日 時
2005年4月11日(月)13時35分〜16時50分
会 場
東京管区気象台会議室(気象庁8階)
出席者
廣田,古川,岩崎,木田,近藤,多田,田中,新野,板東,藤部,三上,以上11名.
その他の出席者
島村,渡辺(事務局)
議 事
- 第33期第8回常任理事会議事録の確認
- 第33期第3回理事会議事録の確認
- 各委員会からの報告 庶務
- 転載許可
金元植氏(ソウル大学)より,気象集誌第79巻p.389の第1図のAmerican Geophysical Union投稿論文への転載.
- 後援名義等使用依頼受け付け
- 名称:第24回レーザ・センシング・シンポジウム
- 主催:レーザ・レーダ研究会
- 期日:2005年9月21日(水)〜22日(木)
- 場所:鴨川グランドホテル(千葉県鴨川市広場820)
- 名義:協賛
- 名称:日本流体力学会年会2005
- 主催:(社)日本流体力学会
- 期日:2006年9月5日(月)〜7日(水)
- 場所:工学院大学新宿校舎(新宿区西新宿1-24-2)
- 名義:協賛
- 第12回日産科学賞審査結果及び文部科学省地方講演会開催補助の審査結果を受領 した(いずれも不採択).
- 国際学術研究集会への補助の募集に対し4名の応募があった.
- 2005年度予算案と事業計画を本省に提出した.
- 山本・正野論文賞の募集に対し9名の推薦があった.
- 2004年度の会計監査が4月6日(水)に終了した.
会計
2005年3月分の収支報告.
天気
- Vol.52 No.4(2005年4月号)の掲載記事と,Vol.52 No.5(2005年5月号)掲載予定記事の報告.
- 4月号に2005年度総会の議題を掲載する.
気象集誌
- 編集事務局の2004年度の決算報告.
- 第82巻6号で再び印刷ミスが発生.出版社に警告すると共に,再発防止について の文書による回答を求めた.
SOLA編集
- 2月から3月にかけて投稿が増えている.
- 広報用のパンフレット2,700枚が完成した.“気象集誌”に折り込むと共に,海 外関係者や掲載論文の著者等に配布する.
- 掲載した論文のDOI識別子にミスがあり,正誤案内で対応する.
講演企画
2005年度春季大会の非会員の発表数を数えたところ,474件中94件と,2割程度で あった.
総合計画
(財)気象業務支援センターが実施している気象カレッジのカリキュラム検討委 員会が終了した.今期から導入した入学試験について,学力差が比較的大きい基 礎課程の希望者に対しては試験による選抜が有効であった.一方,応用課程の希 望者はレベルが高く学力差が小さかったが,定員の関係から半数のみの合格となっ た.
教育と普及
夏季大学を8月5日(金)〜7日(日)に気象庁講堂で行なうことを確定した.主 題は「台風・集中豪雨」.中・高等学校の先生や気象に興味のある一般の方150 名程度の受講を想定.カリキュラムの詳細が確定し次第,広報する.
国際学術
日本・中国・韓国合同シンポジウムの詳細を“天気”4月号で周知する.また, 学会ホームページにプログラムを掲載する.
電子情報
- 2005年2月1日〜2月28日の気象学会ホームページのアクセス状況(79,610件).
- 昨年よりアクセスの多い状態が続いている.
- 2005年度秋季大会のスペシャル・セッションのテーマ募集記事を掲載した.
- 会員の加入・退会
新入会員23,退会16を承認.4月8日現在,会員数4,178名.通常会員数は現在826名.
- 2005年度総会の議題について
2004年度事業報告・収支決算報告及び監査報告,2005年度事業計画案・収支予算 案,その他の議題について検討した.
“天気”4月号の配付に合わせて,通常会員に総会参加票を送付する.
- 5月の理事会の議題について
2005年度総会の資料や進め方の確認,また,2005年度秋季大会と2006年度春季大 会の準備状況の確認等を行なう.2007年度春季大会の担当機関についても触れる.
- その他
- (1) 富士山測候所の活用に関する要望書の提出について
- 富士山高所科学研究会(代表世話人:土器屋由紀子・江戸川大学教授,浅 野勝己・筑波大学名誉教授)からの依頼を受け,気象学会から気象庁に対 して標記要望書を提出することについて議論した.基本的に賛成の意見が 多かったが,測候所の活用には公費が必要なことから,研究のスタンスや 長期展望について議論すべきとの意見が出た.これらの意見を参考にして, 理事長名で要望書を提出することとした.
- (2) 大学評価・学位授与機構への専門委員の推薦について
- 標記機構は1991年に学位授与機構として発足し,2000年に現在の名称に改 組後,2004年から独立行政法人として大学等の評価及び学位授与に関する 評価事業を行なっている.今回,気象学会に対し専門委員候補者の推薦依 頼があったため,高薮縁会員(東京大学気候システム研究センター)と岩 崎理事の2名を推薦することとした.
- (3) 第55回理論応用力学講演会の共催等について
- 気象学会が標記講演会を共催することを承認.運営委員会の委員として,松 田佳久会員(東京学芸大学教授)を推薦することとした.
- (4) 東京湾海洋環境研究委員会の報告
- 2005年の第2回委員会が3月17日(木)に東京海洋大学で開催され,古川理事 が出席した.同委員会は2005年12月にシンポジウムを行ない,2006年夏に 提言書を出版する予定.気象学会は東京湾を取り囲む陸域・都市部の気象 や海上の気象に関する部分を担当する.
- (5) 第42回アイソトープ・放射線研究発表会,第2回運営委員会の報告
- 3月4日(金)に日本アイソトープ協会で行なわれた標記会合において, 2005年7月6日(水)〜8日(金)に日本青年館で行なわれる研究発表会の内 容が議論されたことが,廣田道夫運営委員(高層気象台)から書面で報告 された.
- (6) 翻訳書への転載許可について
- 会員から,自ら翻訳する書籍の付録で作成する資料へ“天気”の写真を転載 することが許可されるか問い合わせがあった.このため,まず翻訳書の出 版社と原著者との間で写真の使用許諾について確認した上で,会員から気 象学会に転載許可申請を出すように事務局から連絡することとした.