オゾン研究連絡会

日時:
2017-05-25 @ 6:00 PM – 8:00 PM
2017-05-25T18:00:00+09:00
2017-05-25T20:00:00+09:00
場所:
309 会議室(センター棟 3F)(大会 B 会場)

日時:2017 年 5 月 25 日(木)(大会第 1 日) 18:00~20:00

場所:309 会議室(センター棟 3F)(大会 B 会場)

テーマ:「航空機観測キャンペーンについて」

内容:近年,東アジアにおける大気質を対象とした航空機

観測キャンペーンが活発に行われている.Korea-United States Air Quality Study (KORUS-AQ) 2016 キャンペーン は NASA と韓国が共同で 2016 年 4-6 月に実施した航空 機観測キャンペーンである.主に韓国周辺の上空での観 測であったが,DC-8 機は佐賀や福江の上空にも飛来し た.現在,地上・衛星観測やモデルシミュレーションと 合わせたデータ解析が進行中である.2020 年頃には再度 航空機観測計画が進行中であるが,内容はまだ未確定で, 今後の参加も可能な段階にある.一方,2018 年 4 月ごろ にはドイツの観測専用機 HALO を用いた観測キャン ペ ー ン Effect of Megacities on the Transport and Transformation of Pollutants on the Regional to Global Scales(EMeRGe)-Asia が予定されており,台湾をベース に,日本や東南アジアの上空を観測ターゲットとしてい る.その他に計画中のキャンペーンも含め,海外からは 日本からの参加者を求めている.今回の研究会では,こ れらの航空機観測や今後の計画について情報提供を行 うと共に,日本の貢献がみえるべく,オールジャパン体 制での参加を意識した対応について議論することを目 的として企画した.また併せて,昨年 9 月にエディンバ ラにて開催された国際オゾンシンポジウムの参加者か ら,最新のオゾン研究関連の情報を提供いただく予定で ある.

講演者:
「KORUS-AQ について」宮崎和幸 (海洋研究開発機構) 40 分

「EMeRGe について」金谷有剛 (海洋研究開発機構) 40分

「まとめと討論」司会 林田佐智子 (奈良女子大学) 20 分

「国際オゾンシンポジウム報告」中島英彰 (国立環境研究所) 20 分

世話人:林田佐智子(奈良女子大学), 笠井康子(情報通信研究機構), 金谷有剛(海洋研究開発機構),高島久洋(福岡大学),宮崎和幸(海洋研究開発機 ) 連絡先:林田佐智子(奈良女子大学)