第32期第13回常任理事会議事録
日 時
2003年9月16日(火)13時30分〜17時50分
会 場
出席者
廣田、古川、勝山、木田、田中、新野、藤部、山内以上8人
その他の出席者
議 題
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第32期第12回常任理事会議事録
の確認
- 各委員会等の報告
庶務
- 転載許可
天気25巻4号 静止気象衛星GMS(ひまわり)第12・2図を丸善刊行予定の「機械
工学基礎コース 流れの工学」への転載
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後援名義等使用依頼受付
- 名称:21世紀の地学教育を考える大阪フォーラム
第4回こどものためのジオ・カーニバル
- 主催:21世紀の地学教育を考える大阪フォーラム
第4回こどものためのジオ・カーニバル企画委員会
- 期日:平成15年11月2日(日)、3日(祝)
- 場所:大阪市立科学館
- 名義:後援
- 名称:第2回「戦略的基礎ソフトウェアの開発」シンポジウム
- 主催:東京大学生産技術研究所
- 期日:平成15年12月3日(水)、4日(木)
- 場所:経団連ホール(千代田区大手町1-9-4)
- 名義:協賛
- 名称:第50回風に関するシンポジウム
- 共催:日本建築学会他19学会
- 期日:平成15年12月12日(金)
- 場所:東北大学工学部青葉記念会館
- 名義:共催
- 名称:第14回大気化学シンポジウム
- 主催:名古屋大学太陽地球環境研究所
- 期日:平成16年1月7日(水)〜9日(金)
- 場所:豊川市民プラザ(愛知県豊川市諏訪3-302)
- 名義:協賛
- 東京湾海洋環境研究委員会(前、東京湾海洋環
境シンポジウム実行委員会)委員派遣依頼について
東京湾海洋環境シンポジウム実行委員会より、東京湾の海洋環境の回復に向けた
提言を取りまとめるため、「東京湾海洋環境研究委員会」を組織すること、当学
会に対し、研究委員会の委員を派遣して欲しいとの依頼があった。東京湾海洋環
境シンポジウム実行委員会のこれまでの活動内容を調査し、当学会としてどのよ
うに参画すべきか検討した後に、委員を派遣するかどうかの検討を行うこととし
た。
- JACM(Japan Association for Computational
Mechanics)運営委員会選出依頼について
JACMは、国内の計算力学研究者・技術者が参加する組織で、主として計算力学に
関する国際学術講演会を運営するIACM(International Association for
Computational Mechanics)の学術活動に参画する目的で設立された。JACM会長
より、国際的学術活動と国内の計算力学関連学会との間のコミュニケーションを
図るために、気象学会からも運営委員を選出して欲しい旨の依頼があった。次回
の常任理事会で適任者の候補について検討することとした。
- 日本学術会議より報告書を受領
- 学術のあり方常置委員会報告「日本学術の質的向上への提言」
- 学術と社会常置委員会報告「科学における不正行為とその防止について」
の2部を受領した。報告の後、常任理事間で供覧を行った。
-
賛助会員の退会通知について
2件の賛助会員より退会通知があった。
これに関連して、企業と学会との接点について
検討する必要性が議論された。
会計
天気
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Vol.50 No.9(2003年9月号)の掲載記事と Vol.50 No.10(2003年10月号)掲載
予定記事の報告。
-
最近、投稿原稿が不足しているとの報告があった。これについて、いかにして投
稿を増やすことができるのか編集委員会で検討すること、また会員がどのような
記事を求めているのか調査する必要があるといった指摘があった。
気象集誌
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Vol.81、No.6(December2003)の掲載記事の報告。
-
6月号の印刷が悪かった件については、業者の責任で作成し直した後、再配布を
行った。現在の仕様ではこのような事例の再発が予想されるため、今後は、1ラ
ンク上の用紙と印刷方法を仕様書に明示することとする。これによって経費増と
なるとの報告があった。
-
