日本気象学会第30期第3回理事会議事録
日時
1999年3月25日(木) 15時00分〜16時40分
場所
気象庁観測部会議室
出席理事
廣田,二宮,石島,神沢,木田,城尾,関口,竹村,田中(博),田中(浩),中村(誠),新野,藤部,宮原,村松 以上15名
その他の出席者
事務局(舘)
議事
- 日本学術会議気象学研究連絡委員会の活動状況
標記について,同委員会高橋劭委員長の代理として,同委員会委員の木田理事から説明があり,IUGG(地球物理学・測地学国際連合)に関して,2003年大会の正式招請状を地球物理学研究連絡協議会名で送付したこと,本年英国バーミンガムで開催される総会には木田理事が日本代表として参加することになったこと,IUGGの下部組織であるIAMAS(国際気象学・大気物理学連合)の執行理事会の松野理事の後任選定の検討が必要になったこと,地球物理学関連の研究連絡会の数が多く一研究連絡会を減らす方策の検討が必要となったことなどの紹介があった.
また,廣田理事長より,地球物理関連学会の会長懇談会が2月13日開催され,IUGGの2003年大会に関し,開催の立候補,事務局の設置,今後の対応の仕方などの取り組み,IUGGの国内対応組織結成,共通の雑誌発行,活動の活発化の方策の検討などにつき話し合ったことが報告された.
- 日本気象学会1999年度総会議案
- 総会定足数に関する定款の改訂
「公益法人の設立許可及び指導監督基準の運用指針」の一部改正につき文部省より通知があり,社団法人について「定足数が過半数以上でない」場合は,本年9月までに適合するようにとの指示があった.
当運用指針に沿って,当会の定款第38条が,現在「5分の1以上」となっているのを「過半数以上」と改正することを理事会として決定し,総会の承認を求めることになった.なお,本件に関し文部省の事前の了解を得ている.
- 理事の辞任とこれに伴う後任理事推薦
人事異動等に伴い,本部といくつかの支部の理事から理事辞任の申し出があった.この辞任を承認すると共に,後任理事を総会に推薦し承認を求める手続きを取ることが了承された.
- 1999年度事業計画・予算(案)
1999年度の事業として,各委員会等からの提案を検討し, 機関誌等の発行,会議等の開催,大会・研究会等の開催,研究業績の顕彰と研究の奨励,普及活動,国際学術交流活動等,基本的に従来のものを継承すると共に,関連学会の協力による地球物理学の総合的理解を深めるため,地球環境科学関連学会協議会,地球惑星科学関連学会合同大会の開催,国際オゾンシンポジウム2000年国内組織委員会,IUGG(地球物理学・測地学国際連合)の2003年大会準備委員会等への参加などにより,対外活動を強化することで,1999年度の事業計画・予算案を理事会として決定し,総会の承認を求めることになった.
平成11年3月30日・社団法人日本気象学会 二宮洸三
署名人 竹村行雄
署名人 城尾泰彦
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