日　時

2003年3月17日（月）13時00分〜14時45分

会　場

東京管区気象台会議室（8階）

出席者

廣田、古川、伊藤、岩崎、岩嶋、大西、勝山、神沢、木田、近藤、佐々木、田中、 津田、坪田、新野、藤部、牧原、万納寺、宮原、山内、以上20人

その他の出席者

舘、島村（以上事務局）

議　事

細則の一部追加、および基本財産の運用益の使途に関する規定の制定

社団法人の基本財産は公益事業を実施するために有している基金であることを明 示するため、細則に基本財産の運用益の使途に関する規定の制定を追加し、新た に基本財産の運用益の使途に関する規定を定める。

総会に向けて

天気4月号に総会資料と総会参加票を掲載することとする。

支部活動の費用

各支部から支部活動としての講演会などの開催に要する費用をまかなうには、定 額の支部交付金のみでは不足する場合があるとの報告があった。
　これに関して、支部の年間活動は支部交付金の範囲でまかなうことが望ましい が、研究会・講演会など特別な費用を要する支部活動の計画がある場合は事前に 常任理事会に申し出を行えば本部からの出費を検討する余地のあることを申し合 わせた。

気象集誌掲載の速報的記事について

論文が早く掲載されるレター誌“Geophysical Research Letter (GRL)”に投稿 される気象学の論文が増えてきた。気象学会でも集誌とは別に速報的なレター誌 を立ち上げてはどうかという意見が出された。　次のような意見、コメントがあっ た。GRLのレターは単に早く出る短い論文ではなく、ほかの研究者に与える影響 が大きい速報である。集誌と別にレター誌を作ると編集者に過度の負担がかから ないか、財政的にはどうか、検討が必要である。集誌のノートは論文の価値とし てフルペーパーに劣るものではない。また、ノートにはフルペーパーの補遺とい う性格もある。集誌ではノートの速報性を打ち出した。ノートで速報を出してお き、あとでフルペーパーという組み合わせもある。

その他

1. 法人の見直しが行われている。税金免除の廃止、総会成立の要件の緩和な どが議論される。会員のあり方にも関連してくるので、今後も注目する。
2. IUGG募金の目標達成のためにまだ努力が必要。
3. 2月末、内閣府の総合科学技術会議が日本学術会議の在り方について意見具 申した。その中で学術会議は10年間引き続き国の機関とすること、会員の あり方を従来と変えることを今後一年検討することが示されている。

日本気象学会ホームページへ