第53回夏季大学

日時:
2019-08-03 – 2019-08-04 終日
2019-08-03T00:00:00+09:00
2019-08-05T00:00:00+09:00
場所:
気象庁講堂
東京都千代田区大手町1-3-4
参加費:
5000円(学生:3000円)
お問い合わせ:

今回の夏季大学のテーマは「降雪・積雪予測と雪氷防災の最前線」です。平成30年2月の北陸地方平野部を中心とした大雪や平成26年2月の関東甲信・東北・北海道地方での大雪・暴風雪等、広範囲に甚大な被害を及ぼす雪害が近年相次いでいます。一方で、気象学に加えて雪氷学分野の研究の発展により、雪崩等の雪氷災害対策への取り組みも推進されています。このような背景から、今回の夏季大学では「雪」をキーワードとして、近年の最先端の研究による科学的知見や降雪・積雪予測を基にした雪氷防災に関する幅広い内容について、専門家の皆様から講義を行っていただく企画にしました。

■ 8月3日(土)
10:30~10:35 開講挨拶
10:35~10:50 講師と夏季大学の概要紹介
10:50~12:00 雪に関する防災気象情報の改善  土井内則夫(気象庁)
13:00~13:50 吹雪災害と吹雪への備え  丹治和博(日本気象協会)
14:00~14:50 雪国の防災とまちづくり  上村靖司(長岡技術科学大学)

■ 8月4日(日)
10:00~10:50 地球温暖化で変わる日本の雪  川瀬宏明(気象庁気象研究所)
11:00~11:50 日本各地に大雪をもたらす大気循環場の特徴  本田明治(新潟大学)
13:00~13:50 雪崩発生のメカニズムと予測の試み  中村一樹(防災科学技術研究所)
14:00~14:50 学習到達度試験(クイズ形式)  南利幸(気象予報士)
14:50~14:55 閉講挨拶