平成13年10月
気 象 技 術 講 習 会 の ご 案 内
専門課程「リモートセンシングによる気象観測」コース
(社)日本気象学会・(財)気象業務支援センター
(財)気象業務支援センターは、(社)日本気象学会と共催で気象予報士をはじめ、民間で気象事業に従事している方々の技術レベル向上を目的として、「気象技術講習会 専門課程」を開催しています。これまで「メソ気象」「数値予報」「民間気象予報」をテーマに行い、好評裏に終了致しました。
従来の気象観測は、温度計や気圧計、風速計などの測器を用いて、直接、大気の状態を観測することが主でしたが、最近では、レーダーや気象衛星、ソーダー等のように電磁波や音波などを用いて測定し、データ処理によって大気の状態を推定するリモートセンシング(遠隔測定)が大きな部分を占めるようになってきました。そこで、今回は、「リモートセンシングによる気象観測」コースを開催します。
地方の方々にも参加しやすいように、今回も、3日間の短期集中型で行います。また、講習終了後、レポート提出による試験を行い、合格者には「修了証」を発行します。
- 講習会場
(財)気象業務支援センター 4F講習室
東京都千代田区神田錦町3-17 東ネンビル
- スケジュール
平成13年12月2日(日)〜 4日(火)
(午前9時30分 〜 午後4時30分)
- 講習内容(予定)
- 2日(日)-
午前:リモートセンシングの基本原理と概説
午後:同上続き、TRMM
- 3日(月)-
午前:ドップラーレーダー、
局地的気象監視システム(気象庁のプロファイラーによる観測網)
午後:ウィンドプロファイラー、レーダーのドップラー化
- 4日(火)-
午前:GPS気象学、静止気象衛星
午後:極軌道衛星、マイクロ波放射計
注意:都合により、内容を若干変更したり、講習順序を入れ替える場合がありますのでご了承ください。
- 講師(順不同)
青木 忠生(気象研究所)
石原 正仁(気象庁)
門倉 克矩(SIGMET社)
小林 隆久(気象研究所)
柴田 彰(気象研究所)
徳野 正巳(気象衛星センター)
中村 健二(名古屋大学)
万納寺 信崇(気象庁)
注意:講師は、都合により変更することがありますのでご了承ください。
- 申し込み方法
郵便はがきに「リモセン受講希望」と明記の上、住所、氏名、年齢、電話番号(昼間ご連絡がつくところ)、勤務先(学校名)を書いて、以下の申込先ヘお送り下さい。
《申込先》
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-17 東ネンビル
(財)気象業務支援センター リモセン講習会係
- 申し込みの締め切り
11月18日(日)-当日消印有効-
注意:申し込み順に受け付け、定員(40名)になり次第、締め切ります。
- 受講料
3万円(教材費込み、税別)
受講決定者には、受講料の払い込み方法を記載した受講決定通知書をお送りしますので、指定の日までにご入金下さい。また、(財)気象業務支援センターの賛助会員には、受講料の割引(10%)がありますので、お申し込みの際に賛助会員番号を記載して下さい(お申し出がないと割引は致しません)。
- 問い合わせ先
可能であれば、お問い合わせはe-mailにてお願い致します。
(財)気象業務支援センター 「リモセン講習会」係
TEL:03-5281-0440
FAX:03-5281-0443
e-mail:methiroba@jmbsc.or.jp
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