用は講演申し込み時に申し出ていたもの以外は原則として認められません.
シンポジウム 「東アジア域における環境変化と気候」
日時:大会第2日(10月16日) 15:15〜17:30
会場:宮城県民会館 大ホール
司会:浅野正二(東北大学大学院理学研究科)
趣旨:
中国,韓国,日本などの国々を含む東アジア域は,世界中で最も人間活動が活発な地域の一つで,現在15億(世界人口の1/4弱)を超える人々が暮らしております.この地域では,前世紀後半に急激な人口増加と社会構造の変革が起こり,都市化や工業化にともなうエネルギーや水資源の消費拡大および森林伐採や土地利用の改変などによる環境破壊が深刻化しました.他方,毎年のように,豪雨,洪水,旱魃,冷夏,暖冬,大気汚染や黄砂現象の頻発などのさまざまな災害や異常な天候に見舞われております.これらは,この地域に特有な原因により生じることもある一方で,地球温暖化などの全球規模の現象に関連しているかもしれません.このシンポジウムでは,東アジア域における環境変化と,この地域の,あるいは,全球規模の気候変動との相互関係について,さらには,気候変動や環境破壊のような国境を越えた問題への大気科学の対応について,考えてみたいと思います.
なお,初めての試みとして,今回のシンポジウムを一般に公開することとなりました.市民の皆様にも,これらの問題について一緒に考えて頂くとともに,日本気象学会の活動に一層のご理解とご支援を頂ければ幸いです.
基調講演:
・「東アジアにおける気候変動問題と国際協力」 明日香壽川 (東北大学東北アジア研究センター)
・「東アジアにおける大気汚染と気候影響」 中島映至 (東京大学気候システム研究センター)
・「東アジアにおける地表面(植生)の変化(仮題)」 本多嘉明 (千葉大学環境リモートセンシング研究センター)
・「東アジアにおける水循環と気候の変化」 安成哲三 (名古屋大学地球水循環研究センター)
コメンテーター 栗原弘一 (仙台管区気象台技術部)
総合討論
スペシャルセッション 「ミリ波レーダによる新しい気象観測」
日時 :大会第1日(10月15日) 09:30〜12:00
会場 :宮城県民会館 大会議室601号(大会A会場)
世話人:大野裕一(通信総合研究所), 真木雅之(防災科学技術研究所), 橋口浩之(京都大学宙空電波科学研究センター)
趣旨:
周波数30〜300GHzのレーダはミリ波レーダと呼ばれ,通常の気象レーダでは捉えることができない雲や霧を観測できることから,国内においても数台の気象用ミリ波レーダが開発されてきた.高い感度と分解能を有するミリ波レーダの有用性は徐々に認識されつつあり,様々なキャンペーン観測にも活用され始めている.これまで行われたミリ波レーダの観測結果を集積し,知見を共有する場として,また,衛星搭載などミリ波レーダの将来展望を議論する場として,本スペシャルセッションを提案したい.
スペシャルセッション 「衛星からの大気観測〜日本の貢献と将来展望〜」
日時 :大会第3日(10月17日) 09:15〜11:00, 13:30〜17:00
会場 :宮城県民会館 大会議室601号(大会A会場)
世話人:中島英彰, 杉田考史(国立環境研究所), 笠井康子(通信総合研究所), 塩谷雅人(京都大学宙空電波科学研究センター), 鈴木 睦(宇宙開発事業団)
趣旨
ここ数年来,世界各国からODIN,SAGE-III,Envisatなどの大気観測を目的とした人工衛星が成功裏に打上げられた.また,日本でも2002年12月にADEOS-IIが打上げられた.ADEOS-IIには環境省のオゾン層観測センサILAS-IIが搭載され,2003年4月から連続観測が開始された.また,1991年打上げのUARSのいくつかのセンサからは,いまだに長期的にデータが取得されている.本セッションでは,これら世界の衛星センサによる大気微量成分の観測によって解明された新たな解析結果や,ILAS-IIからの初期解析結果などの発表を中心として,現在運用中の多くの大気観測衛星センサから何が期待されるのか,あるいは将来目指すべき衛星からの大気観測の展望に関する議論を行う.特に,将来を担う若い研究者の参加を希望する.
研究会のお知らせ
大会期間中とその前後に以下の研究会が予定されています.興味のある方はご自由にご参加下さい.
