2004年度春季大会の専門分科会の実施方式とコンビーナー募集
1.2004年度春季大会の専門分科会の実施方式
2004年度春季大会の専門分科会については,これまでと同じように下記の要領で実施される予定です。
(1)2回に分けてそれぞれ数件ずつ開催する(期日は未定,時間は3時間程度の予定)。分科会の運営はコンビーナーに委ねることにし,コンビーナーは公募する。分科会には申し込まれた講演の採否はコンビーナーの判断による(不採用の場合は,申込者の希望に応じてポスターへの振り替えあるいはキャンセルになる)。コンビーナーのアレンジによる招待講演も可能,招待講演のみの分科会も認める。
(2)分科会の数は一日2-3件を基本に考えるが、申込が多かった場合は,「同一会場での一日に2件の開催」,「類似テーマのものとの共同開催」,「大会会場外の会場の利用」等の調整を行う予定である。
今後のスケジュールは以下のように予定しています。
10月22日(水): 分科会のテーマとコンビーナーの募集締切(詳細は下記)
12月末: 大会告示(「天気」12月号に掲載)
2月上旬: 講演申込締切
2月中旬: プログラム編成
補足:
・会期は2004年5月16〜19日(予定),会場は気象庁・学術総合センター・学士会館の予定です。
2.分科会のコンビーナー募集
上記の実施方式に基づき,2004年度春季大会における分科会のテーマとコンビーナーを募集します。コンビーナーには,分科会の企画から実施まで全般にわたる世話を担当して頂きます。主な役割としては,
・テーマの立案,応募
・講演申込の受付,プログラムの作成(招待講演の設定,講演持ち時間の配分,座長の手配等を含む)
・大会当日の分科会の運営
・大会終了後の報告原稿作成(感想および400〜800字のレポート)
があります。これらを円滑に進めるため,コンビーナーは分科会ごとに複数の方をお願いします。またプログラム編成期(2004年2〜3月)には,講演企画委員会と常時連絡がとれるようにして下さい。
応募に当たっては,以下の点に留意して下さい。
(1)テーマは「メソ」「気候」のような漠然としたものではなく,実質的な議論を深めるという分科会の目的に沿うよう,テーマを絞り明確なコンセプトを持つものにして下さい。なお,テーマは講演企画委員会が適宜調整し,理事会での承認を受けるものとします。
(2)大会方式についてのアンケートなどでは「分科会の性格を明確にしてほしい」という要望があります。「最先端の話題について議論を深める」という性格の分科会の他に「啓蒙的な性格で、主に情報提供を目的とする」分科会もあって良いですが、いずれにせよ「趣旨説明」の中で分科会の目指す方向を明確にしていただくようお願いします。
(3)分科会の割り当て時間は3時間程度です。講演持ち時間はコンビーナーの判断に任せますが,1件当たり15分程度は確保して下さい。また、分科会が単なる「時間の長い口頭発表セッション」に終わることのないよう,議論の時間を充分に確保して下さい。
(4)招待講演も歓迎します。その内容は必ずしもoriginal paperである必要はありません。招待講演者がすでに決まっている場合にはこれを「趣旨説明」に書くなど,申込者への情報提供を図って下さい。
(5)分科会会場の収容人数はそれぞれ100〜200人の予定です。
申込方法
以下の事項を明記して郵便で申し込んで下さい。
1.分科会のテーマ
2.分科会の趣旨説明(200〜400字)
3.コンビーナーの氏名・所属および代表者1〜2名の連絡先(電話・Faxおよびe-mail)
4.分科会に講演を申し込む場合の郵送先
上記は「天気」12月号に掲載されます。要望があれば電話,Fax,e-mailも掲載します。
申込先: 〒305-0052 茨城県つくば市長峰1-1
気象研究所予報研究部
講演企画委員会(永戸久喜)
申込期限: 2003年10月22日(水)必着