第32期・33期 新旧理事・監事合同会議議事録

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会 場

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議 題

  1. 各委員会引継事項
  2. 第33期理事会への引継ぎ事項として,第32期各担当理事から担当業務の内容と 懸案事項についての説明が行われた.主な内容は以下の通り.

    理事長
      第32期で改定された定款の施行までの周知と制度の定着,講演予稿集の投稿料の 検討などの春季秋季の大会運営費用の再考,日中韓学術交流の促進とその一環と してのアジア国際研究集会の2005年春に東京での開催,電子ジャーナル“SOLA” の発刊,対外的啓蒙・啓発・普及活動に関する検討,地球惑星科学関連学会との 連合に関する検討,2007年の気象学会創立125周年における行事の検討と準備, などが第33期の主な課題である.

    庶務
      電子情報委員会との連絡を密にして,気象学会の情報を会員や一般に向けてウェ ブサイトで適切に開示することの重要性が増してきた.今後もこの方向を推進す る.

    会計
      春秋の大会開催や地方支部活動に必要な経費の増加傾向,会員制度の変更による 会費収入の変化などを考慮して,健全な財政状況で運営することが必要である.

    総合計画
      学会の運営,特に会員制度の変更に伴う問題,気象技術講習会の気象業務支援セ ンターとの共催,地球環境科学関連学会協議会参加,一般向けの気象の雑誌の発 行,などを検討する.

    天気
      気象協会発行,気象庁監修の「気象」が 2002年 3月に廃刊された後,第32期で は気象庁各部署の協力を得て,「気象」に掲載されていた気象庁執筆の記事の掲 載を開始した.第33期では気象に関する一般向けの啓蒙を目的とした雑誌の刊行 に関して議論を進める必要がある.また,気象学会 125周年にちなんだ記事の掲 載の検討を行う.

    気象集誌
      最近では気象集誌の100%英文化,電子版の即時公開,要報の速報性の明確化等 を実施した.今後は査読の遅れの解消に努めること,新たに創刊されるレター誌” SOLA”との調整などが課題である.

    気象研究ノート
      2002年度,2003年度とも,3冊の発行を計画したが,実際には2冊ずつの発行だっ た.しかし,積極的な出版の要望や新しい企画は多い.204号からは書店販売の 実現を期待している.印刷業者選定(入札)や契約方法などは検討課題である. また,英語版の発行は将来の課題である.

    講演企画
      春季大会を4日間にすること,大学の法人化で大学の会場の使用料が増額された ことにより,大会開催の経費が増えた.予稿集の投稿料の徴収や参加料の値上げ などを,事務量の増大を考慮に入れて検討する.かなり一般的になってきた予稿 集の投稿の電子化を,インターネットが使えない人もいることを考慮に入れて検 討する.仕事が増え,講演企画委員会のボランティア的な仕事では限界に近づい てきた.

    学会賞
      受賞者を必ずしも2件選ぶ必要はない.

    藤原賞
      候補者がそれほど多くない.

    奨励賞
      積極的な推薦・応募を図るため,委員会と支部との連絡を密にする必要がある. グループへの受賞やボランティア的な社会教育・普及活動を対象にすることを検 討すべきである.

    学会外各賞
      同じ人を続けて推薦しても受賞に至らない場合の対応が難しい.

    堀内賞
      今回推薦された者を次期に再検討する.

    山本・正野論文賞
      プロジェクト研究が多く,個人研究が少ない.指導教官との共著論文の評価が難 しい.

    国際学術交流
      若手の旅費の援助は応募が少なく,旅費の支給状況も良くなってきたので,この 制度の再考が必要である.日中韓気象学会の交流を推進し,2005年春にアジア国 際研究集会を東京で開催する.

    教育と普及
      他の組織との連携による講演会や教室などの開催,教育普及活動の事務局体制の 強化などが課題である.現行のボランティアによる体制では限界がある.

    電子情報
      ホームページは会員相互の情報交換,学会外部への情報発信を担う有効な場であ り,学会員の学会運営への関心喚起の契機ともなりうる.ホームページ運営実務 担当者の負担が大きいが,今後も掲載内容の充実を図る必要がある.事務局の会 員管理にホームページを活用することは有効なことでもあり,将来はホームペー ジの運営管理は学会事務局の仕事そのものになっていくと考えられる.

    用語検討
      「文部省学術用語集気象学編(増訂版)」(1986年発行)の改訂を見据えて第31 期で用語の選定作業が行われた.しかし,学術審議会の改変に伴って,「学術用 語集」の今後の発行計画はなくなった.そこで,気象学会のホームページに用語 欄を設け,そこに用語を掲載することとする.

    地球環境
      第32期では春季大会で公開講演会を開催した.この講演会は会員外,会員の両方 に有意義であった.今後はテーマの設定,報道関係を通した一般への事前の宣伝 などを考慮する.

    名誉会員推薦
      以前から議論のある外国人会員,会員外の推薦は今後も検討が必要である.

  3. 第32期理事長挨拶




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