第22回メソ気象研究会
日時:2003年10月14日(火) (大会前日) 14:00〜17:30
場所:福島テルサ(〒960-8101福島市上町4-25, TEL:024-521-1500)
テーマ:「メソ対流系と豪雨」
コンビーナー:渡邊明(福島大学教育学部)
世話人:吉崎正憲(気象研究所),坪木和久(名古屋大学地球水循環研究センター),小倉義光(東京大学海洋研究所)
内容:近年,降水量の時空間変動が大きく,特に短時間強雨が豪雨災害を誘引する主要因となることが顕在化しています.短時間降水量の変動は,まさにメソ対流系そのものの盛衰に関連しており,強雨を引き起こすメソ対流系の実態の解明や,予測が重要になっています.今回のメソ気象研究会は,これまでのメソ対流系の研究成果をレビューするとともに,研究手法としての数値モデルによるメソ対流系の構造や組織化の解明,さらには予測の現状と課題について検討することを目的として開催致します.また,メソ対流系の顕著な具体例として,近年発生した豪雨の実態を報告していただき,各地で発生した豪雨の実態を相互に比較検討することによって,具体例からのメソ対流系の課題について考えたいと思っております.メソ対流系に興味のある多くの方々の参加をお待ちしています.
プログラム(講演時間は一人30分):
I. 戦略的基礎研究「メソ対流系」の報告
1. 戦略的基礎研究「メソ対流系」の総括と地上観測 吉崎正憲(気象研究所)
2. 航空機観測(仮題) 村上正隆(気象研究所)
3. 数値実験と解析 加藤輝之(気象研究所)
II. 豪雨の実態
1. 東海豪雨(仮題) 坪木和久(名古屋大学地球水循環研究センター)
2. 南東北・北関東豪雨 渡邊明(福島大学教育学部)
3. 練馬豪雨(仮題) 小林文明(防衛大学校地球科学科)
III.総合討論
連絡先:渡邊明(福島大学教育学部)TEL・FAX: 024-548-8203, Email: may@db2.educ.fukushima-u.ac.jp
※最終的なプログラムは,
http://www1.neweb.ne.jp/wb/crest-mcs/MSJ/A2003meso.htmに掲載します.
オゾン研究連絡会
日時:2003年10月 15日(水)セッション終了次第2時間程度
場所:宮城県民会館 中会議室602号(大会B会場)
内容:7月に札幌で開催されたIUGG会議の参加報告を数名の方に行っていただきます.この参加報告はシンポジウム全体の報告ではなく,各報告者が最も興味を持った発表 に関して少し掘り下げた内容を報告をしていただくことにしております.関心のある方は是非ご参加下さい.
世話人:笠井康子(通信総合研究所), 川上修司,河本望(NASDA/EORC),永島達也(国立環境研究所),庭野将徳(京大院理),村田功(東北大学大学院理学研究科)
連絡先:村田功(東北大学大学院理学研究科) TEL:022-217-5776,
FAX:022-217-5775,E-mail:murata@pat.geophys.tohoku.ac.jp
極域・寒冷域研究連絡会
日時:2003年10月17日(金)17:15〜2時間程度
場所:宮城県民会館 中会議室602号(大会B会場)
話題:氷床コアと気候変動
「ドームふじコア解析によって明らかにされた過去32万年間の大気組成変動と気候変動」
青木周司(東北大学大学院理学研究科)
「極域雪氷層中への溶存物質供給および堆積後の移動過程」
五十嵐誠(国立極地研究所)
「氷期終焉の原因?:地球軌道要素 vs 温室効果ガス」
阿部彩子(東京大学気候システム研究センター)
今回は,氷床コア及び気候変動に関する特集です.数万年以上にわたるような気候変動の研究においては,氷床コア中に含まれる気体成分の濃度や同位体比の変動が重要な手がかりになります.二酸化炭素の変動が気候変動の原因なのか,またはその逆なのかという議論がありますが,この問題の解決には,氷床コア中の気体成分測定精度のさらなる向上が重要であるほか,気体等の氷床への取り込みの過程も詳しく議論する必要があります.これらの話題に,モデルで再現された気候変動の議論を交えながら,3名の方に,最新の成果等を紹介して頂きます.
代 表:山崎孝治 (北海道大学大学院地球環境科学研究科)
世話人:平沢尚彦(国立極地研究所),中村 尚(東京大学理学部),浮田甚郎(コロンビア大学),高田久美子(地球フロンティア研究システム),阿部彩子(東京大学気候システム研究センター),佐藤 薫(国立極地研究所),本田明治(地球フロンティア研究システム),齋藤冬樹(東京大学気候システム研究センター),高谷康太郎(地球フロンティア研究システム)
連絡先:高谷康太郎(地球フロンティア研究システム)
TEL:045-778-5526,FAX:045-778-5707,E-mail:takaya@jamstec.go.jp
第25回IGBP/GAIM研究会
日時:2003年10月18日(土)(大会翌日)午前中
場所:東北大学理学部合同棟の共通講義室(303室)(青葉山理学部バス停の直ぐ前)
内容:招待講演および一般講演
世話人:末田達彦(愛媛大学農学部), 馬淵和雄(気象研究所)
※研究会のプログラムなど詳細については,気象学会会場に掲示予定.
春季大会の予告
2004年度春季大会は,2004年5月16日(日)〜19日(水)に気象庁・学術総合センター・学士会館で開催される予定です.大会告示は「天気」12月号に掲載されます.春季大会の発表申し込み締め切りは2004年2月頃となる予定です.