特別号の予定は次のとおり。
GPS気象学(主担当:中村一会員)Vol.82、No.1-b、風送ダスト(主担当:三
上正男会員)Vol.83、No.1-b
-
二重投稿の防止については、徹底した投稿規程を定め、投稿の際にCopyright
Agreement Formの提出を義務付けることの検討を進めることとなった。
気象研究ノート
- 企画および進捗状況
- モンスーン研究の最前線…入稿済み、10月に刊
行の予定
- ウィンドプロファイラー…原稿収集中、今年の
請求には間に合わない 可能性あり。
- 気象研究ノート203号の書店販売については、
取次ぎに載る状況には 無かった。出版予告は 1年前までに行う必要が
あり、印刷する段階で 登録されていなければならないとの報告があ
った。
講演企画
- 秋の大会の講演件数は427件
- 2004年春季大会の準備状況の報告があった。
- 総会時の行事(国際交流等)の検討が必要との
意見があった。
教育と普及
夏期大学を8月4日〜6日に開催した.受講者数は81名であった。アンケートを行
った結果、受講者の年齢層はより高齢化し、会社員あるいは無職の方が多かった。
目的は自分の教養および趣味とのことであった。受講料の5500円は適当との声が
多かった。
各賞
文部科学大臣賞(科学技術功労賞)に学会の1名を推薦した。
国際学術交流
学生の旅費支援の申し込み件数が減少している。申し込み件数が少ないようであ
れば、制度の見直しが必要との議論があった。
電子情報
2003年7月1〜8月31日の気象学会ホームページのアクセス状況(7月69,613件、8
月72,276件)。
その他
- 学術会議気象研連次期委員選出の報告、レター誌的電子ジャーナル
の検討
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18期で報告書の作成を計画している。これを完成するまでは、現委員を留任させたい。1
名減であるので、気象研究所の2名を1名にしていただく。委員の留任は3期まで
であるが、特別の事情があるために、4期目の留任を許可していただけるよう交
渉することとなった。
-
レター誌的電子ジャーナル発行準備委員会設置の検討 基本的イメージとして、
速報性を重視する、流通性を重視する、大気科学全般の広い分野を対象とするこ
と、編集過程の公平性と公開性を重視すること等を確認した。2005年の実施に向
け、10月の全国理事会において提案できるよう検討を進めることとした。
- 会員の新規加入等について
新入会員19名を承認、退会90名。9月10日現在、会員数4,360名(内、通常会員
3,888名)。退会者数が多かったのは、2002年度会費未納者70名の除籍を8月末日
に実施したためとの報告があった。
- 第33期選挙について
第33期役員選挙の日程について確認した。
10月の全国理事会までに選挙管理委員長を委嘱する。庶務担当理事が、事前に
選挙管理委員長候補者に対し打診を行うこととなった。
- 会員制度の見直しについて
総会成立条件が厳しいため、会員の実情を反映した会員制度の見直しが必要で
あることについて、総合計画担当理事より提案があった。会員の利益を守ること、
会員の平等性を保つこと、会員の名称のイメージを大切にしたいという基本理念・
方針について確認した。10月の全国理事会承認後、趣旨説明を天気誌上に掲載し、
気象学会HP等を利用して会員の意見聴取を進める。会員の理解を得るために最善
の努力を行うことが確認された。
- 第2回評議委員会の形式と議題について
第2回評議委員会の進め方について議論した。次回理事会までにキーとなる言
葉を拾い出すこととし、理事会の各委員会で、回答案を検討する。評議委員会で
は、その回答に対し、各評議委員から再度付け加える意見を頂くこととした。
欠員となっている評議委員については、評議委員の委嘱の手続きを行うことに
なった。
- 学会運営に関する諸問題について
学会の会員制度、経費の問題など学会運営に関する諸問題について引き続き検
討を進めることとなった。
- 第32期第5回理事会の議題について
第32期第5回理事会で議論する議題の内容について、整理を行った.
- その他
事務局の体制について議論を行った。現在の体制を維持する必要があり、欠員
が出た場合には速やかに補充を行うことを確認した。
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