日 時
2007年5月13日(日)18時40分〜20時25分
会 場
国立オリンピック記念青少年総合センター404会議室(東京都渋谷区)
出席者
新野,藤谷,伊藤,岩崎,隈,近藤(裕),近藤(豊),里村,多田,田中,中 島,板東,藤部,古川,松村,宮原,山崎,湯田,以上18名(理事現在数26名)
欠席者
宇平,高野,津田,中澤,中村,林田,久木,余田,以上8名
その他の出席者
山田(九州支部理事候補者),萩原,鈴木(事務局)
議事に先立ち,新野理事長から,春季大会を担当した東京大学気候システム研 究センターに対して感謝の意が表明された.
議 事
- 理事の補充及び辞任に伴う後任の推薦について
新野理事長から,第9回常任理事会で全国区理事の補充候補者として住明正氏(東京大学)を推薦する提案が承認されたこと,また理事の辞任に伴う各支部からの後任候補者の推薦について説明があり,何れも了承された.合わせて総会で承認を諮る.
- 委員会担当理事の変更について
新野理事の理事長就任を受け,これまで新野理事が担当していた“天気”編集 委員長の後任及び担当変更の影響がある他の委員会の体制について検討した.ま た地方支部理事の交代による担当委員会の引き継ぎについて確認した.なお,最 終的な体制については,総会で新役員が承認された後に新野理事長に調整を一任 することで了承された.
- 第1回評議員会議事録の確認
標記について確認した.
- 2007年度総会について
- (1)総会資料の確認
- 議案1〜8の内容を確認した.板東理事により,議案2(2006年度収支決 算報告)について黒字であったこと,また岩崎理事により,議案6(共同 研究「気象庁データを利用した気象に関する研究」契約の締結)について, 総会承認までの手続き及び総会の意見で修正が必要になった場合の対応等 を確認した.議案6に関連して,共同研究の契約書(案),運営委員会規 程(案)及び気象学会側の運営委員を承認した.
- (2)総会参加票の確認
- 事務局から総会参加票の集計結果が報告された.また総会参加票に添えら れた意見の取り扱いについて検討し,議案説明の際に適宜補足することと した.
- (3)進行の確認
- 総会及び総会に先立って行われる創立125周年記念式典の進行について確 認した.
- 名誉会員推薦委員会の強化について
藤谷理事から,平成20年度の総会で名誉会員の推薦を実現するための委員会強 化案として,新たに古川理事,中島理事及び津田理事を委員に加える提案があり, 了承された.
- 公益法人移行検討ワーキンググループの設置について
藤谷理事から,公益法人への移行に向け,常任理事会の下に理事及び気象庁・ 気象協会関係者から構成する検討ワーキンググループを設置することが報告され た.
- 今後の大会開催の担当機関について
藤部理事(関東地区連絡会)から,2009年度の春季大会を筑波大とその周辺機関 (気象研究所以外)で開催する予定との説明があり,了承された.
- 各支部からの報告
- 北海道支部から,2007年度秋季大会の実行委員会が発足したこと,また大 会シンポジウムのテーマを「雪氷圏から語る気象と気候」とし,5名の講 演予定者から内諾を得たことが報告された.
- 東北支部から,6月15日(金)の支部創立50周年記念特別講演会の講演者 が決定したこと,また2008年度秋季大会の会場を絞り込んでいることが報 告された.
- 中部支部から,2006年度秋季大会について,予算枠を若干超える程度で順 調に運営できた旨の支部総括を行ったことが報告された.また奨励賞候補 者推薦委員会が本年度の推薦をしないとしたことに関し,推薦基準を再考 して欲しいとの提言があった.他の支部からも,支部の推薦者が選に漏れ た場合に次年度以降の推薦者の選定が難しいとの意見があった.これに対 し,近藤(裕)理事から,委員会でも議論になっており,受賞対象となる 調査研究,選考基準,募集要項等について今後検討するとの説明があった.
- 関西支部から,8月7日(火)〜8日(水)に地球温暖化をテーマとする 夏季大学を“キャンパスプラザ京都”で開催すること,また関西気象予報 士会と共催でサイエンスカフェの実施を検討していることが報告された.
- 九州支部からは,6月の支部理事会で今後の活動方針を検討する予定との 報告があった.
- その他
- (1)気象集誌の電子アーカイブ事業について
- 岩崎理事から,気象学会が2部保管している1957年以降の気象集誌のうち,1部 を裁断してアーカイブに使用したいとの説明があり,了承された.作業完 了後に業者により再製本されるので,希望があれば譲渡することとした.
- (2)今年度の気象研究ノートの販売について
- 山崎理事から,気象研究ノートの在庫の販売促進のため,オンラインで申 し込みや支払いができれば便利ではないかとの提案があり,事務局を中心 に検討することとなった.
平成19年6月18日
社団法人日本気象学会議 長 新野 宏
署名人 板東恭子
署名人 多田英夫
2006/7/7 多田(庶務;気象庁予報課)(案)