日 時:2019年5月14日(火)13:30~17:00
場 所:気象庁講堂(東京都千代田区大手町1-3-4)
テーマ:「線状降水帯・台風予報の精度向上に向けて取り組むべき課題」
コンビーナー:加藤輝之(気象大)、伊藤耕介(琉球大学)、石田純一(気象庁数値予報)
内 容:
交通政策審議会気象分科会において、「2030年の科学技術を見据えた気象業務のあり方 ~ 災害が激甚化する国土、変革する社会において国民とともに前進する気象業務 ~」が2018年8月に提言としてとりまとめられました。 その中で、根幹である観測・予測技術の更なる高度化・精度向上(技術開発)が重点的に取り組むべき分野とされ、「半日前からの早め早めの防災対応等に直結する予測精度の向上」及び「数日前からの大規模災害に備えた広域避難に資する台風・集中豪雨などの予測精度向上」が具体的な目標として取り上げられています。そこで、その精度向上に必須である線状降水帯及び台風の予報精度向上に向けて取り組むべき課題を明確にし、議論することを今回のメソ気象研究会、台風研究連絡会、観測システム・予測可能性研究連絡会及び気象庁数値モデル研究会との共催テーマとして取り上げることにしました。
プログラム:
13:30-13:40 開会挨拶・趣旨説明
13:40-14:10「線状降水帯と集中豪雨について」加藤輝之(気象大)
14:10-14:40「第2期SIP課題「国家レジリエンスの強化」にむけた線状降水帯に関する包括的観測実験および予測手法開発プロジェクトの紹介」清水慎吾(防災科研)
14:40-15:10「線状降水帯予測における数値予報の課題」氏家将志(気象庁数値予報)
休憩
15:30-16:00「台風進路予測に残された課題」榎本剛(京大)
16:00-16:30「台風強度予報の改善に向けて取り組むべき研究課題」嶋田宇大(気象研)
16:30-17:00「台風進路予報における数値予報の課題」米原仁(気象庁数値予報)
17:00-17:30 総合討論
世話人:坪木和久(名大宇地研),加藤輝之(気象大),小倉義光(東大大気海洋研)
連絡先:加藤輝之(気象大)
注意事項:講堂でのご飲食はご遠慮ください.トイレは1Fをご利用ください(名札を提示されるとゲートを通してもらえます).