日 時
2008年11月19日(水)18時45分〜21時00分
会 場
仙台国際センター2階小会議室5
出席者
新野,藤谷,石田,岩崎,近藤(裕),近藤(豊),佐藤,里村,中島,中村, 藤部,伊藤,里田,関田,津田,三上,安成,山崎,余田,以上19名(理事現在 数26名)
欠席者
田中,中本,赤枝,佐々木,住,牧原,山田,以上7名
その他の出席者
大島(大会委員長),青木,安田(大会実行委員),鈴木(事務局)
議 題
議事に先立ち新野理事長より秋季大会を担当した東北支部に対して感謝の意が表 明された.
- 2010年度秋季大会の担当機関について
関西支部が担当することを確認した.
- 2009年度秋季大会の準備状況について
九州支部より会場の予約を行ったこと,準備委員会を立ち上げたことが報告された.
- 第35期評議員会について
評議員会について,検討項目として「公益社団法人における社会貢献のあり方」 が,また6名の評議員候補が案として藤谷理事より示され,いずれも承認された. 評議員候補についてはこれから依頼を行う.なお,候補が辞退された場合につい ては,予備の候補者に依頼することも了承された.
- 公益法人制度改革への対応について
- 支部会計の統合に関して,未検討であった支部交付金の額,期末残高の扱 い,大会賛助金の扱い,「支部活動強化基金」(仮)等の課題について藤 谷理事より案が示され,承認された.今後来年度の支部の独自活動につい て調査を行うことも併せて了承された.席上,支部の予算等について質疑 があった.
- 委員会の活動経費の会計処理について,公益法人会計基準に基づく ように改める案が藤谷理事より示され,承認された.
- 地球惑星科学連合の法人化について
新野理事長より地球惑星科学連合の法人化のスケジュールについて報告があった. 同連合は2008年12月1日に一般社団法人として登記を行い,2009年1月より個人 会員の登録を開始する予定となっている.
- 2009年度奨励賞候補推薦者の増加に向けての対応について
奨励賞候補推薦者を増やしていくために,学会支部に候補者の掘り起こしを促す 等の案が示され,承認された.長期的には規定を見直して気象学の普及活動に貢 献した人も対象とすることを明文化していきたいとの見解も示された.
- 共同利用・共同研究拠点申請に関わる依頼への対応について
大学から共同利用・共同研究拠点の申請に関して気象学会が要請を受けたときの 対応について新野理事長より対処案,特に認定のガイドライン案が示され了承さ れた.認定は常任理事会で行い,最終的には理事会に報告し,了承を得ることと する.
- 2009年度事務局体制について
新野理事長より2009年度の事務局体制について案が示され了承された.
- 各支部からの報告
北海道支部より6月に研究会を行ったこと,また12月に研究会を行う予定である ことが報告された.
2008年度秋季大会を担当した東北支部から,前回東北支部が担当した際には会 場が2ヶ所に分かれていたが,今回は1ヶ所となった.ただし,その分会場費が高 くなったが効率化等によって対処したことが報告された.また,気象講演会を地 方気象台と共催したことが報告された.
中部支部からは8月に公開気象講座を開催したこと,12月に支部研究会を行う 予定であることが報告された.
関西支部からは夏季大学を8月に開催したこと,12月にサイエンスカフェを関 西気象予報士会と共催することが報告された.
九州支部より8月に気象教室を開催したこと,またサイエンスカフェを開催す ることを検討していることが報告された.
- その他
- 日本気象学会中長期目標の作成について
公益法人化に向けて,気象学会としてのビジョンを明確にする必要があることか ら,中長期目標の作成について議論をおこなった.気象学の現状について原案を 持ち常に改定していくことが重要であるという意見,教育・人材育成が緊急のテー マであるとの意見,男女共同参画についても検討すべきであるとの意見などがあっ た.また,これらのテーマについて常に考えていく組織が必要である,との意見 があった.これらについて学術委員会に設けたワーキンググループで検討してい き,3月の理事会で検討することとなった.- 日本・中国・韓国気象学会共催国際会議について
近藤(豊)理事より準備の進捗について報告があった.また,研究者に直接メー ルを送付して参加を呼びかけることにしたとの報告があった.
平成20年12月15日
社団法人日本気象学会議 長 新野 宏
署名人 藤谷徳之助
署名人 石田 純一