気象集誌(日本気象学会英文誌) 温暖化予測モデルの高度化と予測に関する特別号
「Special Issue on the Recent Development on Climate Models and Future Climate Projections」
原稿募集のお知らせ
文部科学省プロジェクト「21世紀気候変動予測革新プログラム」では、IPCC第5次評価報告書への寄与と気候変動対応政策への科学的基礎の提供を目的として、「地球シミュレータ」の活用した地球環境予測・近未来気候予測・極端現象予測が5カ年計画(平成19年度〜23年度)で実施されています。
また、環境省プロジェクト「S-5 地球温暖化に係る政策支援と普及啓発のための気候変動シナリオに関する総合的研究」においては、その5カ年計画(平成19年度〜23年度)の中でIPCC第4次評価報告書に寄与した温暖化予測データの総合的な解析を進めて予測の信頼性に関する研究を推進し、IPCC第5次評価報告書に貢献することを目指しています。
両プロジェクトでは、気候モデリングの高度化、気候予測の信頼性向上および気候モデルによる予測結果を各種影響評価に使うための情報提供等について議論するために、過去数年にわたって国際ワークショップを開催してきました。これらの革新・推進費ワークショップで得られました、地球環境予測モデルの開発、近未来予測のためのデータ同化とアンサンブル予測、台風や大雨等の極端現象、モデル相互比較、多方面へのデータ利用についての知見を主体にしてIPCC第5次評価報告書への寄与を目指す論文を募集し、日本気象学会英文機関誌・気象集誌(JMSJ)の特別号を刊行する企画提案を行いましたところ、2010年11月5日に開催された編集委員会で承認されました。
そこで、特別号臨時編集委員会を以下のように組織し、下記のスケジュールに沿って論文の投稿受付、査読審査、編集を開始したいと思います。よろしくご投稿の準備をお願いします。なお、ページ制限、ページチャージ、編集のやり方などは、原則として気象集誌の通常号と同様です。気象集誌各号表紙裏情報(Information for Contributors)を参照ください。AuthorsGuide 及びJMSJ用LaTeXパッケージは、http://www.jstage.jst.go.jp/browse/jmsj/ にあります。ただし原稿送付先および送付方法が通常号とは異なり、下記のとおりですのでご注意ください。
○特別号臨時編集委員会
編集委員長: 尾瀬智昭
編集副委員長: 渡部雅浩(JMSJ編集委員)
編集委員: 石井正好、加藤輝之(JMSJ編集委員)、河宮未知生、高薮縁、中北英一、野田彰、行本誠史(JMSJ編集委員)
○特別号スケジュール
2010年11月 投稿論文募集開始(投稿があり次第、査読開始)
2011年2月28日 フルペーパー投稿締め切り
2011年4月30日 ノート投稿締め切り
2011年10月 論文審査を終了
2012年1月 発行予定
○特別号投稿方法
「特別号原稿」とのタイトルを付けたメールに、pdf原稿および「投稿フォーム」ファイルを添付の上、下記「投稿メールアドレス(1):気象研究所 尾瀬智昭」まで送付してください。安全のため、下記「投稿メールアドレス(2):気象研究所 石井正好」にCCしてください。「JMSJ Copyright Agreement Form」も必要となりますので準備をお願いいたします。
なお、「投稿フォーム」および「JMSJ Copyright Agreement Form」は、このホームページ(下)から取得、または事務局に要求してください。
投稿メールアドレス(1): tomoaose@mri-jma.go.jp
投稿メールアドレス(2): maish@mri-jma.go.jp
「温暖化予測高度化特別号原稿」とのタイトルを付けたメールに、pdf原稿および次の「投稿フォーム」ファイルを添付し送付してください。
- (SubmissionForm: 投稿フォーム.投稿時に必要事項を埋めて同時に送付下さい)
- (JMSJ Copyright Agreement Form: これも必要となりますので準備をお願いいたします)
- (Call for Paper: 投稿論文募集)
○その他の問い合わせは、特別号事務局まで。
事務局メールアドレス Kakushin-JMSJ@mri-jma.go.jp
代表 尾瀬智昭・石井正好
住所:〒305-0052 茨城県つくば市長峰1−1 気象庁気象研究所気候研究部内
Tel: 029-852-9047 (事務) or 029-853-8600 (尾瀬) or 029-853-8593 (石井)
Fax: 029-855-2552 (共通)