趣旨
独立行政法人日本学術振興会は、
欧州科学財団(The European Science Foundation - ESF)と協力し、若手研究者に対して、国際的に指導的立場にある研究者による特定分野の最先端科学研究の講義と相互の討議を通じて当該研究分野の将来を展望し、参加者間のネットワークを構築する機会を提供することを目的とし、先端科学セミナーを開催しています。
平成18年度は、「気候変動-Climate Change-」を取り上げ、下記のとおり、7日間の合宿形式でスウェーデンにおいて開催します。
セミナー名
ESF-JSPS Frontier Science Conference for Young Researchers 2006 -Climate Change-
開催期間
平成18年6月24日(土)〜6月29日(木)
開催場所
スウェーデンNynashamn (ストックホルムから南へ約60キロ)
主催
独立行政法人日本学術振興会
欧州科学財団(ESF)
申請資格
(1)我が国の大学等学術研究機関で研究している若手研究者
(博士号取得後10年以内または会議終了後18ヶ月以内に博士号取得見込みの者)
(2)全期間のプログラムに参加できる者
(3)日本国籍を持つ者、または我が国に永住を許可されている外国人。
コーチェア(日本・欧州各1名)
日本側:深尾昌一郎: 京都大学生存圏研究所
欧州側:Dr. Lucien Hoffmann: Cellule de Recherche en Environment et Biotechnoloies Centre de Recherche Public-Gabriel Lippmann (Luxembourg)
講師
当該分野の国際的に指導的立場にある研究者(日本側、欧州側合わせて20数名程度)
【日本側講師(予定)】
- 真鍋 淑郎 (プリンストン大学 客員共同研究員、海洋研究開発機構顧問)
- 安成 哲三 (名古屋大学 地球水循環研究センター 教授)
- 中島 映至 (東京大学 気候システム研究センター 教授)
- 余田 成男 (京都大学 大学院理学研究科 教授)
- 山形 俊男 (東京大学 大学院理学研究科 教授)
- 住 明正 (東京大学 気候システム研究センター 教授)
- 池田 元美 (北海道大学 大学院地球環境科学研究科 教授)
- 多田 隆治 (東京大学 大学院理学系研究科 教授)
- 箕浦 幸治 (東北大学 大学院理学研究科 教授)
- 阿部 彩子 (東京大学 気候システム研究センター 助教授)
- 佐藤 洋一郎 (総合地球環境学研究所 教授)
【欧州側講師】 約10名程度を予定。
採用予定人数
約25名(日本側)/約25名(欧州側)
本会及びESFからの支給経費
開催場所までの交通費及びセミナー期間中の食事代,宿泊代
申請手続
審査基準
(1)当該分野での研究の将来を担う優れた研究者となることが期待出来ること。
(2)本セミナーの参加により、日欧の持続発展的な共同研究や人的ネットワークの形成に寄与する将来性が見込めること。
選考及び結果の通知
提出された申請書類に基づき、コーチェア及び講師と本会及びESFが協議の上選考し、結果を4月中旬に本人宛て通知します。
申請に関する問い合わせ
〒102-8471 東京都千代田区一番町6
独立行政法人日本学術振興会 国際事業部研究協力第一課 欧州・大洋州係
「日欧先端科学セミナー」担当(金子・石沢)
- 電話(03)3263-1763
- Fax (03)3263-1673
- E-mail :esf-jsps@jsps.go.jp