日本気象学会2005年度総会議事録

日 時

場 所

参加者数

議 事

  1. 開会


  2. 議長選出


  3. 理事長挨拶




  4. 表彰
    (1)学会賞
      学会賞候補者推薦委員会担当の中澤高清常任理事が選定理由を説明し,廣田勇 理事長から受賞者に賞状並びに賞金・メダルが授与された.受賞者と,受賞対象 となった業績は以下の通り.

          鵜野 伊津志(九州大学応用力学研究所)
            アジア域を中心とした物質輸送モデルの開発と応用に関する研究

    (2)藤原賞
      藤原賞候補者推薦委員会担当の木田秀次常任理事が選定理由を説明し,廣田勇 理事長から受賞者に賞状並びに賞金・メダルが授与された.受賞者と,受賞対象 となった業績は以下の通り.

          倉嶋 厚(気象解説者,著述業)
            季節変化と天気の動態に関する研究および気象解説による気象 学・気候学の普及における功績

          二宮 洸三((独)海洋研究開発機構 地球フロンティア研究セン ター)
            気象擾乱の多スケール階層構造に関する研究および気象基礎教 育の普及における功績




  5. 2005年度総会議案審議
    (1)議案1: 2004年度事業報告
     多田英夫庶務担当常任理事から,会員種別の見直しが行われたこと,電子 レター誌“SOLA”が創刊されたこと,日本・中国・韓国の気象学会の交流 が進んでいること,地球惑星科学連合設立の準備に関わってきたこと等の 事業報告が行われた.

    (2)議案2: 2004年度会計報告
     板東恭子会計担当常任理事から,公益会計で419万円の赤字,収益会計で 138万円の黒字,全体として281万円の赤字であること等の会計報告が行わ れた.

    (3)議案3: 2004年度監査報告
     高野功監事から,収支,会員数の減少,会員制度の見直し,国際学術交流, 電子レター誌の創刊,事務局職員の退職引当金等に関する監査の結果が報 告された.

    (4)議案4:日本気象学会細則の一部改定
     木田秀次常任理事から細則第19条の改定が提案され,学会出版物の委員会 の委員長に,理事に限らず適任の人が就くことができる仕組みを作り,学 会の人材が活動できる場を拡大するためという提案理由が説明された.

    (5)議案5:理事の辞任に伴う後任の推薦
     理事の辞任に伴い,後任として理事会から推薦のあった4名の理事候補者 について,廣田勇理事長から推薦理由が説明された。また,山内恭会員が 健康上の理由で全国区理事を辞任したことが報告された.

    (6)議案6: 2005年度事業計画(案)
     多田英夫庶務担当常任理事から,2007年度の学会設立125周年に向けた準 備を始めること,国際学術交流の一環として日本・中国・韓国の気象学会 共催によるシンポジウムを開催すること,電子レター誌“SOLA”の充実・ 発展に努めること,大会の開催に関して講演予稿集や参加費の見直しを進 めること等の事業計画が提案された.

    (7)議案7: 2005年度収支予算(案)
     板東恭子会計担当常任理事から,標記予算案が提案され,会員数の減少を 反映した案となっていること,支部交付金を増額したこと,収入減の対策 として気象研究ノートの発刊増や機関誌の印刷費・郵送費の見直しに加え, 人件費や事務局関連経費の縮減等を盛り込んでいることが説明された.

    (8)質疑応答
     議案1(2004年度事業報告)について,2004年度春季大会に合わせて地球 環境問題委員会が行った公開講演会は意義深いものであり,これを記載す べきではなかったかというコメントがあった.また,議案6(2005年度事業 計画)に次回の日中韓気象学会合同シンポジウムの記載がないという指摘 に対し,次回は2006年の秋との説明があった.議案7(2005年度収支予算案) に関して収入減対策の詳細について質問があり,郵送方法の見直しや印刷 業者の見直しを行ったこと等が説明された.



  6. 採択


  7. 議事録署名人の指名


  8. 議長解任


  9. 閉会  多田英夫庶務担当常任理事により総会の閉会が宣言された.


     以上の議事録の通り相違ありません.


       平成 17年6月13日

         総会議長  近藤 豊  印  
         出席者代表 松本 淳  印  
         出席者代表 小池 真  印  



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