日本気象学会29期第5回常任理事会議事要旨
日時
1997年1月13日(月) 13時30分〜17時00分
場所
気象庁内気象学会事務局
出席者
松野,関口,二宮,山岸,村松,新野,木田,斎藤,竹村,塩原,永田
その他の出席
事務局(舘)
議事
1.第29期第4回常任理事会議事録の確認
2.各委員会報告
〔庶務〕
- 転載許可依頼(気象集誌38,p207-209 図5をApplied Climatologyに掲載)を了承
- 共催名義使用依頼(第18回レーザーセンシング・シンポジウム,1997年7月の承認
- 第17期日本学術会議会員候補者選考委員会委員の投票結果の報告
関口理郎,住明正,山岸米二郎,木田秀次,竹村行雄の各氏の信任
- 名誉会員選定委員会委員長の投票結果の報告 二宮洸三氏の信任.
- 第14回風工学シンポジウムの第5回運営委員会開催通知の報告 1997年2月6日
- 1997年度文部省「研究成果公開促進費」研究成果公開発表Bの申請状況の報告
沖縄支部より 「台風と沖縄の地域経済」10月30日
- 理事の異動に関する報告
高橋 劭理事 九州大学理学部から桜美林大学へ,平成9年4月1日付.
- 会員数の報告 会員種別毎 1997年1月1日付
一般A 2714名,一般B 980名,学生A 250名,学生B 85名,名誉 6名,
団体A 124,団体B 176,賛助 44,書店 50 他
〔会計〕
〔天気〕
〔気象集誌〕Vol.75 No.1 (1997年の2月発行)の掲載記事等の紹介
〔気象研究ノート〕
〔教育と普及〕
今年の夏季大学のテーマとして,「台風」,「大気汚染」,「衛星を含む新しい観測」を検討中
.
〔国際学術交流〕
- 第4回地球科学学会国際合同大会への出席者の有無(EUからの招待関連)
なし
〔電子情報〕
- 気象学会BBS(電子掲示板)およびホームページの利用状況.
- BBSやホームページの情報処理にアルバイト雇用の可能性
情報処理の急増で担当者の負担が過重となっていることに関連し,予算上アルバイト料の
支払いの余地があるかどうか,担当理事からの提起があった.
これに関し,今後の情報公開の在り方をかためると共に,各種委員会の同様の作業の仕事
量の見積もった上で,検討することになった.
4.会員加入状況
新入会員21名を承認,退会員138名の報告.
5.日本学術会議第17期会員候補者の気象学会から選考
標記候補者の推薦手続きとして,前回常任理事会が設置した選考委員会の委員候補の各
氏(関口理郎,山岸米二郎,住明正,木田秀次,竹村行雄)が全理事の投票により信任
されたことが報告され,理事長の指名により,関口氏を委員長に選任した.
今後,同会員の選考対象者募集の締め切り(1月24日)を待ち,学会の推薦候補(2名)と同
会員候補の推薦人(2名と予備1名)を内定する手はずとなる(前回の議事録参照のこと
).
6.名誉会員選定委員会の設置
名誉会員選定委員会委員長に,全理事投票の結果,二宮洸三氏が承認されたのを受けて,次
の常任理事会までに委員候補の選定するよう,同氏に依頼.
7.評議員の選出
担当理事から,各分野の評議員候補者が示され,常任理事会では適当と合意された.全理
事の承認を経て,最終決定される.
なお,現在,評議員は学会員の中から選ぶことになっている(学会定款23条の2項)が,学会
活動に広く各界からの意見を反映していくためにはこの規程を見直す方がよいと問題提
起され,見直す方向で検討していくことが確認された.
8.1997年度事業計画・予算の案
この案は従来の事業を踏襲する形で作成.今後新たな事業案を盛り込んで最終案を決
定する.
なお,来年度は会員名簿を作成する年に当たるが,編集方針を検討する必要がある旨,問題
提起され,関係者で案を作ることになった.
10.その他
- WPGM(Western Pacific Geophysics Meeting)の2000年開催に関する打ち合わせ
AGU(American Geophysics Union)のFred Spilhaus氏が来日し,1/16日,地震研究所で
打ち合わせが行われる旨,地球惑星科学関連連絡会担当理事から紹介された.
シンポジウム等の開催については今後検討されることになるが,会員への情報中継に漏れ
のないようにして欲しい旨,希望が述べられた.
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