第7回地球研東京セミナー 「人が空を見上げるとき-文化としての自然」

日時:
2016-01-29 @ 1:30 PM – 4:30 PM
2016-01-29T13:30:00+09:00
2016-01-29T16:30:00+09:00
場所:
有楽町朝日ホール
お問い合わせ:
総合地球環境学研究所 連携推進室 広報係
075-707-2128

地球研の成果と今後のさらなる進展について、国内の研究者コミュニティや一般の方に理解と協力を呼びかけていくため、東京でのセミナーを開催しています。第7回となる今回は、有楽町朝日ホールにて下記のとおり開催いたします。 ※詳細はこちらをご覧ください。
http://www.chikyu.ac.jp/publicity/events/etc/2016/0129.html
【日 時】2016年1月29日(金)13:30~16:30(13:00開場)
【会 場】有楽町朝日ホール
     http://www.asahi-hall.jp/yurakucho/access/index.html
【主 催】総合地球環境学研究所
【後 援】朝日新聞社、国立国語研究所
【テーマ】「人が空を見上げるとき 文化としての自然」
【概 要】
かつては身近だった自然。その自然と、人は次第に遠くなってきた。物理的な距離ではなく、関係性のことだ。都会の仕事場で多くの時間を過ごし、あえて意図しなければ自然と触れあえない。このまえ野の花を手にとり仔細にながめたのはいつだったか。あるいは、空を見上げて雲の動きをながめたのはいつだったろうか。
人と自然の関係は文化に内包されている。自然と人とが離れてしまったことが環境問題のはじまり。地球研が、環境問題の根底に文化の問題があると考えているのは、人と自然の関係を問い直さなければならないと考えているからだ。環境問題への関心の高まりから、自然について考える機会は多くなった一方、自然を身近に感じることは少なくなった。
本セミナーでは、天体・気候・気象と人とのかかわりを取り上げわれわれ人間の歴史や文化を振り返り、文化を再び自然に、自然を再び文化に取り戻すにはどうしたらよいか考えていきたい。 

【プログラム】
13:30~13:35 開会挨拶:窪田 順平(総合地球環境学研究所 副所長)
13:35~13:50 趣旨説明:阿部 健一(総合地球環境学研究所 教授)
13:50~14:20 講 演①:後藤 明(南山大学 教授)  
          「夜空の景観学―人は星を見て何を思ってきたのか」   
14:20~14:50 講 演②:鎌谷かおる(総合地球環境学研究所 プロジェクト研究員)
          「空を読む人々―江戸時代の日記に見る「空」へのまなざし」
14:50~15:20 講 演③:大西拓一郎(国立国語研究所 教授)
          「太陽と語るひとびと―庄川流域の敬語から考える―」
15:20~15:40 ~休 憩~
15:40~16:30 パネルディスカッション
(司会)石山俊(総合地球環境学研究所 プロジェクト研究員)
(パネリスト)窪田 順平・後藤 明・鎌谷 かおる・大西 拓一郎・
檜山 哲哉(名古屋大学宇宙地球環境研究所 教授)

【聴 講】無料(どなたでも聴講できます)
【定 員】500名(お申込み先着)
【お申込み方法】
はがき・FAX・e-mailのいずれかで①郵便番号・住所、②氏名(ふりがな)、③電話番号、④FAX番号またはe-mailアドレスを明記し、下記までお申込みください。
2016年1月26日(火)必着
はがき:〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457-4
総合地球環境学研究所 連携推進室 広報係「地球研東京セミナー」係
FAX:075-707-2510
e-mail:moshikomi〔@〕chikyu.ac.jp
(お申込み時には「地球研東京セミナー」と明記してください。)
※この申込みを通じて得た個人情報は、連絡業務のみに使用いたします。

【問い合わせ先】
総合地球環境学研究所 連携推進室 広報係
Tel: 075-707-2128
平日の8:30~17:00にお問い合わせください。
2015年は12月28日まで、2016年は1月4日から対応しております。