日本気象学会第29期第6回理事会議事録
日時
1998年5月27日(水) 17時35分〜21時00分
場所
東京管区気象台会議室
出席者
松野,関口,二宮,村松,藤部,新野,田中(博),木田,城尾,竹村,塩原,廣田,笹野,菊池,田中(浩),山下,宮原,石島 以上18名
その他の出席
事務局(島津,舘)
議事
- 第29期第16回常任理事会議事録の確認
- 各委員会関連議事
〔庶務〕
- 転載許可依頼への承認の報告:3件
- 「気象集誌」Vol. 73, 909〜923, Vol. 75, 657〜675, Vol. 75, 753〜760をEORC bulletinの「Collected Papers and Abstracts Vol. 1」へ.
- 「天気」Vol. 29, 1117の第3図を,森北出版(株)気象利用研究会編「気象利用学」へ.
- 「天気」Vol. 39, 611の第9図,および,Vol. 40, 104の第5図を,放射線利用協議会の「数値モデルによる放射能の大気拡散評価」へ.
- 後援名義等使用依頼の承認:5件
- GPS国際シンポジウム−地球科学への応用−の主催
日本学術会議測地学研究連絡委員会,日本海洋技術調査学会,日本測地学会,日本地震学会,日本火山学会の主催.1999年10月18〜22日,つくば国際会議場(茨城県つくば市)にて.
- 第15回エアロゾル科学・技術研究討論会の共催
日本エアロゾル学会の主催.1998年8月20〜22日,埼玉大学大学会館他(浦和市下大久保)にて.
- 第11回国際女性技術者・科学者会議の後援
日本学術会議・日本女性科学者の会・日本女性技術者フォーラムの共同主催,日本女子薬剤師会・女性技術士の会協賛.「環境」をテーマに,平成11年7月24〜27日,千葉市幕張メッセ・国際会議場にて.本件については,相応の資金援助を決定した.
- 第48回科学講演会の後援
(財)東レ科学振興会の主催,日本海洋学会,朝日新聞社にも後援依頼中.平成10年9月18日,有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町マリオン)にて.
- 第3回GEWEX(全球エネルギー・水循環実験)国際会議の後援
WMO/WCRP(世界気候研究計画)主催,GAME(GEWEX アジア・モンスーン実験)国際科学パネル,宇宙開発事業団,水文水資源学会,中国気象学会も後援予定.1999年6月8〜12日,北京(中国)にて.
- 会計監査の実施 4月20日
- 「気象用語委員会設置について」の照会 小倉義光会員より 4月24日
気象用語の統一に対する学会の取組状況について照会があり,次期(第30期)から常設の委員会を設置することに決定している旨,説明することになった.
- 国際学術研究集会出席補助金の支給 高田久美子(国立環境研究所) 5月13日
- 「新教養の気象学」刊行に関する書類の受領 朝倉書店より 5月15日
刊行通知書,出版契約書,編集料支払契約書.
- 「天気」編集会計報告(1997年度分) 編集委員会より 5月20日
「天気」への論文投稿料徴収については,編集経費の長期的見通しを確認し,さらに
検討することになった.
- 平成10年度科学研究費補助金「研究成果公開促進費」 交付の内定通知の受領と申請書等の提出 交付予定額5,310,000円 5月25日
- 総会委任状の集計集計状況 合計 723通 5月25日現在
総会定足数(通常会員数の1/5)815名,その内,総会出席必要会員数163名(通常会員数
の1/25)以上.
〔会計〕
〔天気〕
- Vol.45 No.5(1998年5月号)掲載記事と,Vol.45 No.6〜7号掲載予定記事の紹介
〔気象集誌〕
- Vol.76 No.3 (1998年6月号)掲載記事の紹介
〔気象研究ノート〕
〔教育と普及〕
- 第32回日本気象学会夏季大学の予定の紹介
テーマ:「気象を測る」気象観測の発展と展望.1998年8月5〜7日,東京大学山上会館にて.3日目は見学コースを設定.
- 「新教養の気象学」 印刷完了
- 学校科目「地学」関連学会連絡協議会第13回会合の報告
- 学会間の「地学教育」関連情報の交換システムとして,日本地学教育学会のホーム・ページから各学会のホーム・ページへのリンクを設定する.
- 初等・中等レベルの教育課程「地学」で教育すべき必須の内容を次回会合で検討
するので,各理事からも意見を欲しい旨,担当理事から依頼があった.
〔電子情報〕
- 1998年4月の気象学会ホーム・ページのアクセス状況 (49,956件).
〔その他〕
- シンポジウム開催の予定 日本学術会議気象研連からの報告
気象研連として,自由参加のシンポジウムを1998年秋季から日本気象学会の各大会前日午後に開催することとなり,2000年秋までのテーマと座長を検討中であることが紹介された.
- 会員加入状況
新入会員62名を承認,退会3名の報告.会員数4,646名(内,通常会員4,121名).
- 気象学会総会資料の検討
総会での審議事項として総会資料に掲載された各項目の内,1997年度事業報告・収支決算,1998年度事業計画案・予算案を確認すると共に,監査報告,第30期役員の選任,「奨励金」を「奨励賞」に改めることに伴う細則の改正を検討して,承認した.
- 2000年度春季大会の担当機関の決定
標記の担当機関として,気象研究所に依頼することが承認された.
- 各賞受賞者選定規定の改正
「気象学会賞受賞者選定規定」の記述を対応する細則と整合させる件,および,「堀内賞受賞者選定規定」にメダル授与の記述を追加する件について検討し,承認した.
- その他
- 「気象講習会」開催
「気象予報士」制度の発足等に伴って,気象学に対する能力向上を要望する人が増加している.これに応えるため(財)気象業務支援センターと気象講習会の共催を計画し,学会は講師選出を分掌する旨,総合計画担当理事から紹介があった.気象学の様々のレベルでの教育と普及を進めることは,学会の役割にふさわしいので,対象者を気象予報士に限らないことを条件として,協力することを承認した.
- 地球物理学関連学会会長等の懇談会の開催
IUGG(国際測地学地球物理学連合)の2003年総会の日本招致や地球環境問題への取組に関連して,学会の枠を越えたより効率的な取組が必要となっている.これに関する関連学会会長等による意見交換のため,1998年5月25日に国立オリンピック記念青少年総合センターで非公式な懇談会を開催した旨,理事長より報告があった.
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